RBB Today 速報
2005/02/24 19:34 更新


東大とソウル中央大、オンラインゲームの教育効果を共同で検証。世界初の試み


 東京大学と韓国ソウル中央大学の研究グループが、オンラインゲームの教育効果の科学的検証を目的とした共同研究を実施すると発表した。スタンドアロンのゲームでの研究はこれまでもあったが、オンラインゲームについて効果を見るのは世界初になるという。

 研究グループは、日本側が東京大学大学院情報学環の馬場章助教授を、韓国側がソウル中央大学 経営戦略学科の魏晶玄(ウィ・ジョンヒン)助教授をそれぞれリーダーとして、教育工学や心理学など幅広い分野の研究者によって構成される。実験研究手法とパネル研究手法をあわせて使用することで、オンラインゲームの教育効果を科学的に測定する。

 具体的には、歴史もののMMORPG(多人数オンラインRPG)を教育現場(高校)で使用し、歴史教育への効用を測定・検証する。現在候補となっているタイトルは、コーエーの戦国オンラインRPG「信長の野望Online 飛龍の章」。被験者となる生徒は単にゲームを遊ぶのではなく、接続時間やゲーム内で行うことなど、管理されたかたちでゲームに参加することになる。

 韓国では、魏助教授によって経済・経営教育をテーマとしたパイロットテスト(対象:大学生)がおこなわれ、オンラインRPGを利用する方がより高い教育効果がある、という実験結果が得られているという。

 今回の共同研究について馬場助教授は、ゲームについてはマイナス面の影響ばかりがクローズアップされているが、この共同研究を通じて、プラス面の影響があることも示したいとしている。

 馬場章助教授および魏晶玄助教授は、2月28日より開催される「アジアオンラインゲームカンファレンス2005( AOGC 2005)」でオンラインゲームに関する講演をおこなう予定。

[記事提供:RBB TODAY]


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