「Def Jam FIGHT FOR NY」本日発売レビュー(1/2 ページ)

最近、静かな格闘ゲームに一石を投じそうなのが、この「Def Jam FIGHT FOR NY」。ニューヨークの裏世界を舞台に、「とんでもないセリフ」と「とんでもない技」の応酬が楽しめる。

» 2005年02月24日 21時41分 公開
[宍戸晃男,ITmedia]

アーケードでは人気でも、家庭用ゲーム機では静かな格闘ゲーム

 アーケードでは、今でも格闘ゲームが花盛りだ。最近では、ネットを利用して対戦成績を表示したり、各自が持っているカードに戦績を記録するなど、今までにない新たな試みがどんどん取り入れられている。また、見ず知らずの相手と気軽に戦える楽しさや、強敵に勝ったときの喜びなど、得られるものも数多い。

 しかし、ゲームセンターから家庭用ゲーム機に視点を移してみると、格闘ゲームがほとんど見られない。1人で遊ぶ格ゲーは、イマイチ燃えないというのが要因だろう。そこで登場するのが、今回の「Def Jam FIGHT FOR NY」だ。

基本システムは、思った以上に簡単

 日本で格闘ゲームといえば、「ストII」などに代表される2Dものか、「鉄拳」や「バーチャファイター」などの3Dものと、相場が決まっている。どちらも各キャラごとにフォームや必殺技が設定されていて、プレイヤーはキャラを選択し技を駆使して戦うことになる。しかし、本作では最初にキャラを作り、「ストリートファイト」「レスリング」「マーシャルアーツ」「キックボクシング」「サブミッション」と、5つあるファイトスタイルから一つを選んで戦場へ赴く。戦いの舞台は、暴力が渦巻く都市・ニューヨークだ。

通常は、1対1での戦いになる。操作方法は、どちらかというとバーチャファイターに近い感覚だ

 基本的な操作は、△ボタンのパンチと□ボタンのキック、×ボタンのつかみとなっていて、L1ボタンを押しながらで強攻撃が出せるようになっている。ガードはR1ボタンに割り当てられているので、操作体系はどちらかというとバーチャファイター系に近いかもしれない。

 他にブレイジング・ゲージというものが用意されていて、攻撃を繰り返してゲージがMAXになったとき、右スティックを倒せばブレイジング・モードを発動させられる。この状態で敵をつかんで再び右スティックを倒すと、「Blazin' Move(スペシャル・アタック)」で大ダメージを与えられるのだ。

ブレイジング・ゲージがMAXになると、必殺技を発動できる。その威力は絶大で、実際にやられたら生きてはいられないものばかり

 プレイヤーはこれらの技を駆使して、対立するギャングたちと戦い、叩き潰し、地下世界でのし上がっていくのが目的となる。

まさに、何でもアリの格闘ゲーム

       1|2 次のページへ

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

昨日の総合アクセスTOP10
先週の総合アクセスTOP10
  1. 親が「絶対たぬき」「賭けてもいい」と言い張る動物を、保護して育ててみた結果…… 驚愕の正体が230万表示「こんなん噴くわ!」
  2. フワちゃん、収録中に見えてはいけない“部位”が映る まさかの露出に「拡大しちゃったじゃん」「またか」の声
  3. 「これは悲劇」 ヤマザキ“春のパンまつり”シールを集めていたはずなのに…… 途中で気づいたまさかの現実
  4. 「ふざけんな」 宿泊施設に「キャンセル料金を払わなくする方法」が物議 宿泊施設「大目に見てきたが厳格化する」
  5. 田代まさしの息子・タツヤ、母の逝去を報告 「あんなに悲しむ父親の姿を見たのは初めて」
  6. 「遺体の写真晒すのはさすがに」「不愉快」 坂間叶夢さんの葬儀に際して“不適切”写真を投稿で物議
  7. 大友康平、伊集院静さんの“お別れ会”で「“平服でお越しください”とあったので……」 服装が浮きまくる事態に
  8. 妊娠中に捨てられていた大型犬を保護 救われた尊い命に安堵と憤りの声「絶対に許せません」「親子ともに助かって良かった」
  9. 極寒トイレが100均アイテムで“裸足で歩ける暖かさ”に 今すぐマネできるDIYに「これは盲点」「簡単に掃除が出来る」
  10. 「奥さん目をしっかり見て挨拶してる」「品を感じる」 大谷翔平&真美子さんのオフ写真集、球団関係者が公開
先月の総合アクセスTOP10
  1. 釣れたキジハタを1年飼ってみると…… 飼い主も驚きの姿に「もはや、魚じゃない」「もう家族やね」と反響
  2. パーカーをガバッとまくり上げて…… 女性インフルエンサー、台湾でボディーライン晒す 上半身露出で物議 「羞恥心どこに置いてきたん?」
  3. “TikTokはエロの宝庫だ” 女性インフルエンサー、水着姿晒した雑誌表紙に苦言 「なんですか? これ?」
  4. 1歳妹を溺愛する18歳兄、しかし妹のひと言に表情が一変「ちがうなぁ!?」 ママも笑っちゃうオチに「かわいいし天才笑」「何度も見ちゃう」
  5. 8歳兄が0歳赤ちゃんを寝かしつけ→2年後の現在は…… 尊く涙が出そうな光景に「可愛すぎる兄妹」「本当に優しい」
  6. 1人遊びに夢中な0歳赤ちゃん、ママの視線に気付いた瞬間…… 100点満点のリアクションにキュン「かわいすぎて鼻血出そう!」
  7. 67歳マダムの「ユニクロ・緑のヒートテック重ね着術」に「色の合わせ方が神すぎる」と称賛 センス抜群の着こなしが参考になる
  8. “双子モデル”りんか&あんな、成長した姿に驚きの声 近影に「こんなにおっきくなって」「ちょっと見ないうちに」
  9. 犬が同じ場所で2年間、トイレをし続けた結果…… 笑っちゃうほど様変わりした光景が379万表示「そこだけボッ!ってw」
  10. 新幹線で「高級ウイスキー」を注文→“予想外のサイズ”に仰天 「むしろすげえ」「家に飾りたい」