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2005/03/19 00:00 更新


「killer7」世界背景や新たな敵を公開 (1/2)

特徴のあるグラフィックで語られるハードボイルドなアクションアドベンチャーである本作。その物語を盛り上げる登場人物と世界背景が明らかになったのでお届けする。

 カプコンが2005年夏に発売を予定している、ハードボイルドテイストのアクションアドベンチャー「killer7」。プレイヤーは7つの人格を持つ殺し屋である主人公「ハーマン・スミス(キラー7)」となり、7人の人格を交代させながら、それぞれの人格が持つ銃器や特殊能力を駆使し、国家転覆を狙う神の手を持つ男「クン・ラン」と対決していくというタイトルだ。

 本作は全6話のオムニバス構成で、1話目が「天使」、2話目が「落日」、3話目が「雲男」というシナリオになっていることがこれまで明らかになっていた。

 なお、世界観を盛り上げる美麗なアニメーションは、シナリオごとに担当スタジオが違うのも特徴。「雲男」ではUNIT9が担当しているが、「落日」では「機動戦艦ナデシコ」や「蒼穹のファフナー」などで有名なアニメーションスタジオXEBECが製作を担当している。

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XEBEC製作のアニメーション。シナリオ「落日」にて挿入される


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「花火」が自由の女神を美しく照らし出す


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調印式らしい風景だが、怪しげな人物が……


複雑な対立関係に彩られた世界背景

 では、本作における勢力図を公開しよう。まずは、主人公キラー7も所属する合衆国政府党(民産党)。こちらにはトップに合衆国大統領がいるほか、政府からの殺人の依頼をキラー7へと持ちかけてくる情報屋ミルズ、そして合衆国政府の外交員であるジェファーズとダッドリーといった主要人物がいる。

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情報屋ミルズ。実は、合衆国大統領が身を置く民産党の犬だという


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民産党に所属するジェファーズ。日本の命運を握る日合最終会談でのシーンでの一幕


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ジェファーズと共に日合最終会談に臨むダッドリー


 その政府党と対立関係にあるのが、合衆国野党。政府党の勢力が及んでいない移民局などを管理しているが、この移民局には「移民の子供たちをヘヴンスマイル『笑う顔』の材料として(クン・ランのいる)『東の大国』に供給しているのではないか」という黒い噂が絶えない組織だ。

 日本側の勢力も紹介。合衆国政府党と友好関係にあるのが自民会(第二政党野党)。かつては日本の政治を掌握していた一大政党で、ミサイル攻撃による日本滅亡を防ぐため、合衆国との交渉に奔走していた(2話「落日」にて日本にミサイルが打ち込まれる)。

 こちらに所属しているのは合衆国内で、日系コミュニティの動向に精通しているという情報屋ヒロ・カサイ。そして合衆国政府党のジェファーズとダッドリーと交渉を行っているオオタとクラモトだ。

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日系人コミュニティに精通しているヒロ・カサイ。彼はかつて日本の政権を握っていた自民会に属する


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自民会のオオタ。日本滅亡を免れるため、日合最終会談に臨む


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オオタとともに日合最終会談に立ち会うクラモト


 対して合衆国野党と組むのが、世界各国に組合員が存在しており、日本の財界にも多大な影響力を持つ国連会(日本政府党)。こちらには世界の仕組みを変える事が出来るとも言われているテキスト「八雲当事内閣政策論」を策定しながらも、権力闘争に敗れ合衆国へと渡ったトオル・フクシマがいる。

 八雲当事内閣政策論は、過去に日本の「7人会」と呼ばれる政治結社が製作した政策論。後に紹介するウルメイダは、このテキストの一部を入手したことで、砂漠の寂れた町を世界的企業に仕立て上げることに成功している。この「八雲」を巡って、各国勢力が抗争を繰り広げているとも言えるだろう。

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日本の政府党である「国連会」に属するトオル・フクシマ


 また国連会には、若手政治家で日本滅亡を防げなかったことを責められ、自害を要求されるも、クン・ランに触れ何かが目覚めたケンジロウ・マツオカ(マツケン)。国連会の古株であり、マツケンに自害を要求したアキバとクラハシなどが登場する。

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同じく「国連会」に属するマツケン。日本滅亡を回避できなかった責任を取るべく、自害を迫られる


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「国連会」古参の幹部、シンヤ・アキバ


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アキバと同じく、古参の幹部であるヒロヤス・クラハシ


 ちなみに、合衆国にも日本にも所属しない勢力も存在する。シナリオ「落日」で、国際倫理機関と呼ばれる組織が送り込み、日合最終会談を阻止しようとした国際A級諜報員や、偶然手に入れた「八雲」の断片を参考に、巨大企業「ファーストライフ」を興したアンドレイ・ウルメイダ。

 そして神の手の力によりヘヴンスマイルを生産し、合衆国の沈没を目論むクン・ランがこれに当たる。彼らがどの組織に味方し、そして敵対していくのかにも注目だ。

 表向きは世界平和を手にした国際社会。だが、「落日」における日本へのミサイル発射事件や、これまでに明記した対立関係を見る限り、水面下ではさまざまな抗争が繰り広げられているのは間違いないだろう。

行く手を阻む、難攻不落の強敵

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