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2005/03/22 14:26 更新


EA、開発キット「レンダーウェア」を世界中の学校に無償提供


 エレクトロニック・アーツ(以下、EA)とクライテリオン・ソフトウェア(以下、クライテリオン)は、インタラクティブ・エンタテインメントの発展を教育的観点から推進するために行っている長期的な投資の一環として、クライテリオンの開発キット「レンダーウェア」の特別版を日本を含む全世界の学校に無償提供することを発表した。

 「レンダーウェア」は、2004年夏にEA傘下となったクライテリオンが開発し、PC/PS2/GC/Xbox、はては次世代機を含めたゲームソフト開発ツールとして活用されている。現在、クライテリオンはリアルタイムに制作状況が把握でき、チーム全体でデータを共有・修正を可能とした「レンダーウェア・スタジオ」という、「レンダーウェア・プラットフォーム」をベースにした開発環境を推奨している。「レンダーウェア」は、すでに500以上のゲームソフト開発に活用されており、現在もっとも普及している開発ツールとして幅広く活用されている。

 今回のプログラム発表に対してEAのバイスプレジデント、スティーブ・シーボルト氏は「このプログラムは、ゲームのグラフィックスやデザインの授業を更に充実させたいと考えている学術機関を対象に、幅広く適用されるものです。今、世界中の学術機関が、インタラクティブ・エンタテインメントでキャリアを築こうと夢見る若者たちの育成を推進しています。このツールが提供されることで、これらの学校の生徒や教師たちは、トップレベルのデザイナーや大手ゲーム会社と同様のゲーム開発プラットフォームを使い、世界最高水準のゲーム開発を体験することができるようになるのです。EAでは、私たちの持つ最も重要な開発ツールを提供することによって、これからこの業界を志す若者たちにゲーム開発に関する知識と熱意を高めて欲しいと考えています」と述べている。

 この無償提供プログラムへの応募条件は、その地域の正式認可を受けて運営している学術機関で、ゲームソフトのグラフィックスやデザインに関する授業への「レンダーウェア」導入を希望していること。

 その条件さえ満たしていれば、世界中どこからでもEAの事務局に電子メールを送ることで応募が可能とのこと。電子メール(英語)には、「レンダーウェア」を希望する学校の概要と「レンダーウェア」の使用用途の記載が必要だ。宛て先はこちら

 今回の無償提供プログラム以外にもEAは、インターンシップ制度の導入や大学キャンパスでの講義の実施、南カリフォルニア大学での「EAインタラクティブ・エンタテインメント・プログラム」設立など、ゲーム業界の活性化を推し進めている。

[ITmedia]

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