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2005/07/20 17:30 更新


PSPと連携――H.264リアルタイム録画可能なメディアレコーダー「PvrAlex」

フジワークはH.264/MPEG-4 AVCのリアルタイムエンコード機能を備えたメディアレコーダー「PvrAlex」を発売する。メモリースティックデュオへの録画が可能で、PSPなどでTV番組を楽しめる。

 フジワークは7月20日、H.264/MPEG-4 AVCのリアルタイムエンコード機能を備えたメディアレコーダー「PvrAlex」を9月より販売すると発表した。価格はオープンだが、実売価格は「標準的なDVD/HDDレコーダーとほぼ同程度かそれ以下」(同社)となる見込み。

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PvrAlex

 新製品は内蔵した地上アナログチューナーで受信した放送、または外部入力されたソースに対してH.264/MPEG-4のエンコードを施し、メモリースティックPROデュオ/デュオもしくは別売される外付けHDDへ記録するメディアレコーダー。記録可能なDVDドライブやHDDは内蔵していない。

 ソニーからメモリースティックビデオフォーマット(MSVF)のライセンスを取得しており、メモリースティックへ書き出した映像はMSVFに対応した携帯ゲーム機(PSP)や携帯電話などで視聴できる。書き出し時の解像度は家庭用テレビなどでの視聴に用いるSDTV(525i)か、PSPなどでの視聴に用いるQVGA(320×240ピクセル)が選択できる。

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正面中央にはメモリースティックデュオのスロット

 ビットレートはHQ(3Mbps)/SP(2Mbps)/LP(1Mbps)/EP(768kbps)/CS(カスタム)の5種類が選択可能で、添付される256MバイトのメモリースティックPRO デュオの場合、最長で約61分の録画ができる。エンコードについては専用LSIによるハードウェアエンコーディングとなっており、リアルタイムでのエンコードを可能にしている。

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エンコードを行うカスタムLSI

 地上アナログチューナーはEPGを搭載しておらず、タイマーのみでの録画となるが、USBを利用してPCと接続することで、PC上のEPGソフトと連動させる機能を搭載する(対応EPGソフトなど詳細は未定)。そのほか、3次元Y/C分離/ゴーストリダクション、白ピーク補正、輪郭補正、アンチブロックノイズフィルターなどの画質補正機能も搭載する。

 映像入出力端子はD1/Sビデオ/コンポジット、音声入出力端子はRCAピンコネクタを備える。外部からの入力についてはコピーガード検出機能を備えており、市販のDVDビデオやコピーワンス信号が乗せられている地上デジタル放送をメモリースティックへ書き出すことはできない。本体サイズは280(幅)×45(高さ)×220(厚さ)ミリ、約1.4キロ。

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背面のインタフェース。USBに接続できる外付けHDDも販売される予定

 新製品の発表と同時に、新製品を手がけた同社テクニカ事業部の新ブランド「Sophialex」も発表され、PvrAlexのロードマップも公開された。ロードマップによれば、2006年のドイツワールドカップ開催時にはMPEG-2の放送をH.264/MPEG-4 AVCにトランスコードできる製品を、2008年の北京オリンピック開発時にはハイビジョンに完全対応した製品を投入していく計画だ。

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開発ロードマップ

 なお、「PvrAlex」は9月16日から行われる東京ゲームシヨウ 2005(幕張メッセ)と10月4日から行われるCEATEC JAPAN 2005(同)に展示される。

[渡邊宏,ITmedia]

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