レビュー
2005/07/21 01:20 更新


パッドでプレイしたっていいじゃない――「ポップンミュージック11」を遊ぶ (2/2)


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今回のシークレットは、世界旅行で集める!

 毎回、さまざまな工夫を凝らして作られている、シークレット曲の探索イベント。前作ではルーレットだったが、今回はミミとニャミが世界中を駆け巡り、シークレットを探してくれる。そのためにはまず、曲をプレイしてマイルをためる必要があるのだ。ある程度ストックできたら、それを消費して旅先を選択しよう。中には、地球を飛び越えた宇宙なんて場所もある。

 その後、数曲プレイするごとにミミとニャミが旅先からメールを送ってきて、状況を報告してくれる。これを何度か繰り返すと、シークレットが1つ入手できるという仕組みだ。

 回数を重ねれば、必ずすべてのシークレットが手に入るので、何度もプレイしてミミとニャミに世界中を旅してもらおう。

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地球上のハズなのに、なぜか宇宙まで。宇宙へ旅立つには、たくさんのマイルが必要。頑張ってためよう。

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メールの内容は、旅先によって変化する。ちゃんと読めば、次にゲットできるシークレットが分かる……かも

5ボタンは誰もが簡単に遊べるけれど、9ボタンは相当な練習が必用

 実は筆者は、一年半前までポップンをまったくプレイしたことがなかった。そんな人間でも、5ボタンはある程度プレイすれば、すぐにマスターできるほど簡単なのが嬉しい。これなら、興味はあるけれどちょっと……と思っていた人にも、安心して勧められる。

 ただし、パッドのボタン配置を覚えていないと、最初は難しく感じるかもしれない。だが、その一線さえ越えてしまえば、それまでの苦労が嘘のように華麗にプレイできる。前述したとおり、5ボタンは方向キーと○△□しか使わないので、ある程度PSのゲームをプレイし慣れている人ならば、体がキー配置を覚えているはず。そんな人に向けた、まさに初心者のための仕様といえるだろう。これでクリアできるようになれば、それだけでもある程度はポップンを楽しめる。

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5ボタンは、本当に簡単。ポップンなんて一生ムリだと思っていたのに、あっさりプレイできるようになっていた

 ところが、そこから9ボタンへの移行は、なかなかスムースにはいかない。原因は、通常のゲームではあまり多用されない、L1、L2、R1、R2ボタンを積極的に使うからだろう。

 慣れないボタンだけに指もついてこないため、かなり気合いを入れて練習する必要がある。しかし、それも好きな曲さえ見つかれば、あまりつらさを感じることなくチャレンジできるはずだ。ポイントは、いかにして聞きたい&クリアしたい曲を見つけるか、この一言に尽きるのではないだろうか。今回は、一番のお気に入り曲がシークレットにあったので、それが出現するまで気合いの入り具合が悪かったが(笑)。

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9ボタンは、なかなか慣れなかった。しばらくは、レベル8の曲ですらクリアできなかったほど。ちなみに、始めてクリアした9ボタン曲は、ポップン9のTEARS。この曲が無かったら、今でも9ボタンはダメだったかも

 惜しいのは、7ボタンが用意されていない点。ボタン数に合わせた譜面を作るのが大変なのは分かるので、9ボタンの譜面を7ボタンに流用して、L2R2ボタンの部分は自動で入力されるような仕様にするなど、何とかして実現してほしいところだ。

 7ボタンが選べるようになれば、段階的に腕を磨くことができるようになるので、9ボタンを挫折する人も少なくなると思うのだが? 今はパッドでプレイしているが、9ボタンはレベルが26を超えると現時点ではクリア不能。パッドプレイヤーのためにも7ボタンがあると嬉しいのだが……。

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7ボタンならば、L2R2を押さなくて済むので、このレベルもクリアできそうだ

隠れた名曲が多数収録されているが、最大の魅力

 ポップンをプレイする人は、その大部分が“難しい譜面に挑戦してクリアする”ことを楽しみにしていると、個人的には思っている。しかし筆者は、CDショップでは販売されないような、隠れた名曲を聴くためにプレイしている、と言い切ってしまってもいいかもしれない。

 ポップンというソフトは、見方を変えれば「数多くの曲が入った音楽DVD」とも表現できると考えているからだ。事実、本作をプレイしたことで数多くのアーティストを知ることができたし、その人たちのHPを探し、アップされている曲を聴いたりもした。いわば、ポップンが巡り合わせてくれた、素敵な出会いだ。そういう意味では他の音ゲーと違い、いわゆるライセンス曲が少なくオリジナル曲が多いというのは大いに歓迎したいし、今後ともこの方向で進んでほしいものだ。

 ただ、ポップン9で採用されていたロング曲がないのは、非常に寂しい限り。確かに、周囲でプレイしていた人の中には、「ロング曲なんて長くてだらけるだけ」という意見も聞かれた。しかし、曲を堪能する方面に重点を置きながら譜面をこなす筆者としては、全曲ロングバージョンにしてもらってもいいほど(笑)。ぜひとも次回作ではHDDに対応して、これまでに発売されたシリーズの曲すべてを、アーケード版のように選べる仕様にしてほしいと、切に願ってやまない。

ポップンミュージック11
対応機種プレイステーション 2
メーカーコナミ
ジャンル音楽シミュレーションゲーム
発売日7月21日発売予定
価格7329円(税込)
(C)1998 2005 KONAMI


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[J.O.宍戸,ITmedia]

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