「真・三國無双4 猛将伝」に新たな「モード」新たな「戦場」

9月15日に発売を控えてやっとその詳細が見えてきた。今度の「猛将伝」には、今まで語られなかった三国志エピソードが新たに新規シナリオとして追加されたほか、さまざまな要素が新しくなっている。

[ITmedia]

　コーエーが、2005年9月15日に発売する。プレイステーション 2用ソフト「真・三國無双4 猛将伝」は、2005年2月24日に発売された「真・三國無双4」の拡張版にあたる。

　昨日行われた「PlayStation Awards 2005」では、100万本以上の出荷本数を記念して送られるプラチナプライズに「真・三國無双4」が選ばれ、連続受賞の貫禄を見せつけた今や大人気シリーズの続編の内容が、やっとおぼろげながらも見えだした。

　前作で登場人物の人間関係に焦点を当てた「外伝モード」では、まだ描かれてない有名エピソードを元にしたストーリーを18本も新規で導入すると発表、新規ステージも多数登場すると明かされた。

　そのひとつが「葭萌関の戦い」の戦場を使用しての馬超と張飛の対決だろう。これは、益州を攻める劉備に対して、益州の牧である劉璋が漢中の張魯に救援を要請。当時張魯の元に身を寄せていた馬超と、劉備軍の張飛が一昼夜戦い続けても勝負がつかなかったという逸話から生まれたシナリオが追加されている。

なぜかちょっとお姉が入っている張魯。五斗米道の教祖でもあった張魯はのちに曹操によってその地を平定されてしまう。それはこの数年後のことであった

馬超との一騎打ちでは、夜になっても勝負がつかないと、両軍かがり火をたいて夜通し戦い、それでも勝負がつかなかったと言われている名勝負中の名勝負。この時、劉備は馬超を見初めたとも言われているが、あくまでもこれは「三国志演義」での創作とされている

　さらに「漢水の戦い」マップで外伝モードを遊ぶことができる。漢水の戦いとは、漢中争奪戦の後、敗れた曹操軍が趙雲が布陣する城に攻め寄せ、これを撃退したとされるエピソードから作られている。趙雲は城のすべての門を開け、旗を伏せ、空城の計を謀る。罠にはまった曹操軍が混乱の内に大敗したことを聞いた劉備が、「（おまえは）全身すべて肝っ玉だ」と褒め称えたという逸話のある戦いである。

ここでは趙雲と黄忠を選択することができる

趙雲は先にも述べたとおり、前面に立って敵と対する

彼の活躍する数多くの逸話の中でも、名セリフが飛び出す名シーンだが、やっぱり「演義」での創作だとされている。それでもかっこいいからヨシ！

老いてますます盛ん。老齢になっていきなり勇躍する場を得た爺様はとにかく元気にひた走る

黄忠は罠をはるべく背後に回り込み、敵を陥れんと画策する。まさに両面作戦の2つの視点で楽しむことができる

　また、一兵卒から成り上がり、副将まで出世していく「立志モード」でも、新規マップでもプレイが可能に。「チャレンジモード」では「4」の4コース（いずれも新しいステージ）に加え、新たに2コースが追加された。さらに幕舎では、新要素の強化アイテムを使用して武将や武器をプレイヤーの好みで強化することもできるようになった。

　もちろん「真・三國無双4」とのMIX JOYも実装されている。「猛将伝」があると、新要素で「4」を遊ぶことができる仕様は健在。難易度「入門」でのプレイや、エディットで「4」をプレイしたり、新規レアアイテムを装備してのプレイも可能になる。武器の重量バランス調整やアルゴリズム強化も反映されるので、ひと味違った「4」が遊ぶことができるだろう。

真・三國無双4 猛将伝
対応機種	プレイステーション２
メーカー	コーエー
ジャンル	タクティカルアクション
発売日	2005年９月１５日(木)
価格	4280円（税抜）
プレイ人数	1〜2人

• 「真・三國無双4 猛将伝 TREASURE BOX」
• 発売日：2005年9月15日
• 価格：8800円（税抜、予価）
• 内容物：「真・三國無双4 猛将伝」ゲーム本体、他豪華グッズ同梱

• 真・三國無双4＆真・三國無双4 猛将伝 プレミアムパック」も同時発売!!
• 発売日：2005年9月15日
• 価格：9800円（税抜、予価）
• 内容物：「真・三國無双4」ゲーム本体／「真・三國無双4 猛将伝」ゲーム本体

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