第3回 生産と幻獣と心強さと：ひと夏の「童話王国」ホームステイ（4/4 ページ）

[ITmedia]

名前はサリー、気紛れなネコ

　Aさんに連れられて幻獣士Mさんとさらに別のMさん（混同してしまうのでCさんとしておく）と合流。「じゃあ行きますか」という感じでチーム結成。cobracchiの4人チーム初体験となったのであった。

　4人で町を練り歩くさまはなかなか壮観。今まではソロでうろちょろすることが多く、4人チームが通り過ぎるのを「いいなあ」と指をくわえて見ていた側だったが、今はもうひとりじゃないもん！　とテンションも高く、いろいろ会話をしながら流れるままに移動するcobracchiと先輩3人。

　よく判らないままに流れ着いたダンジョンで、前回のF先生との戦闘と同様に見とれるだけのcobracchi。Aさんが持っている光ウサギだけで大抵カタがついてしまう。

　今回Mさんがcobracchiのために探してくださったのはスノーキャット、通称「光ネコ」と呼ばれる幻獣。2匹目としてベストなんじゃないかと3人の先輩が話しあってくださったので「じゃあそれで！」と断る理由が見つかるわけもなくお願いすることになったのだ。

　ダンジョンに入るとスノーキャットはたくさん出てくる。しかしどうやらレベル15のスノーキャットというのがベストな選択らしく、なかなか出ないレベル15のやつを探して倒しまくる我がチーム。一度レベル15のネコを発見したが惜しくも逃げられてしまった。

　ネコ散策から20分ほど経過しただろうか、ようやくレベル15のネコさんをゲット！　またこのビジュアルがなんともかわいいのである。ネコ派の筆者のストライクゾーンもばっちりとらえているこのスノーキャット、名前はサリー（筆者の実家にいる猫の名前）にした。Mさん、そしてAさんCさんありがとうございました。大切に育てさせていただきます。

今週も濃かった〜　そしていよいよクライマックスへ……

　サリー入手後は4人でバグダットに行くことになった。「おお！　それはもしやアラビアンナイトで実装された新都市では！」「そうですよ」てなやりとりで若干興奮気味なcobracchi。

　到着するやいなや4人とも完全に観光モードに突入した。銅像の前で記念写真を撮るかのごとく整列してパシャリ。何とも言えない楽しい空気が流れていた。ひとしきり観光気分に浸って満足したcobracchiは皆と一緒にレインボーに帰り、楽しきひと時を終えたのである。

　それにしても4人チームでの戦闘は楽しいうえに頼もしい。そして何と言っても会話をしてああだこうだと言いながらチームの交流が深まっていくのがうれしい経験である。改めてMMORPGの、そして「童話王国」の魅力に触れた一日だった。AさんMさんCさん、また遊びましょうね。他の方も伝書鳩や内緒話で遠慮なくお誘いください。

　さて。前回の目標である「アラビアンナイトを体験する」は何とかクリアしたと言えよう。次回最終回の目標は……「レベルを15にする」「料理作りに初挑戦」「ウワサのキャストGMを発見しよう！」の3本。感動のフィナーレとなるか。乞うご期待！