RBB Today 速報
2005/08/29 23:30 更新


端末性能向上と標準化動向を視野にいれたケータイゲーム開発


 ゲーム開発者カンファレンス「CEDEC2005」が開幕した。セッション「ケータイゲームの最先端技術と未来への展望」でドワンゴの和田昌司氏は、同社の縦スクロールシューティング「UNIVERT RAYKNIGHTS(ユニバートレイナイツ)」の開発経緯を題材として、現在の端末性能での表現と、今後の端末の動向について講演をおこなった。

 ユニバートレイナイツは、ドコモ505シリーズなど向けに開発されたシューティングゲームで、カラーブレンドによる美しい描画が特徴。端末はそれぞれ能力(CPU、描画能力、オーディオポート数など)の違いがあるが、カラーブレンドは端末によって実装状況が異なるため、実装状況ごとに合計7バージョンのプログラムを用意したという。

 また、ゲームが進むにつれて必要となる背景オブジェクトの読み込みをゲームのプレイ感に影響を与えずに実行する工夫(読み込みを別スレッド化せず、1フレームごとに1ファイルずつ読み込む)や、効果音出力の際のオーディオポート不足を解消する工夫(4種類の効果音の組み合わせを網羅した、15通りのミックス済みMLDファイルを事前に作成しておく)なども紹介された。

 今後については、グラフィックではOpenGL ES、JSR-184が基準化し、オーディオではMobile-XMFが欧州を中心にゲーム用途にも採用されてくるとの見方を示し、長期的に提供するサービスについては、こうした端末環境の動向を見ながら判断していくことが必要になると述べた。

[記事提供:RBB TODAY]


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