レビュー
2005/09/02 16:05 更新

「テイルズオブレジェンディア」レビュー:
今度の舞台は、島ほど巨大な船の上!? (1/3)

ナムコが誇る人気RPG「テイルズ オブ」シリーズの最新作、「テイルズ オブ レジェンディア」がついに登場。7人の個性豊かなキャラクターたちが繰り広げる、波瀾万丈の物語。この夏、新たな伝説が動きだす瞬間に、立ち会ってみませんか。

「テイルズ オブ」シリーズの歴史をひも解く

 世にRPGは数あれど、なぜ「テイルズ オブ」シリーズはかように人気なのであろうか? それは、初代から続く独自の魅力であると個人的には思う。

 記念すべき「テイルズ オブ」シリーズの第1作目、スーパーファミコン版「テイルズ オブ ファンタジア」が登場したのは、今から10年ほど前の1995年12月。ROMカセットでありながらオープニングで歌が流れる、戦闘シーンはまんまアクションゲームなど、今までのRPGの常識をくつがえす斬新な要素を、これでもかっ! と詰め込んだ意欲作だったのである。

 キャラクターデザインには人気漫画家の藤島康介氏を起用し、サクサク進む戦闘シーンなどがユーザーのハートを直撃したこともあり、当時のナムコとしては珍しいRPGであるにもかかわらず、スマッシュヒットを飛ばした。

 その後「テイルズ オブ デスティニー」、「テイルズ オブ エターニア」、「テイルズ オブ シンフォニア」……と続編が制作され、今やナムコを代表するシリーズにまで成長したのである。

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「テイルズ オブ ファンタジア」より。RPGなのにアクション要素が高い戦闘が、当時とても話題になった

 そして今夏、ファン待望の本編(家庭用)シリーズ7作目となる「テイルズ オブ レジェンディア」が、ついに発売された。随所においてさまざまな進化を遂げた本作の魅力を、これから存分に伝えていきたいと思う。

物語の舞台は、巨大な船の上

 本作のストーリーは、主人公のセネル・クーリッジと、その妹シャーリィ・フェンネスが小型船で漂流している場面から始まる。行けども行けども大地が見えず、途方に暮れる兄妹。

 そこに突如、驚くべき速度で移動する島が姿を現す。島が出す巨大な波に小型船は飲み込まれ、2人は海へと投げ出されてしまう。目を覚ましたときは、その島の上にいた。やがて兄妹は、自分たちが島と思っていたのは、実は巨大な船であったということに気が付くのだ。

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妹のシャーリィをかばう、主人公セネル。セネルは何があっても、シャーリィのことを第一に考える優しい兄だ

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物語の舞台となる「遺跡船」。雲まで届くほど大きな山があるなど、その大きさは異様にデカい

 この船は、古代の文明の遺産「遺跡船」と呼ばれるもの。セネルは、この島ほどある巨大な船を舞台に冒険を繰り広げることとなる。そして旅の中で多くの仲間たちと出会い、やがて世界をも巻き込む大きな運命へと導かれていくのだ。

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映像のクオリティも大きく上昇。街中を流れている川には、上に架かっている橋が美しく写り込み、さざ波に合わせてゆらゆらと動く

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ダンジョンには「パズルブース」という謎解き要素も。光を飛ばして水晶に当てれば、先への道が開かれる

キャラクター同士の掛け合いは健在

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[鈴木健司,ITmedia]

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