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2005/09/13 20:13 更新


2006年4月に「株式会社バンダイナムコゲームス」設立――バンダイナムコグループの戦略発表会開催

9月29日に設立されるバンダイナムコホールディングスは、都内で「バンダイナムコグループ経営戦略発表会」を開催。ゲーム関連では、ナムコおよびバンダイのゲーム部門を統合し、2006年4月1日をめどに、バンダイナムコゲームスを設立することなどが発表された。

 新しく発足する予定のバンダイナムコゲームスは、国内ゲーム事業の統合を目指して設立される会社。家庭用および業務用、携帯向けのゲーム部門すべてが一緒になる予定だ。

 社員数は1400人。内訳としてはバンダイの約60人に対して、ナムコ側は約1300人。これは、バンダイは企画に集中し、ソフト制作を外注しているのに対して、ナムコでは制作部門まで抱えていることによるという。

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発表会はバンダイナムコホールディングス 代表取締役社長に就任予定の高須武男氏(バンダイ 代表取締役会長)からのプレゼンテーションで行われた

 グループ全体としては、トイホビー、アミューズメント施設、ゲームコンテンツ、ネットワーク、映像音楽コンテンツの戦略ビジネスユニットに分かれてグループ経営が行われることになるが、バンダイナムコゲームスはこの中のゲームコンテンツユニットに配置される。

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グループ全体の戦略ビジネスユニット編成

 なお、バンプレストやベック、バンプレソフトといった会社はゲームコンテンツユニットに属するが、バンダイナムコゲームスには合流しない。高須氏によると「業務用では、バンプレストはソフトウェアおよび低年齢層向けコンテンツに強く、ナムコはハイターゲットや大型店舗に強い。このため資本統合させずに競争させ、シナジー効果を考えていく」とのことだ。

 また、新しいゲームコンテンツユニットでは、これまで家庭用、業務用、携帯用など、事業領域ごとに組織化されていたものを、企画レベルでのユニット単位に再編し、“ワンキャラクター・マルチユース”を推進することになる。加えてコンテンツについても、「マルチプラットフォーム化の推進をしていくことで、トップメーカーを目指す」と高須氏。

 「1つのキャラクターをあらゆる出口に流せるのがバンダイナムコグループの強み。次世代機では制作コストも増加するため、それに対応するのもねらいの1つだが、作品ごとに体制を考えていく。技術者も業務用や携帯用に特化しているのではなく、水平展開、横展開ができるのが大事だ」(高須氏)

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今後のゲームコンテンツ戦略

 また、今後の顧客ターゲットについて高須氏は、「『機動戦士ガンダム 1年戦争』で実現したように、ナムコの技術力とバンダイのキャラクターで勝負した領域だけでなく、10代などの低年齢層や30代以降の年齢層に向けて、魅力的なコンテンツを提供していく」と述べた。

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領域Aは「機動戦士ガンダム 1年戦争」で実現できた領域。そこから上下に向かって展開していくことになる

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今後のシナジー効果の例として、業務用の新製品「機動戦士ガンダム 戦場の絆」が紹介された。先日開催された「アミューズメントマシンショー」でも行列ができるほど大人気だった

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左からナムコ代表取締役社長 石村繁一氏、バンダイナムコホールディングス取締役会長 高木九四郎氏、高須氏、バンダイ代表取締役社長 上野和典氏

[今藤弘一,ITmedia]

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