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2005/09/14 14:03 更新

「待った!」「異議あり!」と叫べば、法廷バトルの主役になれる――DS「逆転裁判 蘇る逆転」 (2/3)
新キャラが続々出現する新シナリオ「第5話」――御剣の過去も明らかになる!?
本作最大の焦点である追加された新シナリオ「第5話」。この第5話は第1作「逆転裁判」と第2作「逆転裁判2」の間を埋める事になるシナリオだ。「逆転裁判」の第4話では、御剣が殺人事件の容疑者となり、成歩堂の弁護を受ける事になる。その事件後御剣は姿を消してしまう。その時に残していた「検事・御剣 怜侍は死を選ぶ」という謎の言葉とともに。
そして「逆転裁判2」は、その数カ月後からストーリーが展開されるわけだが、その空白を埋めるシナリオは今まで無かったのだ。その空白を埋めることになるがこの「第5話」。この第5話には先に紹介した「宝月 茜」の他にも茜の実の姉である「宝月 巴」(ほうづき ともえ)が登場する。この宝月 巴が殺人事件の容疑者となり、自らそれを認めているところから「第5話」が始まるのだ。相変わらず崖っぷちの状態から弁護が始まるわけだが、その状況をどう逆転するのかが見せ所でもある。


第5話を始めるには、第1話から順番にクリアして、第5話を出現させる方法ともう1つがある。それがGBA版ソフト「逆転裁判」を使うというもの。GBA版のソフトをDSに入れ、DS側のスロットに本作を入れて電源を入れるだけ。これだけで最初から第5話を遊ぶ事ができる。
すぐにでも第5話を遊びたい人には朗報だろうが、ここはあえて第1話から遊んで欲しいと声を大にして言いたい。成歩堂の最初の弁護から始まり「真宵」や「御剣」の登場が語られ、第4話ではその御剣を弁護する。これらのシナリオをクリアすることで、より思い入れが強くなり、第5話への感情移入がしやすくなるのだ。ぜひ、このプレイスタイルで楽しんでもらいたいと思う。

今回の事件を取り巻くのは、「宝月 茜」「宝月 巴」「御剣 怜侍」だけではない。これ以外の登場人物も複雑に絡み事件は難解の一途を辿っていく。その中でも一際異彩を放つのが「罪門 恭介」。警官の制服の上にポンチョを羽織り、カウボーイハットをかぶる様は明らかに西部劇の保安官。その言動の多くも西部劇を意識したもので、要所要所に出現してくる。敵か味方か、それはシナリオを進めるうちにいろいろわかってくることだろう。また、これ以外にも新登場のキャラクターは出てくるので、楽しみにしておくといい。

第5話だけの新システム「カガク捜査」で、一流の鑑識課員を目指せ!?
第5話では、このシナリオだけの特殊な新システムが登場する。それが「カガク捜査」と呼ばれるもので、これを駆使していかないと、弁護がうまくいかないのだ。
まず、「3D証拠品」。これは、証拠品に登録されているものを、多角的に調べるというもの。一見として普通に見えるものでも、裏や横から見れば、何かがあるかも……と言う事で、いろいろ調べると何かがわかったりするのだ。捜査に行き詰まった時には、とにかく証拠品を調べまくってみるのがいいだろう。案外見ていたつもりのものを改めて見ると、新しい発見があったりするもの。
次が「ルミノール反応」。これは、血液の鉄分に反応して、青白く光るというもの。何も無いような場所に吹き掛けてみると反応が出るなんてことがあり、重要な証拠になるのだ。証言との矛盾を考えて、吹き掛けてみると意外な場所から反応があったりするかもしれない。
そしてさらに「指紋検出」がある。これはアルミ粉をつけて、マイクに向かって息を吹きかけると、指紋が浮き上がるというものだ。さらに浮き出た指紋を「指紋照合」に掛ける事で、誰の指紋かをはっきりさせる事ができる。これで、新たな人間の状況が判明する事もある。これらの「カガク捜査」を駆使して、新たな証拠を見つけていくといい。詰まった時には「いろいろ試す」事を忘れずに。


新たなシナリオ「第5話」を楽しむだけでも充分なこの1本!
[桜山憂太,ITmedia]
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