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2005/09/16 17:31 更新

東京ゲームショウ2005――コーエーブース:
コーエー、PS3同時発売新作タイトルを発表

「真・三國無双」シリーズなどを手がけるオメガフォースと、コーエーカナダとのコラボレーションで世界を狙う。

 「東京ゲームショウ2005」が行われている千葉県・幕張メッセからほど近い会場で、コーエーがプレイステーション 3(PS3)用タイトルを新たに2つ発表した。ひとつはコーエーの海外現地法人コーエーカナダとの共同開発によるPS3用タイトル「フェイタル・イナーシャ」。PS3と同時発売を目指し開発されている。

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 コーエーのファウンダー取締役・襟川恵子氏は、常に新しいハードに対応すべくスタッフがスキルアップし、次世代機向けタイトルの製作にあたっていることを心強く思うと挨拶。まだまだ開発中と断りながらもPS3との同時発売を予定していると明かした。

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 続いて壇上に上がった本作プロデューサー・友池隆純氏は、オメガフォースが世界に通用するタイトルを今まで作って来たが、その目標はいまだ達していないと本作「フェイタル・イナーシャ」が、欧州・北米に強いタイトルだと強調した。実際に開発に携わっているコーエーカナダのゲームデザイナー、マイケル・ボンド氏がデモンストレーションを実施。「フェイタル・イナーシャ」を披露した。

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 23世紀半ば人々が熱狂するフライングコンバットレース「Inertia」(イナーシャ)――プレーヤーは自然の中をハイスピードで駆け抜ける「ホバーシップ」を操縦し、さまざまなコースの中で他のプレーヤーと戦いながらレースを行う。PS3の演算能力により、リアルな世界を構築し、武器や障害物を利用して戦う創造力をフルに使って楽しめるレーシングゲームが「フェイタル・イナーシャ」だ。

 コーエーは今まで自社で物理エンジンの開発を行っていたが、本作ではSCEからの提供を受け物理法則に基づくダイナミックなレースにしようとしている。デモではコースにある自然物を破壊し、それで相手のホバーシップを押しつぶしたり、前方に飛び出す武器を岩に巻き付け、それを利用に強引に方向転換したりと、かなり自由度が高そう。プレーヤーが新しい遊びを見つけてくれることも期待していると語る。

 砂塵舞う渓谷や、巨大な氷河地帯などフィールドのバリエーションも取りそろえる予定。機体のカスタマイズや、対戦・ランキングなど多彩なゲームモードが用意されるとのこと。発売は2006年春。価格は未定。

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 次にオメガフォース新作PS3のタイトル「ブレイドストーム 百年戦争」が、プロデューサーの鈴木亮浩氏から告げられる。タイトルだけの発表で、発売時期やゲーム詳細については伏せられたままだが、サブタイトルのことに触れ、アジアと西洋の融合が進んだ世界をベースに、次世代機の性能をフルに使った新しいオメガフォース作品を見せることができるだろうと語った。

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「仁王」の映画製作中止――世界標準のグローバル化が課題

 その後、コーエーが進めている次世代向けのデモ映像が流され、最後に登場したゼネラル・プロデューサーのシブサワ・コウ氏によって次世代ゲーム機ソフトの開発状況と、今後の動向について説明。PS3用ソフトとしてすでに発表されている「仁王」については、映画と同時製作が進められていたが、正式に映画の製作が中止した旨が報告された。

 また、7月に行われたPlaystation meeting 2005でも披露された関羽の「CGコンセプトワーク」について、これはコーエーが歴史モノを次世代機でもやっていくという意気込みだと思ってくださいと発言。今後さらに、三国志関連でなにかしらの新作が発表されることを示唆した。

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 コーエーは日本を中心に7月からカナダ・日本・シンガポールと世界を見据えて展開を行っている。世界のコーエー、世界のオメガフォースとなれるよう、グローバル化をさらに進めていくことを宣言した。

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[加藤亘,ITmedia]

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