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2005/09/17 03:16 更新

東京ゲームショウ2005――ドルビーの最新サラウンド・サウンド体験サポート:
次世代機は完全にサラウンド必須に?――ゲームショウのサラウンド体験をチェック

ドルビー日本支社ではここ数年、ゲームショウにおいてサラウンドの体験支援プログラムを実施している。ここでは、ゲームメーカー3社におけるサラウンド体験を報告したい。

 Xbox 360に代表される「HD時代のゲーム機」では、その“高解像度さ”を前面に押し出しているため、音響についてはなかなか語られにくい部分がある。しかしながら、グラフィックが進化すればサウンドも進化しているわけだ。

 そんなわけで、ドルビー日本支社ではここ数年、ゲームショウにおいてサラウンドの体験支援プログラムを実施している。ここでは、ゲームメーカー3社におけるサラウンド体験を報告したい。

 なお、マイクロソフトブースはほとんどの試遊台で(「エブリパーティ」ですら!)ドルビーヘッドフォンが装備されており、また、コンセプトブースでは5.1chホームシアターシステムを使った展示もしている。実際の写真は関連記事を見ていただきたい。

カプコンはほとんどのタイトルでサラウンド対応。バイオ5など、次世代シアターも要チェック

●ドルビーヘッドフォンで体験可能
  • 新鬼武者(PS2)
  • デッドライジング(Xbox 360)
  • バイオハザード4(PS2)
  • 大神(PS2)
  • コール オブ デューティー ファイネスト アワー(PS2)
  • ゴッド・オブ・ウォー(PS2)
●対応作品(サラウンドは体験不可)
  • モンスターハンター2(PS2)
  • ビートダウン(PS2/Xbox)

 主だった作品は全てドルビーヘッドフォンでサラウンド体験が可能になっている。というのも、実はカプコンブースに展示しているPS2タイトルは「サイオプス」を除き全てがドルビープロロジックII対応だったりする。もちろんXbox 360タイトルのデッドライジングはドルビーデジタル対応だ。

 特に注目しておきたいのは前作?「鬼武者3」に続き、ドルビーデジタルプロロジックIIを採用する「新鬼武者」。美麗なムービーシーンはドルビーデジタルによる緻密なサウンドで、ゲーム中はドルビープロロジックIIによるリアルタイムサラウンドを実現している。同作のズババババッサリ感をサウンドでも体感していただきたい。

 残念だったのはモンスターハンター2でサラウンドが体感できなかったこと。モンスターの咆哮はもちろん、助けを求めるプレイヤーの方向や距離をサラウンドでわかるようになれば全滅の危険を未然に防げると考えるのだが……。

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カプコンのサウンドチームは真剣にサラウンドの認知を考えている!? ということで、ゲーム展示の主立ったところにはドルビーロゴが

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カプコンブースで使用されているドルビーヘッドフォンユニットはパイオニアの最新型「SE-DIR2000C」。解説パネルも貼られている

●「NEXT GENERATION THEATER」
  • バイオハザード5(PS3/Xbox 360)
  • デッドライジング(Xbox 360)
  • デビルメイクライ4(PS3)

 カプコンブースリポートでもお伝えした「NEXT GENERATION THEATER」だが、これもやおらドルビーロゴが飛び交うつくりになっている。

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ここがシアター入口。展示タイトルの下にドルビーデジタルロゴが

 さらに中に入ると下にもドルビーデジタルロゴが、そして上映時にも……とやりすぎなほどに露出されている。ちなみに、このシアター、カプコンのサウンドスタッフとドルビー日本支社スタッフの立会いのもとでキャリブレーションを行い、最良の条件でサラウンドが楽しめるように調整がされている。

 さて、その最良の状態で体感する「バイオハザード5」(映像そのものは7月のXboxサミットで上映したもの)なのだが、これは凄かった。襲い掛かるゾンビの足音の速い事速い事! いつつかまるかとその場で必死に逃げたくなったくらいだ(注:シアター内はロープが張られているので前に進むのはやめよう(笑))。また、主人公登場シーンの足音もリアルだ。これがステレオだったら雰囲気は半減してしまうだろう。

コナミブースではMGS3サブシスタンスなどがサラウンド体験可能。そして、DDR?

●ドルビーヘッドフォンで体験可能
  • METAL GEAR SOLID 3 SUBSISTANCE(PS2)
  • S.L.A.I -STEEL LANCER ARENA INTERNATIONAL-(PS2)
●対応作品(サラウンドは体験不可)
  • Dance Dance Revolution Strike(PS2)

 今回、コナミタイトルでのサラウンド体験可能な作品は2作品。今回はやはり、ランブルローズの麗虎(零子)参戦で話題騒然の「METAL GEAR SOLID 3 SUBSISTANCE」でしょう。ちなみにサラウンド体験ができるのはソロプレイ台の方。

 MGS3の時点ですでにドルビープロロジックII対応だった本作。だが、実際のゲームはトップビューがほとんどだったため、環境音のみがサラウンドになっていて、実際のゲームではサラウンドの恩恵に与れるシーンは少なかった。もちろん、主観モードではちゃんとサラウンド音声になるのだが。

 しかし、本作では待望の「サードパーソンビューモード」が搭載され、敵の行動音などがサラウンドで表現されるので、より緊迫感を持ったゲーム展開が楽しめるようになった。また、METAL GEAR ONLINEも基本はサードパーソンビューなので、敵の行動を画面だけでなく、音でわかるのは非常に有利になる。特にチャフなんかを撒かれてレーダーが使用不能になったときなどは効果絶大……だが、チャフの効果音もサラウンドになってたりして……。

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MGS3サブシスタンスの試遊は2エリアあり、1つがオンライン対戦、もう1つが1人用(ストーリーモード)となる。ドルビーヘッドフォンは一人用のみ装備

 もちろん、S.L.A.Iもサードパーソンビューのメックコンバットアクション(しかもオンライン対戦可能)、ということもあり、サラウンドの効果は絶大であることは言わずもがな。

 ところで、実はコナミではもう1タイトルサラウンド対応タイトルがある。それが「Dance Dance Revolution Strike」! 実は前作のDDR Festivalからそうだったのだが、これもなぜかドルビープロロジックII対応なのだ。

 なお、コナミの次世代ゲーム機ブースもサラウンドシステムを実装している。MGS4の実機映像は色々な意味で見ておくべきだろう(関連記事参照)。

コーエーは真・三国無双4 猛将伝のみ

●ドルビーヘッドフォンで体験可能
  • 真・三国無双4 猛将伝(PS2)
●対応作品(サラウンドは体験不可)
  • 真・三国無双4Special(Xbox 360)

 コーエーはプレイアブルタイトルが少ないこともあって、発売済みの「真・三国無双4 猛将伝」のみがサラウンド体験可能とややさびしめ。Xbox 360版の真・三国無双4Specialもサラウンド機器は非装備なのが残念だ。

 ただ、猛将伝に限らず真・三国無双3Empires以降のω-ForceタイトルはドルビーデジタルプロロジックII対応とあって、ムービーのサラウンド感はバツグンに良い。後ろの人に迷惑にならない程度に聴いてみていただきたい。

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ちなみに真・三国無双4のゲーム大会を会期中実施している。ここで練習して商品をゲットするもよし

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コナミ・MGS3サブシスタンス(上)とコーエー・真・三国無双4猛将伝(下)の展示コーナーにはこのような説明も

[岩井省吾,ITmedia]

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