ナムコが三顧の礼をもって三国志を描く――PSP「中原の覇者（仮称）」（2/2 ページ）

» 2005年09月20日 16時35分公開

[ITmedia]

　ゲームモードは「シナリオモード」と「通信対戦モード」のほか存在。時代別にいくつかに分割した時代別シナリオを遊べるのが「シナリオモード」だ。シナリオは以下の6つ。

シナリオ1　184年「黄巾の乱-序章-」　練習用ショートシナリオ
シナリオ2　184年「黄巾の乱」　黄巾賊とそれを迎え撃つ英雄達の誕生
シナリオ3　189年「反董卓連合」　暴君・董卓と諸国連合の戦い
シナリオ4　194年「群雄割拠」　英雄達は中原の覇者を目指す
シナリオ5　211年「漢中征伐」　曹操・孫権・劉備が覇業に向け動き出す
シナリオ6　219年「三国鼎立」　魏・呉・蜀、三国の覇権争い

　また、育てた武将や部隊を持ち寄って、プレーヤー同士が通信し対戦するのがその名のとおり「通信対戦モード」となる。対戦するのは内政パートなしの戦争シーンとなっている。対戦する戦場は平野や山岳地帯など、様々なシチュエーションが用意され、それぞれの軍隊の特色を生かしながら駆け引きを楽しめるようなっている。

　そのほかにも隠されたモードがあるとのことだが、詳細は隠されている。どうやら、劉備が関羽の死に我を忘れ暴走したり、呂布と董卓の恋のもつれによる裏切りなど、有名な名場面に関連したものをサブイベントとして追体験できるものや、三国志とは関係しない謎の集団との「隠し戦場」での戦いが発生する裏イベントやシークレットバトルなどがあるらしい。それらに関連することで、武将の隠し能力が覚醒したり、レア武器や能力を習得することもあるとのこと。