IDG ニュース
2005/09/26 10:57 更新


MicrosoftとIBM、エミー賞を初受賞

Microsoftはソニー、Atariとともにビデオゲーム部門で、IBMは放送システムに関してエミー賞を受賞する。(IDG)

 IBMとMicrosoftは今週、それぞれの技術革新に対して初めてエミー賞を受賞する。

 Microsoftは最近設けられたビデオゲーム技術の分野での受賞となる。エミー賞を授与する全米テレビ芸術科学アカデミーによると、同社の「Xbox Live」サービスは、マルチプレイヤーコンソール技術の発展におけるパイオニアと認められている。Microsoftはビデオゲーム部門の賞をAtariおよびソニーと分け合う。AtariはAtari 2600で、ソニーは初代プレイステーションで、過去に里程標となる偉業を達成したと認められている。

 IBMの受賞は、「IP(知的財産)Storeと転送技術を使ってローカルで統合され、ブランド付けされたコンテンツ開発の開拓」に対するものだ(先日、プライムタイムに放送されたエミー賞授賞式でこのカテゴリーが飛ばされたのは驚きだ)。表彰状では、IBMがWarner Bors.傘下のWB Television Networkとともに、同局の開局間もなくから10年近く取り組んできたプロジェクトがたたえられている。両社は、IBMグローバルメディア&エンターテインメント部門のスティーブ・カネパ副社長が「ステーション・イン・ア・ボックス」と呼ぶ技術の開発で提携した。

 WB Networkには、全米のすべての放送したい地域に系列局を設置する費用がなかった。その代わりにIBMと提携して、ロサンゼルスで番組と広告コンテンツを集中管理し、地方の受信機にその情報を転送するシステムを開発した。地方CMはロサンゼルスに送られ、デジタル化されて、同局の全国放送にルック&フィールを合わせる形で編集され、それから戻されて地方の番組フィードに挿入される。このシステムは、地方での放送に必要なスタッフと施設を大幅に削減したとカネパ氏は話す。WB Networkは現在、米テレビ市場の92%に広告を配信している。

 「50〜60%のカバレッジではなく、(WB Networkは)全国に到達することができた。エミー賞はプルーフポイントとして、放送業界の変化における実際の力として、このプロジェクトの大きな影響力を強調している」(同氏)

 全米テレビ芸術科学アカデミーは、1948年に初めて技術的功績に対して賞を授与した。最初の20〜30年は放送局、映画制作者、機器メーカーが受賞者を占めたが、近年ではシリコンバレーの企業も幾つか受賞している。Hewlett-Packard(HP)は1999年にデジタルメディア圧縮効率を測定するソフトで、Apple Computerは2001年にデータ転送技術FireWireで、その翌年に「Final Cut Pro」ソフトで受賞した。

 Xbox Liveプロダクトマネジャー、ベン・キルゴア氏は、同氏のチームは今回の受賞を、同サービスに取り組んできた数年間を祝う機会になると考えていると語った。同サービスのアクティブユーザーは今や200万人を超える。Xbox Live開発者らは来週、9月29日にブリストル・マイヤーズスクイブで開かれる授賞式に出席するため、ニュージャージー州プリンストンを訪れる。

 もちろん、ここで一番重要な疑問は、彼らがどんな衣装でレッドカーペットを歩くのかだ。

 「衣装についてはかなり時間をかけて話し合った。Tシャツよりももう少しフォーマルな格好になるだろう」(キルゴア氏)

[IDG Japan]

Copyright(C) IDG Japan, Inc. All Rights Reserved.


-PR-Game Shopping