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2005/09/30 00:00 更新

4×4のマス目で展開するバトル「ラプラスシステム」とは――Xbox 360「エム 〜エンチャント・アーム〜」 (1/2)
フロム・ソフトウェアが、Xbox 360と同時発売を目指し制作を進めているレギュラーRPG「エム 〜エンチャント・アーム〜」のバトルシステム詳細、および新しいシティとキャラクターが公開された。
フロム・ソフトウェアが、Xbox 360と同時発売を目指し制作を進めているレギュラーRPG「【eM】-eNCHANT arM-(エム 〜エンチャント・アーム〜)」。先日開催された東京ゲームショウ2005の本作プレイリポートでも触れているが、今回、改めて本作のバトルシステム「ラプラスシステム」の詳細が明らかになったので紹介しよう。
本作では、敵とエンカウントすることで、フィールド画面とは別のバトル画面へと移行。戦闘自体は、味方が全員行動を設定し実行した後、敵側が反撃を行うターン制が採用されており、従来のRPGにも存在していたタイプのものとなっている。
ではどこか違う点はあるのか? と言えば、それは敵味方ともに4×4のマス目のエリア内で、キャラクターを移動させ、敵との距離を考えながら戦闘を行っていくという点が挙がる。

キャラクターの移動自体は、自分のエリア内であれば、設定された「移動力」に応じて自由に移動が可能で、これにより味方の後ろに隠れて敵の攻撃をやり過ごす、ひとつの場所に集まり一度に味方を回復するなど、多彩な戦略をとることができるようになっているわけだ。従来のRPGにも前衛、後衛という概念があったが、これがもう少し大きくなり、いろいろなことができるようになったと考えると分かりやすいかもしれない。
また、戦闘での要素としては、アツマやトウヤといった人間だけでなく、敵として出現するゴーレムを仲間にして、一緒に戦うことができる点にも注目したい。個性豊かなさまざまなゴーレムが用意されているだけに、どういったメンバーを組むか、といった部分でも戦略の幅は広がると言えるだろう。

ほかにも、本作ならではの特徴としては、攻撃や回復の手段がすべて「スキル」と表現される点が挙がる。スキルは大きく分けて、何度でも使用可能な基本的な攻撃となる「固定スキル」、エーテルポイントを消費して使用する強力なスキル「カスタムスキル」、そしてエクストラゲージを消費して使用する一撃必殺のスキル「エクストラスキル」の3つが用意されている。
また、キャラクターやスキルには地・水・火・風・光・闇・無といった7つの属性のいずれかが設定されており、たとえば、火属性の敵に水属性の攻撃を仕掛けることで大ダメージをたたき出す、といったことも可能となっている。
さらに仲間と一緒に戦うことで、戦闘を有利に運ぶことができる「連携攻撃」も用意。これはエクストラスキルを使用するとき、一緒に戦った回数の多い仲間がいるほどダメージがアップするというもので、一度の攻撃で複数の仲間が同じ敵を狙うことでも、同様の効果があるとのこと。
戦闘については以上だが、これらの要素は覚えるというよりも、戦闘をこなしていくうちに自然と身に付いていくものだと思うので、それほど難しく考える必要はないだろう。
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