広大なスケールで描かれる新RPG「Mass Effect」――「SW:KOTOR」で有名なBioWareが開発XO5

オランダ・アムステルダムにて開催された、Xbox 360の欧州プレス向けイベント「X05」。そのプレゼンテーションにおいて発表された、BioWareが開発を務める新RPG「Mass Effect」に関して、同社のグレッグ・ジェシック氏とキャシィー・リー氏に、話を伺うことができた。

» 2005年10月09日 12時10分 公開
[遠藤学,ITmedia]

 オランダ・アムステルダムにて開催された、Xbox 360の欧州プレス向けイベント「X05」。そのプレゼンテーションにおいて、「ライオットアクト」(英語名:「Crackdown」)、「Too Human」とともに、新たに発表されたタイトル「Mass Effect」がある。

 制作を務めるBioWareは、「スターウォーズ:ナイツ オブ ザ オールド リパブリック」や「ジェイドエンパイア」といったタイトルを制作したきた、実績のある開発会社だ。今回は新作となる「Mass Effect」(以下、「SW:KOTOR」)について、同社のグレッグ・ジェシック氏とキャシィー・リー氏に、話を伺うことができた。

photo (左)キャシィー・リー氏、(右)グレッグ・ジェシック氏

 「Mass Effect」は、200年先の未来の宇宙を舞台にしたRPG。広大な銀河系コミュニティが悪党の危機にひんしているなか、プレーヤーはスターシップの船員となり、自由に戦士たちを率いて敵を撃退、平和を取り戻すために奮戦することとなる。

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 キャラクターを、どのような顔、髪型、装備にするかはプレーヤーが選択することが可能で、ストーリーは“「SW:KOTOR」と同じ感じようなものだが、もっとリアルなものとなる”(キャシィー氏)、“「SW:KOTOR」はメインストーリーがあり、その中の星々を巡るが、本作ではゲーム内で多くの星を発見し、探検していくことになる”(ジェシック氏)とのことだった。

photo 一見すると、主人公のようにも見える人物だが、2人の話を聞く限り、キャラクターはプレーヤー自身が作成するとのこと。となると、こちらはNPCか、イメージということになるのだろうか
photo 生物がいるのかも疑わしい大地。ここではどのような冒険が待っているのか?

 また、本作は3部作となることも明らかにされている。ただし、盛り上げるだけ盛り上げて次に続く、といった形ではなく、1部ごとにしっかりとしたエンディングがあり、それぞれの作品の間ごとには、Xbox Liveを介してのダウンロード可能なコンテンツも用意されているとのことだ。

 なお、もし1作目でうまくいかない場合、続編は出ないのか? という問いに対しては、ジェシック氏が「受け入れてくれるだろう、ということを元にして制作しています。それと、2部、3部に関しては、1部で使用したツールを使い、1から制作するのではなく、変更といった形になります。3部すべてをしっかりと制作するつもりです」とコメント。

 ほかにも、気になるXbox Liveに関して、同時に何人がプレイできるのか? という点に関しては、キャシィー氏が「それについてはまだ発表できません。現在、Xbox Liveでは、作品と作品の間にダウンロードコンテンツを利用できる、という発表だけになります。もちろんマルチプレイについても考えてはいますが、それについては今後の情報に期待していてください」と語ってくれた。

 「XO5」で初公開されたタイトルだけあり、詳しい内容に関しては明らかにされなかったが、この辺りが徐々に明らかに、そして「SW:KOTOR」のファンも多い日本での発売が決定されることを期待したい。ちなみに欧州での発売に関しては“1年から1年半以内に”(キャシィー氏)とのことだった。

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