「ビートダウン」すべての始まりとなった事件とは――「VS MODE」の詳細も判明(3/3 ページ)

» 2005年10月24日 20時38分 公開
[ITmedia]
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発売直前! すべてはこの事件から始まった

 発売まで約2週間と迫った今、本作の始まりとなった事件を、ラス・ソンブラス市警のチェスター刑事がつづった事件報告書よりお届けしようと思う。大量の死体、事件現場にて目撃されたというレイヴンら5人、消えたブツと金……絡み合う人間関係と策略。信じられるのは己の拳のみ。果たして5人は真の黒幕にたどり着き、復讐を果たすことができるのだろうか?

 “血塗られた夜(ブラッディナイト)”と呼ばれることとなるその一夜は私の管轄地で起こった。発端の現場は酷すぎた……暴力沙汰が日常茶飯事のこの街でも。港の倉庫に売人たちの死体がごろごろと転がっていた。銃痕から血を垂れ流す彼らの姿は、さながら死者のパーティーだった。犯人の目星は簡単についた。被疑者は現場で目撃された5人――

無敵のバウンサー レイヴン
ムードメーカーのジェイソンG
美貌の暗殺者ジーナ
冷徹な戦闘マシン ローラ
策謀家のアーロン


――彼らを知らないものなどいない。その名を聞いただけでゴロツキどもが震え上がる暗黒街の王ザネッティ。彼の配下の中でも、腕利きのチームだ。しかしザネッティは知らぬ存ぜぬを決め込んでいる。
 事件は一見、シンプル。だが生臭い血の匂いが何処となく漂ってくる。私には分かるのだ。裏で街の支配者たちの欲望がとぐろを巻いている。その奥にいる何かを倒さない限り、永遠にこの街から暗黒が消えることはない。
 今は散り散りになった被疑者を追っている。ザネッティが彼らを処刑する前に捕らえることによって、事件の全貌を掴むとしよう。そこから真の暗黒への糸口が見つかればいいのだが。何、彼らは歴戦の兵だ、むざむざ消されることはないだろう。現場のブツと現金はどこに消えた? 何のために殺戮は行われたのだ? 5人は本当に犯人なのか? 案の定、それは明けない長い長い夜となった。

photo 5人は本当に犯人なのか? もし、違うのであれば、一体誰が真犯人で、何が目的で5人をはめたのだろうか? すべての真実はゲーム中で確かてほしい
photo

ビートダウン
対応機種プレイステーション 2/Xbox
メーカーカプコン
ジャンルアウトロー・リベンジ・アクション
発売日2005年11月2日予定
価格7140円(税込)
(C)CAPCOM CO., LTD. 2005 ALL RIGHTS RESERVED.
(C)cavia 2005


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