テレビアニメ「Canvas2 〜虹色のスケッチ〜」はエンディングが特に必見!?(4/5 ページ)

» 2005年10月26日 16時15分 公開
[ひろいち,ITmedia]

 さて、ここまでは物語の恋愛部分について触れてきたが、もちろん本作の売りはそれだけではない。「恋愛やギャグ、セクシーやシリアスなどたくさんの要素が詰まっていて、本当に見どころいっぱいの作品です」とは川菜役・井口さんの談だが、なかでも特に注目すべきはシリアスな部分のようだ。というのも、本作に登場するキャラクターたちには心に影の部分を抱いている者が多い。

 たとえばヒロインのエリスは、幼いころに事故で両親を失っており、高校生となった現在でも絵を描く際に血の色を連想させる赤色を使うことができないでいる。また主人公の浩樹も、高校生のころまでは絵の才能を高く評価され画家の卵として将来を嘱望されていたが、とある事件から絵を描かなくなっている、という具合だ。そんな彼らが自らの過去をどのように乗り越えていくかも、本作の重要なファクターとなっている。

 櫻井さんはそれについてこう語る。「もちろん、セクシーな部分や恋愛の部分なんかも見どころではあるんですが、シリアスな部分は特に大きな本作の核となっている部分ですね。今後、浩樹がどうして絵を描けなくなったのかということにも物語は触れていくことになるのですが、そうすると精神的な部分や人間くさい部分もたくさん描かれていくことになります。恋愛関係の甘酸っぱさとは違った魅力をぜひ楽しんでほしいと思います」。

 そして、もう1つの売りがセクシーだ。本作にはさまざまな場面で、出演者たちが“サービスカット”と呼ぶちょっぴりセクシーなカットが登場する。名塚さんは「ときどき出てくるサービスカットにまだ慣れることができなくて、恥ずかしいんです」と語っていたが、健全な男性ファンにとっては嬉しいかぎりだろう。しかし、本作でもっともセクシーなシーンが登場するのは、なんとエンディングだというのだ。櫻井さんのタトエをお借りするのならば「エンディングはひとことで言うと、エッチ」。たしかに放映を見られた方なら納得するであろう、衝撃的なカットの連続である。

 男性の櫻井さんもびっくりしたというエンディングだけに、女性陣にも大きな驚きがあったようだ。「私がエンディングを見たときは、『キャッツ○イ』を初めて見たときのような衝撃を覚えました」(徳永さん)、「思春期の少年たちは、家族に見つからないように見たほうが無難かも(笑)」(生天目さん)、「裸なのもまあすごいんですけど、それ以上に表情がエッチな雰囲気なんです」(猪口さん)と、さまざまな意見が飛び出した。まだエンディングを見ていないという平野さんは「みなさんの話を聞いて、エンディングを見るのがちょっと怖くなりました……」と呟いていた。ちなみにその内容は、本作のプロデューサー曰く「一応、浩樹の心の中のスケッチブックをイメージしている」とのこと。あまりにも過激な心のイメージということで、出演者一同は驚きの声をあげていたが。

画像 もちろんエンディング以外のアニメ本編にも、セクシーショットはいっぱい盛り込まれている

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