「龍が如く」発売記念イベントが開催――プロデューサー名越氏のインタビューあります(2/2 ページ)

» 2005年12月08日 22時05分 公開
[遠藤学,ITmedia]
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 発売記念イベントには、「龍が如く」プロデューサーである名越稔洋氏も登場。“ゲームに飽いた人たちへ”というキャッチコピーが示す通り、これまでにない新しいゲーム、大人のエンターテイメントを目指した本作だが、発売を迎えての感想や遊び方などについて話を伺うことができた。

photo 「龍が如く」プロデューサー 名越稔洋氏

 名越氏が登場したのは午後7時。すでに完売している店舗があると聞き、「受け入れられてうれしい反面、欲しい人すべてに行き届かずに悲しい気持ちもある」と語る。ただ、購入しているのは、本作が目指していた「これまでと違う層」ではあったようで、そちらについては素直にうれしい気持ちだけがあるとのことだった。

 また、「龍が如く」には本編となるゲーム以外に、主人公桐生一馬の若き日々を描いた実写版が公式サイトにて配信されている。名越氏としては実写版、ゲームという順でプレイするのが一番だと考えているようだが、基本的にはどちらから始めても問題ないとのこと。とは言え、「ゲームをプレイする際の気分を高めるものとして見てください」とコメントするなど、あくまでゲームあっての実写だということをアピールしていた。

 発売を迎えた当日ではあるが、気になるのは今後の名越氏の動き。具体的にはまだ何も言えないとしながらも、力強く次のように語ってくれた。

 「『龍が如く』で始めたチャレンジは、自分にとってはスタートラインから1歩踏み出したぐらいです。今回の一番の狙いは“ゲームをやることは楽しいことだ”と見直してもらいたいということ。(結果的には18歳以上対象になったが)大人向けということがキーワードなのではなく、本当に新しいと思ってもらえるチャレンジをどんどんやっていきたい。今回の反応を見た限りでは、まだまだ詰めていける部分はあると自信が持てた。それが感じられる限りは(チャレンジを)ずっと続けていきたい」

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“ゲームに飽いた人たちへ”――名越氏の挑戦はまだまだ続く。 

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