日本人でも外国人。これまでの常識がほとんど通用しないシリーズ初の欧州編:「プロサッカークラブをつくろう!ヨーロッパチャンピオンシップ」レビュー(2/3 ページ)
より細かい設定が可能になったチーム設定
チーム戦術も大きく変わった。これまでのシリーズは設定が簡単な分、項目は少なく、物足りなさを感じていた。もうちょっと突っ込んだ設定をしたかったのだが、本作のチーム戦術では、「攻撃意識(OFFENSIVE)」、「攻撃スピード(ATTACK SPEED)」、「中央とサイドのどちらから攻撃展開するのか(ATTACK TYPE)」、「左右のどちらのサイドを攻めるのか(ATTACK SIDE)」、「プレスの強さ(PRESS FRE)」、「オフサイドとラップを仕掛ける頻度(OFFSIDE FRE)」、「プレスを仕掛ける位置(PRESS LINE)」の7項目が用意され、7段階の設定が可能になっている。
より細かく攻め方を指示できる「攻撃パターン」も種類が一気に増えた。攻撃パターンというのは、いわば“点を取るための決まった動き”のことで、同じ中央突破であっても、いくつもの展開の仕方が用意されているため、チームのオリジナリティが出しやすくなっている。特に前作にはなかった戦術「ポゼッション」を使った攻撃パターンは、試合で見ると圧巻のひと言。序盤はチームが弱いため、「カウンター」や「組織」といった戦術を採用する人も多いと思うが、チームの土台ができあがってきた時には、ぜひ使ってみてほしいと思う。
本作では、この攻撃パターンの精度が勝利のカギを握っている。どの戦術も素早くボール展開し、相手を寄せつけずに得点を狙うチームの必殺技のようなものだからだ。とは言え、必ずゴールを決められるかといえばそういうわけでもない。精度が低いとあっさりとボールを奪われてしまったり、パスがラインを割ることもある(精度が低いと必ず敵にボールを取られるので、むしろ発動しなくていいとさえ思えることも……)。
しかし、攻撃パターンを使いこなせるようになれば、通常の流れからよりもゴールへの期待は高まるのは間違いない。何より攻撃パターンの華麗なパスワークからゴールを決めた時の喜びは、通常のゴールの何倍も大きい。筆者も最初に攻撃パターンでゴールを決めた時は、つい叫んで周囲の同僚を驚かせてしまった。最初はヤキモキすることも多いが、攻撃パターンをしっかりと練習して、ぜひスーパープレイをたん能してもらいたい。
大胆に生まれ変わった試合
ちなみに試合そのものにかんしては、これまで同様に「試合を見る(フルタイム)」と「結果を見る」の2つから選ぶことができる。このうち、見た目も大きく変わったのがフルタイムで見るときの試合の表示方法だ。これまでは、ゴール前などの重要な場面だけをつなげていく「シーン制」だったが、本作では試合開始から終了までを全部見られる「リアルタイム制」になっている。
リアルタイム制となり臨場感が増したのはもちろん、試合の流れを体感できるため、ボールの流れに一喜一憂できるのが魅力だ。また、選手全体の動きが見られるので、ドリブルが下手だったり、守りのカバーが遅いなどの、チームの欠点が非常に分かりやすい。時々思わぬ動きをする選手もいたりするのだが、チームを把握するためにもぜひプレイは見てほしいと思う。
このほか、戦況に合わせて選手へ指示や選手交代が可能なのもフルタイムの利点だ。気をつけなければいけないのは、シーン制のときは1つのシーンが終わるごとに選手交代できたが、本作ではボールがラインを割るなどしてプレイが中断した時でないと選手交代できない点だろう。リアルではあるのだが、プレイが止まらずになかなか交代できないこともあるのが難点だ。“早くボールを外に出してくれ!”と叫ばずにはいられなかった。次回作では、ぜひ“ボールを外に出せ”の指示を追加してほしいところだ。
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