セガとフロム・ソフトウェア、強力タッグが世に放つ「CHROME HOUNDS」の先行体験会に行ってきた

セガ本社にてXbox 360用ソフト「CHROME HOUNDS」のプレミアムトライアル(先行体験会)が開催された。CHROME HOUNDSは、セガとフロム・ソフトウェアがタッグを組み、世に放つチーム型ネットワークメカアクションだ。

» 2006年05月27日 18時23分 公開
[遠藤学,ITmedia]
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 本日、セガ本社にてXbox 360用ソフト「CHROME HOUNDS」のプレミアムトライアル(先行体験会)が開催された。CHROME HOUNDSは、セガとフロム・ソフトウェアがタッグを組み、世に放つチーム型ネットワークメカアクション。

 Xbox 360のハードスペックを最大限に生かした美麗な映像表現はもちろん、戦場の破壊や爆発といった演出面のリアルさも追求した、まさに次世代メカアクションと呼ぶにふさわしい作品となっている。また、Xbox 360と言えば、忘れてはならないのがXbox Live。本作では仲間とチームを組んで戦う、最大12人(6対6)でのオンライン対戦が可能となっている。


photo 鍋島俊文氏

 トライアルの前にあいさつを行ったプロデューサーの鍋島俊文氏は、「ネットワークに主眼をおいたゲームです。プレーヤーはチームを組んで、自らが所属する国のために戦うこになります。大きな特徴は個人対個人ではなく、チーム対チームということ。チームの中でどういう役割を果たすのか? 単純にうまい、下手ではなく、作戦を立てて戦うことが重要になります。役割に応じた機体を作り上げていくことの面白さも感じてください」と、本作のコンセプトについて説明する。


photo 実際のゲーム画面を見ながら説明は行われた。操作をしていたのはフロム・ソフトウェアの吉田氏

 続けて、「(フロム・ソフトウェアには)『アーマード・コア』というメカアクションがあります。共通しているのは機体を作り上げていくという部分になりますが、それ以上に自由度の高いカスタマイズ機能を持っています」と語った。カスタマイズ機能の大きな特徴、それはこれまで以上にユーザーが思い描く、自分だけの機体構築が可能となっている点にある。

 機体パーツには「コックピット」、「ジェネレーター」、「脚部(足型・キャタピラ・ホバーほか)」など数種類が用意されており、組み合わせに応じて機体の外形が変化する。これにさまざまな武装を組み合わせることで、オリジナリティあふれる自分だけの機体を構築できるわけだ。また、武装は重ねて装備することができるほか、すべてのパーツはジョイントで組み合わされるため、パーツを積み上げる形で装備することが可能となっている。

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 一通りゲームの説明が行われた後、参加していたユーザーたちによる体験プレイが開始。それぞれが思い思いのマシンセッティングを行い、まずは個人戦のデスマッチが行われた。初めて本作に触れるユーザーも多かったようで、1回目の戦いでは近距離戦闘が多かったものの、操作にも慣れてきた2回目では狙撃に挑戦するユーザーもおり、見応えのある戦いとなった。

photo 体験プレイ中の様子その1

 なお、本作の場合、コックピットを破壊されるとその時点で負けてしまう。戦闘でコンスタントにやられてしまっているユーザーには、コックピットが分かりやすい位置、かつ狙いやすい位置にあるユーザーが多かったため、マシンセッティングでコックピットをどの位置に持ってくるか? というのも、重要な要素になりそうだと感じた。

 デスマッチ後には、いよいよ6対6のチーム対戦を実施。ルールは、敵を全滅させる、または敵の司令部を破壊することで勝利となる「スタンダードルール」が採用された。デスマッチを見ていた限り、各ユーザーのレベルはそれほど離れていなかったので、こちらも見応えのある勝負が繰り広げられるだろう予想していた。


photo 体験プレイ中の様子その2

 しかし、チーム戦はやはり勝手が違うもの。便宜上、2つのチームをA、Bと分けるが、Aチームは1人を司令部に配置し、残る5人でBチームのエリアへと向かう。しかも、ゆっくりと慎重にエリアを進んでいた。一方のBチームは6人全員で速攻を仕掛けてきていた。ここでAチームがまずかったのは、1人を司令部に残したことにある。司令部はいくつかダミーが用意されており、本物を破壊されない限り、負けることはない。が、Aチームのひとりが残っていることにより、本物がどれであるかをBチームに教えてしまっていたのである。進軍していたAチームの5人は慌てて引き返したものの、1対6では明らかに分が悪く、司令部を破壊されてしまった。

 Aチームは決して声を掛け合っていなかったわけではなく、作戦自体もしっかりと練っていた。ここはやはり、初チームプレイでありながら、6人全員で攻撃するという決断を行った、Bチームの男気あふれるプレイに称賛を贈るべきだろう。


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 最後には再び登場した鍋島氏が「CHROME HOUNDSは、Xbox 360のオリジナルタイトルです。今回プレイしていただいのは、本作のごく一部に過ぎません。非常にボリュームのある、遊び応えのあるタイトルに仕上がっていると思います」、セガの下村一誠氏が「体験して、もし気に入っていただけたなら友人にも勧めてみてください。本作はネットワークタイトル。1人で遊ぶより、大勢で遊んだほうがより面白さが深まるはずです。発売は2006年6月29日です。その日に、皆さんとネット上で再び会えることを楽しみにしています」と、それぞれあいさつを行い、プレミアムイベントは終了となった。

(C)SEGA Corporation/FromNetworks, Inc./FromSoftware, Inc.,2006


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