「D&D ONLINE」カンファレンス開催――正式サービスは8月10日より(2/3 ページ)

» 2006年07月04日 21時19分 公開
[加藤亘,ITmedia]

「ダンジョン&ドラゴンズ オンライン:ストームリーチ」のゲーム紹介

 続いてさくらインターネット企画部部長 館野正明氏がDDOの実際のゲーム画面を使用し、キャラクター作成からクエスト終了までを駆け足で紹介した。

キャラクターメイキング

デモプレイでゲーム内容を紹介する、さくらインターネット企画部部長 館野正明氏

 まずはキャラクターメイキング。男女ともヒューマン、エルフ、ハーフリング、ドワーフ、ウォーフォージドの5種類の種族からキャラクター選択を行い、さらにファイター、パラディン、バーバリアン、ローグ、レンジャー、クレリック、ウィザード、ソーサラー、バードと9つのクラスから好みで選ぶ。ちなみに男女の能力値はない。カンファレンスではヒューマンを選びデモプレイした。種族とクラスを決定すると次は容姿のカスタマイズとなる。ランダム化するボタンを選ぶと、システム側で作成するのだが、その中で気に入ったものがあれば部位ごとに南京錠にマークを入れ固定、さらに好みに合わせて選択を続ける。もちろん各要素ごとの詳細設定も可能だ。その後、名前を入れると自動的にキャラクターの能力値やスキルの標準的なオススメ設定が表示される。

 館野氏は「キャラクターメイキングだけでも奥が深く、最初は理解できないかもしれない。だからこそのオススメ設定」と語る。まずはオススメどおりにしてから、プレイしながら理解したところで改めてキャラクターメイクの際に、詳細設定をするのがいいかもしれないと説明する。

 詳細なカスタマイズでは、まず各能力に28ポイントを振り分けなくてはならない。本作では、マルチクラスという概念があり、レベル3まではファイターとして育て、レベル3以上はクレリックにするという育て方ができる。そのため、ファイターに必要な能力ばかりを特化してカスタマイズしてしまうと、クレリックになってから苦労するわけだ。事前に考えながら必要なものを上げていく計画性が必要となる。

 さらにスキルポイントでは24ポイントを振り分けていく。クラスに必要ないスキルでは0.5しか上がらないなど、スキルの特性を見抜き、最適のスキルを上げていくことを勧める。フィートの選択でも各クラス専用のフィートがあるため、クラスに合わせたものを選ぶべきだろう。さらにスキルを選び、実際は酒場でセットして冒険にでかけることになる。スキルは、テーブルトーク版と同様に、クエストに出発する前にいくつかをセットし、選択したものだけを詠唱することになる。


クエスト

 DDOでは、HPの回復は基本的に酒場でしかできなかったりと、酒場を中心に活動することになる。酒場で仲間を集め、街にいるNPCからクエストを受け、探索に出かけるという流れだ。パーティは通常6人単位で、クエストによっては最大2パーティ(12人)で行うこともできる。もちろん6人以下、1人でだってクエストには参加できる。

盤面を正しくつなぐパズル要素や言葉遊びのような仕掛けも

 カンファレンスでは、ロード・ジェラルド・グッドブレイドからクエストを依頼され、「珍しいスクロールを探す」ことになった。クエストの冒頭やフィールドの説明などは音声とテキストによって説明される。また、画面右上には20面ダイスが表示され、攻撃や回避などの判定を行うなど、テーブルトーク版と同様の演出が施されている。クエストによって目的はさまざまで、トラップやパズル要素もある。ローグのスキルを使用しないと発見できないものがあったりとクラスの特性を最大限発揮できるようになっている。フィールド上にはコレクターアイテムが落ちている場合もあり、隅々まで探索の手を緩めてはならない。

 モンスターとの戦闘には前述したとおり、アクション性が盛り込まれている。相手の動きに反応し、攻撃や回避行動が取れる。ある程度の長さのあるクエストの場合、休息の神殿(蘇生の神殿)と呼ばれる休憩ポイントが設けられている。ここでは酒場に戻ることなく、HPやSPを回復できるようになっている。ここは、クエスト中に万が一死んだ場合でも、ソウルストーンを持ってくると蘇生することが可能だ。

 でもプレイではほんの少しのクエストのみを紹介していたが、その数は数百に及ぶ。


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