番長とは何よりもまず強くなければならない――「THE 炎の格闘番長」（2/3 ページ）

[ITmedia]

　ミニゲームをこなし、ある程度パラメータをアップさせたら、いよいよ実戦デビューとなる。とは言え、何の技も持たずにボスに挑むのはやはり無謀と言うものだ。まずは雑魚ヤンキーと戦い、「コンビネーション」や「通常投げ」といった基本的な技を覚えていくのが良いだろう。雑魚ヤンキーはMAP上にヤンキーアイコンが表示されている場所にいるので、一目瞭然（りょうぜん）だ。

　最初は特殊な技をまったく覚えていない真っさらな状態の主人公を、どのような番長に仕立て上げるかはすべてプレーヤーの自由である。覚えた技を組み合わせれば、自分だけのコンボを作り出すことが可能だ。例えば“アッパー（ボクシング技）で空中に浮かした相手に、正拳突き（空手技）を食らわせ、最後に四股（相撲技）でダウン攻撃を行なう」といったコンボもできるという。

柔道の「一本背負い」や

ボクシングの「左アッパー」など

さまざまな技を習得することができる

　パラメータがアップし、技も覚えたらボスとの対決、敵番長のいる学校へと乗り込むことになる。ここで見事に勝利を飾れば、その学校を制圧することができるというわけだ。なお、対決中はボスのみが持つ「コマンド技」や「必殺技」なども習得が可能となっている。ここではイケメン、女の子、色モノと、個性あふれる敵番長8人を紹介しよう。SIMPLEシリーズファンにはおなじみのアノ番長もいるので、その辺りも含めてしっかりとチェックしていただきたい。

鋼の真幸
私立大山学園三年。空手部の主将だったが、他校生徒とのケンカが絶えず現在は停学中。冗談の通じない硬派な性格で、常に全身から殺気を漂わせている。バットをへし折り、石をも砕くという鋼の肉体を持ち、骨まで響く重い一撃を得意とする

さざなみ涼子
鋼道館大学附属高校の生徒会長。元気が良く、ちょっとのことではくじけないスポーツ万能の女の子。正義感が強く、近隣のヤンキーを柔道技で更正させようとしている。この活動のせいで自校のヤンキーは彼女に頭が上がらず、近隣校からは鋼道館附属の番長と思われてしまっている

マシンガン・ジェイク（M.J）
聖リバティハイスクール三年。子供の頃から日本各地を転々とし、ストリートファイトでは負けなしの天才ボクサー。相手をボコボコにするようなラッシュが持ち味で、勝負がついてもなお追い打ちするような残忍な面を持つ。とにかく人を殴ることが好きで、殴り始めると誰も止められない

カミナリ吾郎
刻技館大学附属高校三年。江戸の昔から七代続く相撲一家の生まれ。体に染み付いた相撲技で、校内の荒くれ者を取り仕切っている。短気で体型や身に付けた相撲技を馬鹿にされると我慢できない。自分に向けられる周囲の目を変えるには、ケンカに勝つしかないと思っており、勝負にかける執念は人一倍のものがある

※画面は全て開発中のものです。

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