カンガエルことを放棄してはならない――「カンガエル EXIT」(2/2 ページ)

» 2006年07月20日 00時09分 公開
[ITmedia]
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 初期状態では横倒しで置かれており、押すと転がっていく。押された方向へ移動を続け、進行方向に壁などがあると、ぶつかって縦置きで停止する。縦置き状態になると押せなくなる。水中に落下すると縦置きで浮いて停止し、水上の足場になる。転がっている樽にキャラがぶつかるとミスになる。火に触れると、その場で燃え、壁・タイマースイッチにぶつかると、そのスイッチをONにして停止してくれる。また、床・EVスイッチに対しても有効。横倒しになって置かれている樽に、別の樽がぶつかった場合、置かれていた樽が転がり出し、ぶつかった樽は縦置きになって停止するなど、前作では該当するものがなかったまったく新しい仕掛けといえる。


一方通行切り替え扉

 一度通過すると、逆方向からしか進行できない扉で、進行可能な方向が変わってしまうもの。扉の前で特別な操作は不要で、キャラの通過に合わせて、回転扉のように扉が連動して開く。


 前作ではドアは2種、両開きと片開きのものがあった。

  • 両開きドアと片開きドア(画像は右からしか開かないドア)

さらに前作との違いは?

 前作をプレイしたユーザーの声を反映し、Mr. ESCの動きを改めている。前作では、ステージにある梯子や階段に手や足を一度かけてしまうと、各キャラクターは登りきるまで方向転換が不可能だった。本作では難点を改善。テンポアップとイライラ感を解消している。同行者やギミックなどは新要素が追加されているが、ゲームに登場するアイテムは、鍵やロープ、はしご、消化器、ツルハシ、懐中電灯、板、スパイクシューズ、ライトサーベルと、前作と同じものとなっている。

ジャンプしやすく、移動スピードもアップ。階段の途中での登降りが可能で、もちろん梯子の途中での登降りもできる

 Mr. ESCは「歩く」、「走る」、「開ける」、「しゃがむ」、「ぶらさがる」、「ジャンプ」、「泳ぐ」、「指示を出す」、「引き上げる」、「押す」、「操作する」、「這う」などの動作を基本とし、これらの動作を駆使することでギミックやアイテムを使い、同行者を助け出し、ステージをクリアする。すべて“カンガエル”ことが要求されるのだ。“カンガエル”ことを放棄したものには未来はない。脱出請負人たるMr. ESCには不可能はない。必ず脱出への筋道は見えなくとも存在するのだから。


カンガエル EXIT
対応機種PSP
メーカータイトー
ジャンルパズルアクション
発売予定日2006年9月7日
価格5040円(税込)
(C)TAITO CORP.2005,2006
※画像は開発中のものです。


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