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一年戦争の英雄になるのは自分だ!――「GNO」の無料ダウンロードがついにスタート!(1/2 ページ)

多人数参加型のオンラインシミュレーションゲームとして登場以来、多くのユーザーを戦場へと送り込んだ「GNO」。なんと8月1日からクライアントの無料ダウンロードが開始された。そこで今回は、そのダウンロード版を紹介とレビューをしていこうと思う。

» 2006年08月28日 00時00分 公開
[PR/ITmedia]
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低スペックで遊べるガンダムシミュレーションゲーム

 まずは、「ガンダムネットワークオペレーション」(以下、GNO)とはどんなゲームなのかを簡単に説明していこう。このゲームは、プレーヤーが連邦軍、ジオン軍のどちらか好きな軍の艦長となり、自分だけの部隊を率いてネット上に広がる戦場を駆け抜けていくという戦略シミュレーション。パイロットの能力とモビルスーツ性能にあわせた戦闘指示を出して、戦場となっている拠点に移動して戦闘をおこなうのが基本となる。

 ゲーム内の一年戦争は、現実時間の3カ月を1つのスパンとして構築されているので、開戦から参加すれば約3カ月で終戦を迎えることに。といっても、3カ月まるまるプレイするのではなく、オフライン時でもゲームが進行するシステムが採用されているので、1日10分程度のプレイ時間でも、自分の部隊は24時間常に戦場で戦いを続けてくれている。さらに、スペック的にもマシンに優しい仕様で、高性能なグラフィックスカードがなくとも、ノートPC程度のスペックがあれば十分。仕事の休み時間などにちょっと様子を見たり、指示を与えたりできるのはプレイに対する気軽さも増すことだろう。

 また、参加しているプレーヤーの勝敗で勢力図が変化していくので、史実通りに歴史が動くとは限らない。そこにイベントの発生なども手伝って、我々の知らない一年戦争の結果が持っていることも少なくないのだ。さらに、このゲームは他のプレーヤーとのコミュニケーションも重視されているので、チャットで情報交換をしたり、モビルスーツをトレードするなどして自軍を強化していくのもポイントなのだ。

 と、基本的なゲームの概要はこんな感じ。モビルスーツやキャラが多数登場するのはもちろんだが、それだけではなく、なんといってもオンラインシミュレーションが低スペック、短時間プレイで楽しめるのが最大のウリではないだろうか。

画像 宇宙と地上を部隊に繰り広げられるシミュレーションゲーム。オンライン上で多人数のプレーヤーと一年戦争を戦う
画像 基本的に戦闘シーンはオート。プレーヤーはその準備をし、あらかじめある程度の指示を与えておくのだ

初プレイはモビルスーツ全滅……、いや、まだ終わらんよ!

画像 サーバごとに経過日数が異なる。初プレイであれば日数のあまり経過していないサーバを選ぶことをオススメしたい。実体験から。

 8月1日から配信がスタートされた無料ダウンロード版(月々のサーバ利用料金は別途必要。月額945円(税別))をさっそくダウンロードしてプレイ開始。パッケージ版とはゲーム中の音楽が違ったり、イベントアニメーションが収録されていないなどの違いがあるらしいが、基本的なゲームの仕様は同じなので問題なし。そして、最初に地球連邦軍とジオン公国軍のどちらでスタートさせるかを選択するのだが、ジーク・ジオンな私は迷うことなくジオン公国軍を選択して自分のキャラを設定。このとき、最初に配属される部下の名前も変更できるのだが、初プレイということでそのままの状態で楽しんでみることにした。

 次にワールドサーバの選択になるのだが、サーバごとに経過している時間も違うので、ここでは経過日数を現す“Days”を参考にしよう。開戦間もないサーバなら経過日数も少なく、日数が多くなるにつれ戦局もかなり進んでいる状態にある。後半にさしかかっているサーバに入っても、途中から参加できるようにキャラのレベルが高い状態で、モビルスーツもそれなりのものが配備されるなどの配慮がなされているのはうれしい。ただその分、終戦までの時間が少ないので、十分に楽しむことのないまま終戦を迎えてしまうなんてこともある。特に目的がないのであれば、開戦間もないサーバに入り、序盤から自軍のために戦ったほうがいろいろな面で楽しめるように思える。

 とか言いながら自分はそれなりに進んでいるサーバに潜入。前もって何の情報も頭に入れずにプレイを始めてしまったので、まず何をしたらいいのかチンプンカンプン(当たり前だ)。マップをなんとなく見る限り、両軍の戦力が集まっている拠点に移動すればいいのかなとは気づいたので、それらしいポイントに移動してみる。すると、到着するなりすぐに戦闘開始。あれよあれよという間に次々と破壊されるモビルスーツたち……。あれ? あれ? 何? え、敗戦? ああ(泣)、まだ開始間もないのに全滅ですか。

 所持していたモビルスーツをすべて撃破されてしまい、これでおしまいかと思っていたら、そうではない。画面右下の自分のステータス画面にある“REPAIR”が満タンになれば戦線に復帰できるようだ。このゲージの減りも、部隊の被害によって大きくなり、軽度の損害なら戦線に復帰するのも短い時間で済むというものらしい。ホント、勉強不足ですみません。

 戦闘を繰り返し、勝利数も増えだんだんとゲームになれてくると、今度は編成にも手を加えるようになってくる。戦闘開始時のフォーメションをいじってみたり、各パイロットへの指示を変えてみたり、乗せるモビルスーツ自体を代えてみるとかなど、自分の戦い方をこうやって決めるのかと見えてくるとこりゃ楽しい。それで、補給ものぞいてみると、今の戦力で1回の勝利で手に入る補給ポイントから考えると、新しいモビルスーツを手に入れるには補給ポイントがかなり高価。このあたり、開戦時からプレイしている場合との差なのだろう。

 同じエリアにいる友軍プレーヤーの機体を見ても、種類もそうだが数でもすでに差がついている。そして何よりも、部隊に所属しているというのも大きいようだ。やはり、コミュニケーションを大事にした上で、開戦時から参加するというのは大事なことなんだなぁと。

画像 戦い方に慣れてくれると勝利数も増えてきた。戦う場所さえ選べば勝つことは難しくないとようやく理解
画像 補給で得られる機体のリストを見ると、それぞれがかなり高価であることを知る。せっせと補給ポイントをためないと

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提供:株式会社 バンダイナムコゲームス
制作:ITmedia +D 編集部/掲載内容有効期限:2006年9月10日