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2006年09月23日 01時01分 更新

東京ゲームショウ2006:

2つのMMORPG新タイトルとカジュアルゲームを展示――ガマニアブース

ガマニアデジタルエンターテインメントのブースでは、既に正式サービスが始まっている「飛天online」。9月15日よりプレオープンβテスト中の「ホーリービースト online」など、同社お馴染みのタイトルと並んで、新規タイトルの試遊機が展示されていた。
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 ガマニアデジタルエンターテインメントのブースでは、既に正式サービスが始まっている「飛天online」。9月15日よりプレオープンβテスト中の「ホーリービースト online」など、同社お馴染みのタイトルと並んで、新規タイトルの試遊機が展示されていた。

 MMORPG「Bright Shadow」と「仙魔道 ONLINE」、ボードゲームの双六をオンラインゲーム化した「ネットdeすごろく す〜ぱぁ★リッチ」の3タイトルは、いずれも公式サイト上で今後サービス予定のコンテンツとして、ごく簡単に紹介されているが、プレイアブルなデモ機が国内で展示されるのはこれが初めてだ。

“霊気”が世界を動かす「BrightShadow」

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 BrightShadowの世界は異なる4つの文明で構成されており、プレイヤーはそのいずれかに所属する。インタフェースだけを見れば、従来のMMOと比較して大きな差はく、キャラクターの移動やモンスターのターゲットはマウスでクリック、習得したスキルアイコンはショートカットに設置すればキー1つで発動出来るなど、極めてオーソドックスな作りといえるだろう。

8種の霊気を溜めて成長・生産・変身

 同タイトルの特徴は、モンスターを倒したりクエストを遂行して獲得できる、霊気(Spirit Power)システムにある。モンスターを倒すとその死体から出る霊気は、プレイヤーキャラクターに吸い込まれる。この霊気値を溜めることで新たなスキルを習得したり、スキルをアップさせたり、あるいはペットの育成、アイテム生産活動、ギルド活動など実に多くの目的に利用できるのだ。また、倒すモンスター別に霊気には8つの種類があり、色もそれぞれ異なっている。

画像画像 (左)モンスターは子鬼やお化け提灯など妖怪めいたものが多い (右)倒したモンスターから緑色の霊気を吸収している

ステータス振り次第で変わる、覚醒状態

 キャラクターの基本情報を見ると、「覚醒状態」というボタンがあり、別途小さなウィンドウが開く。珠のように見えるのは「物理攻撃+10%」「防御力+5%」などのボーナスで、ステータス振りと密接に連動しているのだ。レベルアップ時にボーナスポイントが手に入り、任意のステータスを上げられるのは従来のMMOでもごく普通のことだが、特定のステータスが一定値に到達すると、この覚醒状態ウィンドウの“穴”が自動的に埋まる仕組みだ。何を幾つまで上げると、どの覚醒が始まるのかは明らかにされておらず、ユーザー自らが実際に試してみるしか方法はない。

 この手の研究は、日本人プレーヤーが割りと熱心に取り組む要素ではあるので、国内でのβテストが始まれば解析はあっという間に進みそうな予感がする。

画像画像 (左)キャラクター情報の中にある「覚醒状態」を押すと、右側にウィンドウが開く (右)その拡大図がこちら。それぞれに攻撃・防御アップなどのボーナスがある

緊急時の脱出用スキル?「変身システム」

 また、BrightShadowではスキルの1つに、変身に関わるものがある。現在実装されているスキルは「バフォメット」「九尾の狐」「石甲バリア」の3パターンで、習得さえしていればボタン1つで変身は可能だ。

 変身中のメリットはそれぞれ異なり、バフォメットは攻撃・防御力が飛躍的に高まる代わりに移動速度は大変遅く、また変身中に消費する霊気が激しい。九尾の狐は移動速度が倍以上になるが、変身中の攻撃は不可。石甲バリアは防御力が10倍近く高まるが、やはり変身中には一切の攻撃ができなくなる。

 試遊機を触った感じではローカライズもかなり進んでおり、国内でのβテスト開始も意外に近いのでは? と思っていたが、実は今回は東京ゲームショウに合わせて特別にローカライズしたバージョンを展示しているのだとか。目標としては台湾で年内のβテストが出来れば……というレベルで、国内に関しては一切未定とのことだ。

画像 「九尾の狐」
画像 「石甲バリア」
画像 「バフォメット」

仙と魔の大規模RvRが期待のMMO「仙魔道 ONLINE」

 もう1点展示されていたMMORPGは、「陽の仙族」と「陰の魔族」の対立を描いたタイトル「仙魔道 ONLINE」である。プレーヤーの行動やクエストの結果によって善と悪のパラーメーターが変化し、仙族と魔俗の行き来も可能。どちらに所属するかで使用できるスキルや能力パラメーター、さらには外見までもが変化していくのが特徴だ。

 戦闘時に使用するスキルはうまくつなげればコンボとなり、華やか&ド派手なエフェクトが画面を覆いつくすのが売りの1つとなっている。

 開発状況だが、現在はまだ社内テストを行っており、完成度は60〜70%程度とのこと。いずれは仙族 vs 魔族の大規模戦闘なども企画されているそうだ。

画像 魔族になると肌の色からして“赤鬼”といったところ。わりとシリアスなタイトルにも関わらず、ネタ装備品を欠かさないあたりはさすがと言うべきか
画像 特殊な装備品で出るオーラや、スキルを上手につなげた際のエフェクトまぶしいほどだ。ちなみに同タイトルは予想通り10代〜20代の男性をターゲットにしている

うっかり熱くなリ過ぎそうな、ギャンブル要素たっぷりの「ネットですごろく す〜ぱぁリッチ」

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 3つ目の新タイトルはボードゲームの定番、すごろくをオンラインゲーム化した「ネットですごろく す〜ぱぁリッチ」だ。

 タイトルには双六の名前がついているが、イメージとしては「モノポリー」を思い浮かべたほうが近いだろう。

ダイスを振って目の数だけ桝を進み、止まった枡に所有者がいなければ土地を購入。一定条件を満たせば建物をたて、他プレイヤーが通行する際には通行料を徴収できるなど、ルールはかなり実際のボードゲームを忠実に再現している。オンラインならではの機能として、200種を超えるカードを実装。「土地奪い」「こそドロ」「おひとよし」「通行止め」といった多彩なカードは自分のターンにだけ使用でき、うまく行けば一発逆転も狙えるようになっている。

 ゲームモードは無料で誰でもプレイできる「練習モード」と、有料プレーヤーだけが参加できる物に「ベーシック」「スピード」「エキサイティング」「チームバトル」の4種類を用意。マップは世界地図になぞらえて、現在は「台北」「東京」「大阪」「バリ島」など選べる。もちろんマップは今後のアップデートで追加される予定だ。

 このす〜ぱぁリッチ、ルームを開設する際にルームマスターは賭け金を最低100,000ポイントから設定可能。双六というゲームの性質上、最初に上がった1位のユーザー以外は全員負けという判定で、3人分の賭け金は独り占めという美味しいルールだ。台湾では2006年3月にオープンβテストを開始しており、同社のアシスタントプロジェクトマネージャー:Arc Wang氏によれば、「台湾はギャンブル好きで熱くなりやすいユーザーが多いせいか、この賭け金システムに人気があり、登録アカウント数も順調」とのことだ。

 ギャンブルに対しては台湾に比べると、やや拒否反応が強い日本で全く同じシステムが導入されるかどうかは不明だが、遊園地のように見える明るいマップとかわいらしいカードの絵柄は日本でも受け入れられるだろう。残念ながらこちらもサービス予定時期など、詳細は一切未定なので、今後の情報を楽しみに待っていてほしい。

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 この他、ガマニアブースでは「ART OF WAR」「星辰online」の2タイトルが、ムービーのみ公開となっていた。

[麻生ちはや,ITmedia]

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