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2006年09月24日 21時34分 更新

東京ゲームショウ2006:

百花繚乱! チョコボとスライムに導かれ、シアターもプレイアブルコーナーも大盛況――スクウェア・エニックスブース (1/2)

プレイアブルコーナーに、巨大シアターに、イベントステージにと、とにもかくにも来場者が詰め寄っていたスクウェア・エニックスブース。移動もままならないブース内では、プレイまで90分待ちというタイトルもあり、その人気の高さをうかがえた。

巨大なチョコボとスライムが目印です

wk_060924se01.jpg こちらがその2匹。この写真だけでは分かりづらいかもしれないが、かなり巨大なバルーンオブジェだ

 目印といえばこれほどまでに分かりやすいものもないだろう。今年のスクウェア・エニックスブース上空には、巨大なチョコボと巨大なスライムが浮遊し、来場者たちを「いらっしゃいませぇ」とお迎えしていた。

 そんな2大マスコットキャラに導かれてか、スクウェア・エニックスブースは、常に人に囲まれ、人が渦を巻き、人の波が人の波を飲み込む、かなりの盛況ぶりだった。

 多くのプレイアブル出展作品があるが、その中でも目玉なのは、12月28日に発売を予定しているニンテンドーDSの「ドラゴンクエストモンスターズ ジョーカー」と、2007年春に「キングダムハーツII FINAL MIX」に収録される「キングダムハーツ Re:チェイン オブ メモリーズ」。前者は根強い人気を誇る「ドラゴンクエストモンスターズ」シリーズの最新作。後者はゲームボーイアドバンス用タイトル「キングダムハーツ チェイン オブ メモリーズ」がPS2用にリメイクされた作品だ。どちらもかなりの待ち時間を耐えなくては試遊台にたどりつけない状況だった。


 そんな過酷な状況をくぐりぬけ「ドラゴンクエストモンスターズ ジョーカー」を実際にプレイしてきたので、ご報告しよう。

 まず、基本的な移動は十字ボタン。3D化してからのドラゴンクエストシリーズの伝統なのだろうか、LボタンとRボタンを押せばぐりぐりと視点を動かすことができる。驚くべきはそのグラフィックだ。上画面に実際のプレイ画面が表示され、下画面にはタッチでも操作できるステータス画面が配置されている。下画面のステータス画面はわりとシンプルなものだが、上画面のグラフィックはかなり美麗な3Dポリゴン。携帯ゲーム機の限界を感じさせる粗も多少は見受けられたが、それを補って余りある、気持ちのよい3D空間が作られており、ただ砂浜を走っているだけでもわくわくするような「ドラゴンクエストVIII」に通じる感覚があった。

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 ゲームを始めるとまずは砂浜。どうやらノビス島と呼ばれる島の海岸らしい。突然スライムと戦闘になったりするが、主人公が最初にひきつれているスラン(スライム)は、特にピンチになることもなく相手のスライムを倒していく。砂浜から陸地に向かっていくと一軒の家があるのでザザザッと入ってみた。中にはモンスター預かり所や銀行などのプレーヤーをサポートする人たちが揃っている。一度に連れて歩けるモンスターは3匹までなので、さっそくモンスターを追加。預かり所からドラッシュ(コドラ)とてぃるりん(ベビーサタン)を選び、いざ島の内部へ。小高い丘をずんずん登っていくとスライムたちに遭遇する。戦闘を避けようと走ってもスライムに見つかって相手の頭上に「!」のマークが出てしまうと、追いかけられつかまってしまう。

 つかまってしまったら強制的に戦闘だ。「たたかう」を選ぶとモンスターたちはそれぞれ自由な攻撃方法で戦う。これじゃあ味気ないなあ、と思っていろいろいじってみると、どうやらコマンドで作戦を変えることができると発覚。各モンスターごとに「ガンガンいこうぜ」、「いろいろやろうぜ」、「いのちをだいじに」、「とくぎつかうな」の4つから作戦を選ぶことができた。

wk_060924se06.jpg ニンテンドーDSという携帯ハードだからというのもあるだろうか、試遊機の数はかなり多く、1人用の体験プレイのほかに、あらかじめ用意されたモンスターを駆使しての対人戦を楽しむこともできた。

 スライムやももんじゃを倒しながらさらにずんずんと丘をのぼっていくと、洞窟が見えてきた。洞窟を進み新たな敵に遭遇しそうだ…というところで今回のプレイアブル版は終了。プレイしてみて一番印象に残ったのは、やはりそのグラフィックのきれいさと気持ちよさ。おそらくモンスター捕獲やモンスター配合の奥深さもバッチリ用意されているだろうから、これは期待していいビッグタイトルだと言える。

 上記2作品以外のタイトルもそれぞれ人が絶えることはなく、ブース中心部は通常の移動も困難なほどの混雑ぶりだった。写真とともに気になったタイトルをご紹介していこう。


「すばらしきこのせかい」など気になるタイトル

 前述した2タイトルに並ぶ勢いで来場者の注目を集めていたのが、スクウェア・エニックスの新機軸RPG「すばらしきこのせかい」だ。東京・渋谷を舞台に、一風変わった設定のRPGが繰り広げられる。プラットフォームはニンテンドーDS。こちらの試遊機もかなりの数が用意されていたが、それでもプレイするためには長い待ち時間を要するのだった。

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 年末商戦にスクウェア・エニックスがあててくる主力タイトルと思われる、PS2の「聖剣伝説4」とニンテンドーDSの「チョコボと魔法の絵本」。これらもプレイアブル出展ということで、熱心に遊ぶ来場者の姿が印象的だった。「チョコボと魔法の絵本」では、来場者自身がニンテンドーDSを持参していれば、プレイを待つ間にも数あるミニゲームのうち1つだけをダウンロードできるようになっていた。ニンテンドーDSの特性を活かした粋な計らいである。

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 さらに、今冬発売を予定しているニンテンドーDSの「フロントミッション ザ・ファースト」は、試遊をするとオリジナルの携帯クリーナーがもらえるという太っ腹状態。DSであの名作が遊べるということでファンは期待していいだろう。リメイクといえば、忘れてはならないのが「ファイナルファンタジーV」と「ファイナルファンタジーVI」のゲームボーイアドバンス版。こちらは今年の10月と11月に立て続けにリリースされる。2DのFFだけでもこの秋がつぶれてしまうかもしれない、贅沢なラインアップだ。


 その他にも携帯電話用のアプリがコーナーの一角を占め「聖剣伝説」「聖剣伝説 FRIENDS of MANA」「ドラゴンクエスト不思議のダンジョンMOBILE」「ドラゴンクエストモンスターズMOBILE」「チョコボdeモバイル」「ポケメート」「フロントミッション2089」「モノトーン」などの魅惑の作品群を、並べられた携帯電話でプレイすることができた。ここ1、2年の傾向だとは思うが、携帯電話アプリの充実度は飛躍的に向上しているように思う。ゲームメーカーのブースに携帯電話が並んでいる風景は、何だか不思議なものだ。

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