レビュー
2006年10月23日 18時30分 更新

やっぱり対人戦がアツかった――「メテオスオンライン」クローズドβテストに参加してみました (1/2)

惑星“メテオス”から雨のように降り注ぐメテオ。3つそろえて打ち上げて、自分の星を守れ! 打ち上げる感覚が新しいDS用パズル「メテオス」がこのたびPCオンラインゲームで登場。今度は対人戦で勝負だ!!

隠れた名作がオンライン化

 今では、1000万台を突破して国民的なハードになったニンテンドーDSにも、発売後しばらくはモタモタしていた時期があった。本格的なブレイクは2005年5月発売の「脳を鍛える大人のDSトレーニング」がロングセラーになって以降になる。実は、今回紹介する「「メテオスオンライン」」の元となったニンテンドーDS「メテオス」は、その2カ月前、2005年3月に発売されたソフトだ。

 発売前からゲームファンから大きな期待が寄せられていた「メテオス」は、文句なしに面白く、熱中度も高かった。ブロックをそろえて打ち上げるという斬新なアイディア、やりこみがいのある各モード、ポップとレトロが融合したセンスのいいSF的世界観……。熱狂的なファンがついたのも当たり前だ。しかし、やはり時期が悪かったのだろう。高い前評判に比べ、一般のユーザーを巻き込んでの大ヒットとはいかなかった。最近では知る人ぞ知るDSの隠れた名作パズル、という評価が定まりつつあった。

画像 ニンテンドーDSの小さな画面ではやや見にくかったメテオのマークもPC版では見やすくなっている。これでメテオの移動も簡単!?

 このメテオスに新たなチャンスが訪れる。今回、PCオンラインゲームとして登場する運びとなったのだ。しかも、公式サイトのほかに、あの日本最大級の無料ゲームサイト、ハンゲームからも遊ぶことが可能。当時はWi-Fi通信がまだサービス開始しておらず、ワイヤレス通信での対応だったので、対戦したくてもプレーヤーが見つからない、というファンが続出した。それを考えると、これは朗報中の朗報。果たしてどんな仕上がりになっているのか、さっそくクローズドβテストに潜入してみた。

3つそろえてメテオを打ち上げよ!

 「メテオスオンライン」となってどこが変わったかを書く前に、まずメテオスのルールを簡単に説明したい。ジャンルはいわゆる落ちモノパズル。上から「水」、「火」などのマークがついたブロック“メテオ”が降ってくる。一番上まで積み上がると警告音が鳴り、放っておくとゲームオーバーになってしまう。

 ただし、ここからが並みの落ちモノパズルとの違い。画面上のメテオを入れ替えて、同じ種類を3つ以上そろえると、“消える”のではなく点火して上空に“打ち上がる”。そろえたメテオが土台となり、上に乗っているメテオもすべて上空へロケットのように飛んでいく。これがメテオスの最大の見せ場だ。

画像画像 画面左下に注目。このメテオを下に動かすと同じ種類のメテオが5つ揃って発射! でも、上に乗っているメテオが多いので、1回の点火では推進力が足りない
画像画像 基本となるテクニック、ステップジャンプ。一番下のブロックをあらかじめ動かし、着地したとき揃うように並べる。前よりもすごい勢いで上へ向かって発射される

 たとえば一番下の段の横5つのマークをそろえると、5列分が上空に浮く。ただし、画面外までメテオの塊を打ち上げるには大きな推進力が必要になる。1回そろえて点火しただけでは、メテオの塊は重さに耐えきれず落ちてきてしまう。

 ここで使うテクニックが、“ステップジャンプ”。メテオの塊が一番下まで落ち切ったとき、隣のメテオと3個以上つながるように、あらかじめ組んでおき、連鎖を狙う。成功すれば隣の列も含めて再び大きなメテオの塊が宙に浮かぶ。そのあと塊の中でメテオをそろえれば第二次点火、第三次点火となり、塊を大気圏外へビューンと打ち上げられる。

 最終的にはズラッと横ラインを連鎖させ、メテオの全消しを目指そう。積み上がったメテオはきれいサッパリ宇宙へサヨナラする。これはホント、気持ちがいい。競馬で大穴が当たり、友人に積もった借金を叩き返したときのような、もしくは出し忘れて台所に溢れていたゴミを一気に捨てたときのような爽やかさが味わえるのだ(まっとうな人にはわからないたとえか?)。

オンライン版の変更点をチェック

 さて、「メテオスオンライン」のニンテンドーDS版からの変更点を個条書きで説明していこう。

(1)オンラインで多彩な対戦が楽しめる

 ソロプレイでやり込むのも楽しかったが、やはり対人戦は白熱する。ルールは「バトルロイヤル」と「チーム戦」の2つが選べる。バトルロイヤルは2〜6人で競う個人戦、一方チーム戦は「2on2」、「3on3」などの団体戦で、チーム戦では誰かと協力して敵チームに攻撃メテオ(要はお邪魔メテオ)を送り込むこともできる。

(2)メテオが“タテ移動のみ”から“タテヨコとも、自由に移動可能”へ変更

 これが一番大きな変更点だろう。DS版「メテオス」ではメテオの入れ替えは上下のみだったが、オンライン版では左右へもメテオを移動できるため、そろえるのが格段に楽になった。「メテオス」のファンはやや大味に感じるかもしれないが、新しいユーザーを呼び込むために、思い切って敷居を下げる新ルールの導入は、見事な決断だったと思う。DS版のシビアなしばりが好きなら、ルールで“タテ移動のみ”を選ぼう。

(3)タッチペンからマウス&キーボードへインタフェースの変更

 タッチペンで細かいメテオを正確にタッチするのは、慣れるまで一苦労だった(十字キーとボタンでも操作はできたが……)。マウスとキーボードになって、やはり敷居が下がったのではないだろうか。基本の操作方法は、マウスなら左クリックでメテオをつかみ、隣へドラッグして入れ替える。キーボードならスペースでつかみ、カーソルキーで移動させる。PCは操作環境がカスタマイズできるので、市販のコントローラを使うのもオススメだ(ユーザーの中にはタブレットをインタフェースにしている猛者もいるとか。これならタッチペン感覚と一緒!?)。

(4)プレイキャラクターが登場

 自分の分身となる「プレイキャラクター」が表示されるのもオンラインゲームならではだろう。ショップで髪型や服などの装飾アイテムを買って自由にカスタマイズできる。キャラクターを飾るアイテムは、普通の洋服や髪型のほか、マスクマンやインベーダーの着ぐるみといった色物もある。装飾すると対戦中の掛け声まで変わってしまう。「ウッキー!」、「オールライト!」とにぎやかだ。

 このほか、打ち上げたメテオがそのままかたまりとなって敵の惑星へ落下する「通常攻撃」、メテオを最大3本まで列柱を同時に落とすことができる「列柱落とし」、大量のメテオが時間をかけてパラパラと降り注ぐ「燃えカス流星群」、入れ替えも打ち上げも不可能な特殊メテオを最下層に蓄積させる「ダークマター」という4種類の「攻撃メテオパターン」に加えて、敵に送るはずのメテオを味方に送り、それを受け取った味方が敵に送ると増量されたメテオが落ちるという「フレンドメテオ&フレンドコンボ」も、「メテオスオンライン」の大きな特徴となっている。

 なお「メテオスオンライン」は基本的なプレイは無料で、ゲームアイテムやプレイキャラクターの装飾アイテムは課金制になっている。

画像 ショップでプレイキャラクターのアイテムを買ってカスタマイズ。お洒落系にするもよし、お茶目に着ぐるみをかぶってもよし
画像 ルチャマスクと裸、パンツを装備して覆面レスラーになりすましてみる。女性向けにはネコ、子供にはクマなども用意されている
画像 対戦時に使うゲームアイテムは、ショップで買う以外にも合成でも作れる様子。体力回復のアイテムなどは必須?
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[立花裕壱,ITmedia]

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