編集部にもパトロール――やつらが「O2Jam」PR(平和維持活動)にやってきた

「音楽で世界が平和にできると、割と本気で思ってます」と口にする「Imitation PoPs 宇宙戦隊NOIZ」の5人が編集部へ巡回にやってきた。でも彼らの姿形には一切つっこみません。

» 2006年10月25日 16時34分 公開
[加藤亘,ITmedia]

 「すごく興味が沸いたのでぜひお会いしたいと思った金曜の夜でした」と、以前記事に書いた。これは「Imitation PoPs 宇宙戦隊NOIZ」(以下、宇宙戦隊NOIZ)の5人が、ガマニアデジタルエンターテインメント(以下、ガマニア)のオンライン音楽ゲーム「O2Jam」において、タイアップを行うという記事中でのこと。

 あれから数日。本当に彼らがやってきちゃいました……。あのままのカッコウで……ハイヤーに乗って……。


 タイアップ特別企画の1つは「宇宙戦隊NOIZスペシャルアップデート」と称し、10月26日に宇宙戦隊NOIZの楽曲「ORANGE GRADATION」をゲーム内に実装、および「[SHD]ORANGE GRADATION」を新しく追加する。なお、「ORANGE GRADATION」は、すべてのユーザーが楽しめるよう特別に、O2Jamミュージックショップにて「0 GASH」で販売される([SHD]のほうはゲーム内にて5万♪で販売)。

 また、11月以降には彼らと同じ衣裳が着れるオリジナルアバターや、2曲目が実装される予定だ。さらに、アメリカ進出を果たす彼らに応援メッセージを送り、その中から抽選でメンバー直送のアメリカ土産が贈られるとのこと。詳細は特設サイトを確認してほしい。


左からマサトさん、サットンさん、エンジェル タカさん、キョウさん、タケスィーさん

 「宇宙戦隊NOIZ」はリーダーでありサイボーグのエンジェル タカさんを筆頭に、宇宙人のタケスィーさん、サットンさん、キョウさん、そしてアンドロイドのマサトさんの5人(?)で構成されている。うどん処としても有名な香川県在住の宇宙戦隊で、年回100件のパトロール(ライブ)活動をこなす、宇宙ステーションヒーロー派遣会社より日本に送り込まれた戦士たちだ。

 最近は折からのヒーロー派遣会社による人員整理の影響で、フランスやアメリカにまでパトロールをしなくてはならなくなったようで、活動の場を拡げている。今夏は31公演連続公演&シングル13枚発売という快挙も成し遂げた彼らに、その活動についてと今回の「O2 Jam」とのタイアップについて聞いてみた。

 会議室にお通しした我々を前に、5人は活動内容を淡々と語り出す。どうやらリーダーのエンジェル タカさんがまとめているようだが、なにげに日本語が趣味と語るアンドロイドのマサトさんが説明を担当し、サットンさんがそれを軌道修正するといったコンビネーションを見せる。それをキョウさんがホワイトボードに分かりやすく絵にしていく。タケスィーさんは普段ゲームに慣れ親しんでおり、全体的にフォローするといった感じだ。

 まず、平和活動についてだが、元々香川県在住というところに引っかかる。曰く「日本支部担当なので、平和維持活動(ライブ)の際は東京などに部屋を借りて活動している」とのこと。彼らは音楽によって世界にあふれる悪と戦っている。悪とは貧困であったり戦争であったり犯罪であったりとさまざまだ。音楽に触れあうことで、世界が少しでもいい方向に向かえばいいと割と本気で思っているのだと語る。

 今回、オンラインゲームの世界をも平和にしようと「O2 Jam」に降り立ったわけだが、まずは今夏リリースした13枚のシングルのひとつ「ORANGE GRADATION」が実装される。編集部に来る前に実際、自分たちの曲で遊んでみたそうだが、「正直、難しいけどはまりそうです」とエンジェル タカさんを筆頭に皆が一様に“音ゲー”の面白さを再確認したとのこと。2枚目の楽曲提供については、13枚リリースした中からどれにするのかを現在調整している段階だという。

突発的に会議になる。キョウさんによって埋められていくホワイトボードに2枚目の楽曲はどうするべきかとか、5人が改めて自分たちの存在について説明を入れていく。いつしか話は“音楽で世界を救うか”から“香川のうどんをいかに世界に広めるか”に発展。真剣に聞くメンバーたち

 今後、「O2 Jam」内にて「宇宙戦隊NOIZ」のメンバーたちとチャットなど楽しめるイベントが予定されているほか、ゲーム内イベントも検討されているとのこと。彼らと世界の平和について語るもよし、香川の地元話に花咲かせるもよし、きっと快く答えてくれるだろう。

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