手のひら世界で繰り広げられる、自らの領土を取り戻す戦い:「エースコンバットX スカイズ・オブ・デセプション」レビュー(1/2 ページ)
プレイステーション時代から発売され続け、絶大な人気を誇るフライトシューティングゲーム「エースコンバット」シリーズ。PSPというハードで、主人公の駆る機体はどんな活躍を見せるのだろうか。
バンダイナムコゲームスの「エースコンバット」シリーズといえば、他社のフライトアクションゲームとは比べものにならないほど、リアルさと爽快感のバランスが取れているタイトルとして有名だろう。背景にある充実したストーリーも、プレーヤーをその世界に引き込んで離さない魅力を持ち合わせていると、シリーズ作品をプレイするたびに感じてしまうほど。個人的にも、すっかりとりこになっている「エースコンバット」シリーズだが、その最新作である「エースコンバットX スカイズ・オブ・デセプション」がPSPで発売されたというのだから、心躍らないはずがない。早速入手して、どんな仕上がりになっているのかを、この目で確かめてみた。
基本的な内容はこれまでと同じく、自機を操作して提示された目的をクリアしていくことになる。だが、ユーザーとしての一番の心配といえば、やはりプレイステーション 2からPSPになったことによる操作性の変化だろう。事実、PSP本体のボタン数は、プレイステーション 2のパッドより少ない。このハンディをどうするのかと思っていたが、方向キーへヨーやトリムアップ・ダウンを割り当てることで、見事に解決している。これが非常に便利で、アナログパッドで大まかに移動したあと、方向キーで微調整を効かせられるため、難しいと思われた空中給油などもそれほど苦労せずに成功した。もちろん、各種ボタンのカスタマイズも柔軟に行えるので、PSP本体の操作性が気になる人でも、これなら心配はいらないだろう。個人的にも操作性は不安だったが、実際にプレイしてみたら想像以上によくできていたので驚いた。特にトリムの存在は非常に大きく、これから発売するシリーズにも入れてほしいと思ったほどだ。
新システム導入で、何度も遊べるやり込み要素の高い作品に
これまでの「エースコンバット」シリーズでは、プレーヤーはエースパイロットとしての活躍がメインで、どこでどのように戦うかはすべて上官の指示で決まっていた。極論すれば一本道RPGのようなもので、決められたレールの上にある障害物(=敵)を排除していくだけだったと表現できるだろう。本作ではこの部分が新しくなり、新システム「Strategic AI System」が導入され、選んだルートによって戦況が大きく変わるようになったのだ。
主人公が決定権を握っているために、このようなシステムを導入しても違和感がないのだが、そうなってしまった経緯がストーリーに絡めてうまく説明してあるのにも感心してしまった。それがどんな話なのかは、ぜひ自分の目で確かめてほしい。
その新システムは既報にある通りで、今回は進行ルートが複数存在し、どの順番で攻略していくかによって、その後の展開がガラリと変わってくる(関連記事参照)。このため、そのルートの数だけ物語が存在することになり、結果的に何度も遊べる作品へと生まれ変わっているのだ。これがおもしろく、本当に何度も遊べてしまうから困ってしまう。
これまでも、新機体を購入するためにクリアしたシナリオをプレイし直してお金を稼ぐことはあったが、結局は同じステージを繰り返し攻略するため、どうしても飽きが来てしまった。しかし、今回はメインメニューで「New」を選択して新しく始め、前回とは違う攻略ルートで物語を進めながらお金を貯め、再び進んでいたシナリオに戻っていい機体を購入、ということができてしまうのだ。つまり、前作までと違い別のストーリーを楽しみつつ、お金まで稼げてしまうという、とんでもない良システムになっている。すべてを遊びつくすまで飽きるハズもなく、本作以外のタイトルをプレイする時間がまったく取れなくなったほどハマった。これはもう、エースコンバットシリーズ好きにはたまらないシステムだろう。ぜひ次回作以降でも、このシステムを取り入れてほしい。もっとも、次回作が発売されて、そこにもこのシステムが導入されていたら、いくら遊んでも終わりが見えないほどのボリュームになりそうだ。
ストーリーは、「エースコンバット04」に近いタッチのイラストが用いられている。個人的には、もう少し渋目のタッチでいってくれてもよかったのだが、背景で流れる物語は、かなりの盛り上がりを見せてくれる。敵国のワナにハメられた自国が、主人公の活躍によって失った領土を少しずつ取り戻していくさまは、プレイしていて非常に気持ちがいい。ステージが進むごとに、敵がプレーヤーの駆る機体を少しずつ恐れていく様子も上手に描かれており、英雄になっていく感じがたまらないのだ。
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