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2006年11月30日 22時31分 更新

どうせならパパと呼ばれたい――「サモンナイト4」発売記念ライブ&トークショーイベント

バンプレストは11月30日発売のプレイステーション 2用ソフト「サモンナイト4」の主題歌となる「NEVERLAND」マキシシングルCDの予約者を対象に、発売記念ライブ&トークショーイベントを開催した。
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 バンプレストは本日11月30日発売のプレイステーション 2用ソフト「サモンナイト4」の主題歌となる「NEVERLAND」マキシシングルCDの予約者を対象に、発売記念ライブ&トークショーイベントを開催した。


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 3年ぶりのシリーズ最新作となる「サモンナイト4」は、キャラクターデザインを飯塚武史氏、シナリオを都月狩氏が手がけるファンタジックシミュレーションRPG。その愛らしいキャラクターと深い物語性で、シリーズ累計出荷を100万本を記録するほど人気を博している。

 異世界「リィンバウム」を舞台に、宿屋兼食堂を営む少年(少女)は、運命に導かれるように争いに巻き込まれていく。そして空から降ってきた謎の“竜の子”がからんで物語はあらぬ方向へ……。料理システムなど新しい要素も加わりながらも、シリーズお約束もきっちりフォローする、ファンにとっては痒いところに手が届き、初体験者には優しく間口の広い作品となっている。


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wk_0601130samon06.jpg 田中真子さんの司会の元、トークショーは進行していく

 会場となった東京・秋葉原のヤマギワソフト館8階イベントホールには、「NEVERLAND」を予約をした約100人ほどが入場し、立ち見も出るほどの盛況っぷりを見せていた。

 まず最初に、本作「サモンナイト4」で主人公にまとわりつく“竜の子”ミルリーフ役の野川さくらさんと、同じく“竜の子”コーラル役の岩男潤子さん、そして本作開発プロデューサーである石川肇氏が登壇した。残念ながら“竜の子”リューム役の田村ゆかりさんは都合により参加できず、竜の子3人そろいぶみとはならなかった。

 石川氏は、「サモンナイト4」のマスターアップがギリギリとなったものの、納得できるものを予告どおりにユーザーに届けることができたことを報告。野川さんも会場に来る途中にポスターやポップなどで本作が発売中であることを見て、感慨ひとしおだった様子。岩男さんは初めて本作の収録が行われたのが、昨年のクリスマスだったことを思いだし、あれから計4回の収録で半年以上かかったとその苦労を明かす。

 本作は50キャラ以上登場するため、その収録は半端じゃなく時間がかかったらしい。特に後半ストーリーが進むにつれ、開発途中での追加や変更に対応するため、ギリギリまで脚本に手を入れていたため、どうしても時間がかかり、最終的には9月までずれ込んでいたとエピソードを披露した。

 本作が特に力を入れている点は、テーマ性だったと石川氏。シリーズ中一番若く境遇の悪い主人公でありながら、周囲には温かく自分たちを見守ってくれていた暮らしに降って沸いた“変化”がテーマになっている。日常が壊れ、変わっていく様を、子供の視点で描こうと思い立ったと開発秘話を語る。

 実はこのイベントの直前に、自分たちが声を担当した“竜の子”が、選択肢によっては最初から見られないということを知った野川さんと岩男さんの2人は、ぜひとも最初は自分で遊んで、そのあとから他の子たちも見てあげてとアピールする。最終的には皆さんの好み次第でという結論に落ち着いたのだが、石川氏も3人それぞれ特性があるからぜひとも3人で遊んでほしいとのこと。

 竜の子は卵が割れた際、「オス」か「メス」か「分からない」を選択でき、それから成長過程が変化していく。「オス」を選択すると男の子のリュームに、「メス」を選ぶとミルリーフに、そして「分からない」を選べばコーラルへと変化する。性格も違うし、バトルマップでの戦い方も変化するので、3回やっても飽きがこないとのこと。石川氏はこのほかにも「お気に入りシステム」で召喚獣を色替えしたり、料理システムで竜の子を回復できるなど、本作のオススメポイントを挙げていった。

wk_0601130samon07.jpg 「パパ、ママ、大好き〜」と、野川さんがミルリーフになりきっての決めゼリフには、会場から「可愛い〜」の声が上がる。「曲も素敵なのでいっぱい聞いてもらい、ゲームをやりこんで感想を聞かせてください。いつかみんなが集まれるファンイベントができたらいいと思っています」とコメント
wk_0601130samon08.jpg 「それぞれの生き方が素敵かと。一応、このしゃべり方、普通だから」と、こちらも岩男さんがコーラルになりきって決めゼリフでアピールしてくれた。「帰ったらすぐにプレイしたい。出演者が集まれるイベントが近々あったらいいな」とこちらもファンイベントができるよう皆さん応援してほしいと感想を述べてくれた
wk_0601130samon09.jpg 「サモンナイト4」プロデューサー石川肇氏は、「ファンの皆さんと開発会社であるフライトプランと努力の結果。ぜひ何十時間という冒険を今日の夜から楽しんでもらいたい」と自信作であることをアピールした

 苦労された点を聞かれた野川さんは、別の仕事で会った時の監督は厳しかったのに、本作の収録の際は優しかったと、苦労は特になかったと感想を述べる。岩男さんは幼生期の“竜の子”が「ピー」しかしゃべれないため、最初の収録ではすべてのシーンを相手のセリフに合わせて「ピー」と答え続け、同じ鳴き声にならないか気をつかったと振り返る。しかし、「ピー」しか言えない中で、いろいろ表現できて楽しかったと感謝する一幕も。タウンページ一冊分はあろうかという台本すべてが「ピー」で、クリスマスのいい思い出になりましたと微笑ましいエピソードも披露した。それを不憫に思ったのか、石川氏が会場に集まった参加者に「早く人型にしてあげてください」と訴え、笑いが起きていた。

wk_0601130samon10.jpg 獣人の子供役(通称:ていねいくん)を演じた松澤さんが、ゲーム内でのセリフをやってみることに――「お金ならちゃんと持って来てますから」と丁寧にセリフを話す。果たしてどんなシーンで登場するのかお楽しみに

 続いて、「サモンナイト4」の主題歌「NEVERLAND」を担当する松澤由美さんが加わりトークショウは進む。松澤さんは本作で声優にも挑戦している。声優挑戦の経緯について聞かれた石川氏は「やりたいって言ったから」と、軽く笑わせてくれる。どうやら食事の席で盛り上がりついでに松澤さんが声優宣言したところ、なぜかオーディションすることになったとか。

 当初、なかなか役が決まらなかった松澤さんだが、オーディションに先駆けてかなり練習を積んで挑んだとのこと。そのかいもあってか、緊張しながらも無事に収録に臨めたとのこと。野川さんも岩男さんも、松澤さんの声優チャレンジには太鼓判を押す。これからも声優を続けます、なんて話にもなった。

wk_0601130samon11.jpg 松澤さん曰く「黙っていると怖い」藤田氏だが、実はやさしく幅の広いチャレンジングをさせてくれる方だと語る。第一印象はチョイ悪オヤジだとか

 さらに、サモンナイトシリーズ音楽プロデューサーの藤田千章氏を交え、本作の魅力のひとつである音楽についてトークは続く。今回、藤田氏は新しい曲だけで収録曲中、37曲を作りそして監修し、充実した仕事の日々を送れたとその出来にも自信があると胸をはる。オープニング曲である「NEVERLAND」については、松澤さんの声質や和やかさなどの“良さ”を引き出しているという。音域の広い曲を歌い上げていくところを注目してほしいとのこと。

 「こういう歌を歌いたかった」と難しいながらもすぐに大好きになった「NEVERLAND」を、松澤さんも藤田さんも気に入っていると言う。ケルティックな雰囲気で奏でられるオープニングは、プロダクションI.G.の製作したオープニングビジュアルとあいまって、きっとプレーヤーの心を引きつけてやまないだろうと感想を述べた。

 本作は本日11月30日に発売されている。詳しいゲーム内容については、レビューなどを参考にしてほしい。

wk_0601130samon12.jpg 12月6日発売の「NEVERLAND」を松澤さんが歌い上げるライブも盛り上がる
wk_0601130samon13.jpg 抽選会では「サモンナイト4」にちなみ、4人に出演者全員のサイン入り色紙が贈られた
wk_0601130samon14.jpg 来場者特典として、藤田千章氏と松澤由美さんのサイン入りサモンナイト4特製B2ポスターがプレゼント

wk_0601130samon15.jpg 左前列からミルリーフ役の野川さくらさん、コーラル役の岩男潤子さん、主題歌を歌う松澤由美さん。後列右からシリーズ音楽プロデューサーの藤田千章氏、本作プロデューサーの石川肇氏

サモンナイト4
対応機種プレイステーション 2
メーカーバンプレスト
ジャンルシミュレーションRPG
発売予定日2006年11月30日
価格7140円(税込)
(C)FLIGHT-PLAN (C)BANPRESTO 2006
キャラクターデザイン 飯塚武史
シナリオ 都月狩


[加藤亘,ITmedia]

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