爽快な戦闘システムと、充実したシナリオに自然と引き込まれる「CABAL ONLINE」レビュー(1/2 ページ)

「CABAL ONLINE」は、11月28日に正式サービスが始まったばかりのMMORPG。「MMORPGを初めてプレイされる人が楽しめる」ことを重視して作られているだけあって、ストレスをほとんど感じない戦闘システムとキャラクター育成、次の展開が気になるストーリー仕立ての連続クエストなどがふんだんに盛り込まれている。

» 2006年12月21日 16時03分 公開
[麻生ちはや,ITmedia]
画像

 ゲームポットが運営する「CABAL ONLINE」は、今年の11月28日に正式サービスが始まったばかりのMMORPGだ。本タイトルは「MMORPGを初めてプレイされる人が楽しめる」ことを重視して作られているだけあって、ストレスをほとんど感じない戦闘システムとキャラクター育成、次の展開が気になるストーリー仕立ての連続クエストなどがふんだんに盛り込まれている。もちろん、これらの要素は数多くのMMORPGをプレイしてきたコアユーザーでもしっかり味わえる内容だ。

 正式サービスと同時に、レベル95以上が参加可能な大規模PvP「国家戦」の実装や、レベルキャップの引き上げ、課金アイテムの販売などがスタートしている。ではこれから「CABAL ONLINE」の魅力をここでは詳しくお伝えしていこう。

6つの異なる「バトルスタイル」

 キャラクター作成時に選べるのは、男女の性別・ヘアスタイル・顔出ちの3つに加えて、「ウォーリア」、「ブレーダー」、「ウィザード」、「フォースアーチャー」、「フォースシールダー」、「フォースブレーダー」の6つのバトルクラス=職業から1つを選ぶことになる。各職業で戦闘スタイルや装備可能な武器は異なり、特にフォースの名が付く3つのバトルスタイルは、“フォース”と呼ばれる力を制御・増幅して戦う、ちょっと変わった存在だ。

画像 ウォーリア
最初からSTR値が高い、前衛職のウォーリア。「CABAL ONLINE」のバトルクラスの中では育てやすく成長もそこそこ早い、初心者向けの職業と言えるだろう
画像 ブレーダー
ブレーダーは二刀流を使いこなし、素早い身のこなしと攻撃を得意としている。装着可能な「マーシャルスーツ」はウィザードと兼用で、軽く華やかな色合いが目立つ
画像 ウィザード
いわゆる魔法使いで、初期ステータスはINT(知能)が高め。「オーブ」を使って自然界のフォースを制御し、魔法攻撃を行う。魔法使いだけに体力・防御力は低い

画像 フォースアーチャー
ウィザードから派生したバトルスタイルで、実際の弓矢を放つのではなく、魔法の遠距離攻撃部を特化。本来は見えないフォースを形象化した武器、「アストラル武器」を弓として使いこなす
画像 フォースシールダー
フォースを凝縮した「アストラルシールド」を盾として使いこなすクラス。防御力とスキルに優れるタンカー役で、さらには一部ウィザードの補助系魔法も使いこなせるのが特徴だ
画像 フォースブレーダー
剣術と魔法を同時に使いこなし、鍛え上げればダメージディーラーとなる存在。その代わり育成や戦闘にはクセがあるため、初めてのキャラクターよりは2nd、3rdキャラクターとして育てるのがよいだろう。

 キャラクタースロットも6つ用意されているので、どのクラスを育てるか悩む必要もない。迷ったらとりあえず全クラスを順番に試してみて、自分のプレイスタイルに一番合うものを、じっくり育成してみよう。

画像画像

 「CABAL ONLINE」の操作方法は従来のMMORPGとあまり大差はなく、移動は移動先をマウスでクリックするか、または「W」、「A」、「S」、「D」キーでも操作可能だ。戦闘方法は敵を左クリックでターゲットし、右クリックまたは覚えたスキルをセットしたショートカットキーを押せば攻撃が始まる。オプションで「オート攻撃」にチェックを入れておけば敵を倒すまで攻撃し続けるので、プレーヤーは使用する攻撃スキル選ぶだけで、テンポよく戦闘は進んでいく。

 また、スキル使用時に使うMPが足りないと、所持している回復アイテムを勝手に飲んでくれるシステムは、かなり便利。従来のMMORPGの場合、適正レベルよりちょっと強めのモンスターに挑戦すると、HPとMPの両方に気を使いながらさらに攻撃スキルのショートカットに指を置いて……と忙し過ぎて、戦闘そのものを楽しむ余裕がないのが悩み。「CABAL ONLINE」の場合、どのバトルクラスを選んだとしても、残りHPとスキルのキャストディレイにさえ注意すれば、後は気にせずガンガン攻撃を繰り出せるのが爽快だ。

画像画像 適正レベルのモンスターに対して、通常攻撃の威力はあまりないため、スキルの組合せや使うタイミングを考えるのが、「CABAL ONLUNE」の戦闘のメインとなる

       1|2 次のページへ

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

昨日の総合アクセスTOP10
  1. /nl/articles/2404/18/news134.jpg 21歳の無名アイドル、ビジュアル拡散で「あの頃の橋本環奈すぎる」とSNS騒然 「実物の方が可愛い」「見つかっちゃったなー」の声も
  2. /nl/articles/2404/18/news025.jpg 生後5日の赤ちゃん、7歳のお姉ちゃんから初めてミルクをもらうと…… 姉も驚きの反応がかわいい
  3. /nl/articles/2404/18/news057.jpg 9カ月の赤ちゃん、バスで外国人の女の子赤ちゃんと隣り合い…… 人生初のガールズトークに「これは通じあってますね!」「ベビ同士の会話、とろけます」
  4. /nl/articles/2404/17/news037.jpg 【今日の計算】「8+9÷3−5」を計算せよ
  5. /nl/articles/2404/17/news034.jpg 「妹が入学式に着るワンピース作ってみた!」 こだわり満載のクラシカルな一着に「すごすぎて意味わからない」「涙が出ました」
  6. /nl/articles/2404/18/news155.jpg 大谷翔平選手、ハワイに約26億円の別荘を購入 真美子夫人とデコピンとで過ごすかもしれないオフシーズンの拠点に「もうすぐ我が家となる場所」
  7. /nl/articles/2404/17/news179.jpg 「ケンタッキー」新アプリに不満殺到 「酷すぎる」「改悪」の声…… 運営元「大変ご迷惑をおかけした」と謝罪
  8. /nl/articles/2404/16/news192.jpg 「ゆるキャン△」のイメージビジュアルそのまま? 工事の看板イラストが登場キャラにしか見えない 工事担当者「狙いました」
  9. /nl/articles/2404/17/news129.jpg 「ハーゲンダッツ硬すぎ!」と力を入れたら……! “目を疑う事態”になった1枚がパワー過ぎて約8万いいね
  10. /nl/articles/2404/16/news175.jpg 「そうはならんやろ」をそのまま再現!? 「ガンダムSEED FREEDOM」のズゴックを完全再現したガンプラがすごすぎる
先週の総合アクセスTOP10
  1. 生後2カ月の赤ちゃんにママが話しかけると、次の瞬間かわいすぎる反応が! 「天使」「なんか泣けてきた」と癒やされた人続出
  2. 車検に出した軽トラの荷台に乗っていた生後3日の子猫、保護して育てた3年後…… 驚きの現在に大反響「天使が女神に」「目眩が」
  3. 安達祐実、成人した娘とのレアな2ショット披露 「ママには見えない!」「とても似ててびっくり」と驚きの声
  4. 兄が10歳下の妹に無償の愛を注ぎ続けて2年後…… ママも驚きの光景に「尊すぎてコメントが浮かばねぇ」「最高のにいに」
  5. “これが普通だと思っていた柴犬のお風呂の入れ方が特殊すぎた” 予想外の体勢に「今まで観てきた入浴法で1番かわいい」
  6. 「虎に翼」、新キャラの俳優に注目が集まる 「綺麗な人だね」「まさか日本のドラマでお目にかかれるとは!」
  7. 「葬送のフリーレン」ユーベルのコスプレがまるで実写版 「ジト目が完璧」と27万いいねの好評
  8. お花見でも大活躍する「2杯のドリンクを片手で持つ方法」 目からウロコの裏技に「えぇーーすごーーい」「やってみます!」
  9. 弟から出産祝いをもらったら…… 爆笑の悲劇に「めっちゃおもろ可愛いんだけどw」「笑いこらえるの無理でした」
  10. 3カ月の赤ちゃん、パパに“しーっ”とされた反応が「可愛いぁぁぁぁ」と200万再生 無邪気なお返事としぐさから幸せがあふれ出す
先月の総合アクセスTOP10
  1. フワちゃん、弟の結婚式で卑劣な行為に「席次見て名前覚えたからな」 めでたい場でのひんしゅく行為に「プライベート守ろうよ!」の声
  2. 親が「絶対たぬき」「賭けてもいい」と言い張る動物を、保護して育ててみた結果…… 驚愕の正体が230万表示「こんなん噴くわ!」
  3. 水道検針員から直筆の手紙、驚き確認すると…… メーターボックスで起きた珍事が300万再生「これはびっくり」「生命の逞しさ」
  4. フワちゃん、収録中に見えてはいけない“部位”が映る まさかの露出に「拡大しちゃったじゃん」「またか」の声
  5. スーパーで売れ残っていた半額のカニを水槽に入れてみたら…… 220万再生された涙の結末に「切なくなった」「凄く感動」
  6. 桐朋高等学校、78期卒業生の答辞に賛辞やまず 「只者ではない」「感動のあまり泣いて10回読み直した」
  7. 「これは悲劇」 ヤマザキ“春のパンまつり”シールを集めていたはずなのに…… 途中で気づいたまさかの現実
  8. 「ふざけんな」 宿泊施設に「キャンセル料金を払わなくする方法」が物議 宿泊施設「大目に見てきたが厳格化する」
  9. がん闘病中の見栄晴、20回以上の放射線治療を受け変化が…… 「痛がゆくなって来ました」
  10. 食べ終わったパイナップルの葉を土に植えたら…… 3年半後、目を疑う結果に「もう、ただただ感動です」「ちょっと泣きそう」