レビュー
2007年02月05日 00時00分 更新

「パーフェクト ワールド -完美世界-」テストリポート:

“お姫様だっこ”を体験してきました。 (2/2)

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プレイ序盤はMMORPGのお約束を押さえた印象

画像 テスト時のワールドマップ。マップ上をクリックすれば、さらに拡大した地域も見ることができる

 各クラスごとに降り立つ最初の街は異なるが、まずはNPCに話しかけて弱いモンスター倒す依頼を受けたり、特定のアイテムを手に入れる、離れた位置にいるNPCに伝言を頼まれるといった“お使いクエスト”をこなしながら、操作方法やマップの見方を覚えていくという、非常にオーソドックスな作りになっている。移動操作はMMORPGとしてはやや珍しく「WASD」キーで、ジャンプや飛行時の上昇は「スペース」キーを使用。

 戦闘方法は敵をダブルクリックすれば、自動的にターゲットし、倒すまで自動攻撃が始まる。事前にスキルをショートカットに登録しておけば、ファンクションキーまたは数字キーで発動できる。

 また、複数のスキルを使用したい順番に「コンボスキル」として作成。このコンボスキルをショートカットに登録すると、ボタン1つで連続技が繰り出せるのは便利な機能だ。コンボのパターンはいつでも順番やスキルを入れ替え可能なので、自分の戦闘スタイルや、出かけるエリアのモンスターに合わせた独自コンボを考えるのはなかなか面白そうである。

 右下に表示されるアイコンは、アイテムイベントリ、進行中のクエスト一覧などを呼び出すボタンだ。操作方法やインタフェース面は特に奇をてらわず、従来のタイトルとほとんど代わらない定番スタイルを採用している。MMORPGのプレイ経験が一度でもあれば、チュートリアルを読まずとも、ほぼ直感だけで操作できてしまうだろう。

 経験値がたまればレベルアップし、ステータスに対してボーナスポイントが与えられる。これを任意のステータス値に配分することで、特化型やバランス型のキャラクターを育てられる。種族やクラスの特性をさらに伸ばすのか、精霊師なのに物理攻撃力の高いユニークなキャラクターにするのか。育て方はプレーヤー次第で楽しめるというわけだ。

画像 キャラクター作成後、最初に視界に入るNPCが簡単なお使いクエストをくれる。近隣にいる弱いモンスターを10匹ほど倒して来いといった簡単なものなので、サクサク進めてしまおう
画像 レベルアップすると、キャラクター詳細情報の「ステータス配分」にボーナスポイントが表示される。体力・力・霊力・敏捷のいずれかを上昇させることができる
画像 コンボ作成中の画面。スキルアイコンを配置した順番に技が繰り出される。コンボスキルは空きイベントリを見る限り最大8パターンまで作れるようだ。完成したコンボはお札のようなアイコンになり、ショートカットに設置すればボタン1つで使用できる

職人としても暮らせる生産スキルと露店

 戦闘も嫌いじゃないけれど……というプレーヤーのために、もちろん生産系のスキルも用意されている。ただし、生産クラスというものは存在せず、どのクラスでも前提条件のレベルをクリアすると、生産スキルを別途習得できるという形だ。フィールドのあちこちに見られる採集物は、ゲーム内で販売されている、採掘用の鍬を購入すれば採取可能。岩でも植物でもこの鍬1本で採取できてしまうのだが……。

 特定のアイテムを作るのに必要な素材が用意できたら、生産スキルの一覧を開き、「ズボン」、「マント」、「布」など作りたいカテゴリのタブを選択。「生産開始」ボタンを押すとアイテムイベントリに作ったアイテムが入るというシステムだ。素材さえ足りていれば、同じアイテムは複数個作れるので、生産職での商売を考えている人には便利な機能だろう。もちろん街中では露店も出せる。

画像 ただいま砂利を採集中。画面下部のバーが満タンになるとアイテムとして入手できる
画像画像 「ヘビーブーツ」の作成に成功。各アイテムには装備条件としてレベルとステータス値の両方が必要だ。男性キャラクターが出す露店は黄色い猫。「財」の文字が中国風というべきか

 約1時間のテストプレイはあっという間で、とても全クラスをまんべんなく試したり、「パーフェクト ワールド」が持つゲーム性の奥深さまでを感じることはできなかったが、おおよその世界観は伝わっただろうか? 優美なグラフィックスの割りに軽い動作。既存のMMORPGプレーヤーにはもちろん、ビギナーにも割りと馴染みやすい定番インタフェースの採用など、とっつきやい印象はある。

 しかし今回の短いテストプレイ時間では、「パーフェクト ワールド」ならではの魅力というものはさすがに見えてこない。既存タイトルとの差別化をどう図るのか、そして随所に見られる中国風テイストが日本で受け入れられるか、その辺りを今後も注目していきたい。残念ながらクローズドβテストに外れてしまったユーザーは、オープンβテスト開始のリリースを待っていてほしい。

画像画像 左がうわさの“お姫様だっこ”。馬に乗っている場合は写真右のようになる

画像画像画像
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[麻生ちはや,ITmedia]

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