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2007年03月02日 14時26分 更新

トレードショウの機能を強化する――「東京ゲームショウ2007」開催発表会

コンピュータエンターテインメント協会は本日、4日間に会期を拡大した本年の「東京ゲームショウ2007」の開催概要などについて説明する発表会を催し、トレードショウとしての機能強化などを挙げ、世界最大のコンピュータエンターテインメントショウを目指すと宣言した。
wk_070302seca01.jpg 「東京ゲームショウ2007」
会期:2007年9月20日(木)〜9月23日(日)
会場:幕張メッセ

 社団法人コンピュータエンターテインメント協会(以下、CESA)が主催する「東京ゲームショウ2007」は既報のとおり、日経BP社共催のもと従来の会期を1日拡大して、9月20日(木)から23日(日)の4日間、千葉県・幕張メッセにおいて開催する。本日、その発表会が行われた。

 1996年に誕生して以来、今年で17回目を迎え“世界一のコンピュータエンターテインメントショウ”として成長した東京ゲームショウは、昨年来場者数を19万2411人と20万人に迫る過去最高を記録。また、148の出展者数、約650の出展タイトル数とすべてが過去の記録を大きく塗り替える結果となった。今年、初の4日間開催となることで、トレードショウの機能を強化し、さらに国際化やユーザー層の拡大を狙うとしている。

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 はじめに登壇したCESA会長の和田洋一氏は、前述した本年の東京ゲームショウの狙いを踏まえたうえで、ユーザー向けのイベントとトレードショウの2つの役割を比べると、後者のほうが遅れていたのは否めないと、今後は他業種との連携が増えたこともあり、ビジネスチャンスとしてつなげていく場にしていきたいと発言。E3の規模縮小を受け、海外との交流の強化も求められていると、海外への対応も強化したいと意欲を見せる。

 続く日経BP社代表取締役の大輝精一氏も、東京ゲームショウの発展を歓迎し、携帯ゲーム機にしろ次世代ゲーム機にしろ、ネットワークとのつながりは必須となった現在、ゲームそのものが新しい世代になったと実感していると述べる、ますますの市場拡大を背景に、東京ゲームショウの記録を更新してほしいと挨拶した。

 その後、日経BP事業局東京ゲームショウ事務局長の船本泰弘氏は、昨年の「東京ゲームショウ2006」の結果報告をして、前述したようにすべての面で記録を更新したことを説明。続く同事業局プロデューサー中村均氏により、開催概要と募集要項について紹介された。

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 中村氏曰く、今年は「ビジネスデイの充実」、「一層の国際化」、「ユーザーの拡大と満足度向上」をはかるとしている。

 「ビジネスデイの充実」では、ビジネス目的来場者や報道関係者に対して十分な商談や情報収集ができるよう、ビジネスデイを2日間に拡大。有料のミーティングスペースの設置など商談を行う環境の整備や、ゲーム産業の課題や問題を考察できるようTGSフォーラムの既存の5つのセッションに、新たにゲーム流通戦略やマネージメント戦略、北米マーケット戦略、宣伝・プロモーション戦略、特定のタイトルにおける事例研究、ロケーションビジネス連携などの新セッションを拡充するとしている。また、従来の「開発ツール&ミドルウエアコーナー」を拡大し、「ビジネスソリューションコーナー」として一新。出展者のプレゼンテーションの場を提供を押し進めるとのこと。

 「一層の国際化」では、昨年海外企業の出展が過去最高の51社、33カ国からの来場があったことを報告し、ますますの海外からの出展促進、および海外業界関係者の来場者促進を目指すとしている。それに伴い、昨年1380人を記録した海外プレスをさらに誘致促進し、情報発信強化に努め、年々増える海外来場者向けに、Webサイトや誘導サイン類の多言語対応、海外来場者専用ガイドブックの作成など利便性を図るとしている。さらに、インターナショナルパーティーを開催し、海外からの出展社や来場者と国内業界関係者の交流促進を図ると計画。

 「ユーザーの拡大と満足度向上」では、キッズコーナーを刷新。会場となる2ホールから8ホールを貫く屋外導線の新設や車イスやハンディキャップ導線など、安心・安全で楽しめるようコンテンツ以外での充実も図るとしている。さらに、前回開催の「TVゲームミュージアム」に加え、「ゲーム科学館」など新たな主催者企画の実施も予定しているとのこと。

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 「東京ゲームショウ2007」は、来場者数を18万人以上、出展社数を160社、出展小間数を1550小間と目標を立てている。前年と同規模程度とあくまでも抑え気味ながら、東京発となるゲーム情報発信としてさらに重要なイベントとなることや会期の延長などから、目標を大きく上回るのではないかと予想される。今後は、4月には開催テーマを発表、7月には出展社が決定、8月以降出展内容が明らかになっていくとの予定。今後の発表を楽しみに待ちたい。

  • 「東京ゲームショウ2007」
  • 会期:2007年9月20日〜21日−ビジネスデイ(午前10時〜午後5時)、22日〜22日−一般・公開日(午前10時〜午後5時)
  • 会場:幕張メッセ
  • 入場料:一般(中学生以上)前売1000円・当日1200円(小学生以下は入場無料)
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[加藤亘,ITmedia]

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