遊び心満載のまちがい探しゲーム再び「右脳の達人 爽解!まちがいミュージアム2」レビュー(2/3 ページ)

» 2007年03月06日 00時00分 公開
[作倉瑞歩,ITmedia]

 では、ここからは「爽解」に用意されているルールをご紹介していこう。

 「ペン」はその名前の通り、ペンを使ったルールが登場するモード。前作でも登場した「スクラッチ」のほか、新しく加わった「サーチライト」や「スライドボード」、「図形トレース」といったルールが登場する。

 サーチライトは、暗くなっている下画面をタッチして照らしながらまちがいを見つけるルール。スライドボードは、下画面に表示されているボードをスライドしながら探していくルールだ。ただしボードで隠れている部分は、上画面と下画面で異なるので、ここもまた右脳をフルパワーにして比較していく必要がある。「図形トレース」は、表示される図形をなぞることで問題が表示されるというものだ。

画像画像画像画像 左からスクラッチ、サーチライト、スライドボード、図形トレース

 「ボタン」は、ペンで○を描くほかに、十字キーもしくはボタンも使って回答しなければならないジャンル。「カード飛ばし」、「シャッター」、「イラスト切替」があり、これはいずれも本作から新しく加わったルールだ。

 カード飛ばしは、十字キーの上下左右を使って、表示された矢印の方向にカードを飛ばしていくことで、問題が次第に表示されるルール。「爽解」のモードでは時間制限があるので、早くカードを取り除いて問題を解きたくなるのだが、間違った方向を押すと、すぐに正しい方向を入力してもカードが飛ばないなど、冷静な右脳の判断が求められる。シャッターはカード飛ばしに似ているが、この場合はシャッターがなくなるわけではなく、十字キーを押した方向のみ、絵が表示される。イラスト切替は、十字キーの左右で2種類の絵を切り替えながらまちがいを探すルール。回答するのはどちらの絵でもOKだ。

 なお、この3つのルールは、十字キーだけでなくABXYボタンでも操作可能だ。また、カードやシャッターは、ちゃんとまちがい部分が見えるように絵を表示させておかないと回答できないので注意しよう(カード飛ばしは、カードが残っていても、まちがいが見えていれば○はつけられる)。

画像画像画像 左からカード飛ばし、シャッター、イラスト切替

 「マイク」は、前作にもあった「落ち葉吹き」のように、マイクを使って回答するモード。このほかに新ルールとして「雲吹き飛ばし」、「動物声まね」が加わった。雲吹き飛ばしは、下から上にスクロールしている雲を、マイクに向かって息を吹きかけることで、早く移動させて回答する。「動物声まね」は変わっていて、「ワン」、「ニャー」、「ウッキー」などと指定された言葉をしゃべらないと、鳥が邪魔をしていて、下画面がちゃんと表示されないようになっている。

画像画像画像 左から落ち葉吹き、雲吹き飛ばし、動物声まね。とてもではないが、電車の中ではこのモードはうかつにプレイできない。家の中でプレイしていても白い目で見られた。なお、動物声まねは、鳴き声を文字にして下画面に書いてもOKなので、声を出さない場所でも安心だ

 最後の「ミックス」は、これらすべての項目がランダムで表示されるモード。ただ、「ボタン」や「マイク」でも図形トレースやスライドボードが登場したり、といったこともあるので、織り交ぜ度合いが高いのがこのモード、と思ってもらってよいだろう。

 なお本作から、回答してメダルをゲットすると、その数に応じて「アイテム」がもらえるようになっている。アイテムとして用意されているのは、たとえばスライドボードの幅を狭くできる「細いボード」や、ペンを放してもサーチライトの光が少し残る「残光ライト」など、これを使うとゲーム中での“邪魔され方”を変えることが可能なのだ。「このルールはちょっときつい」と思ったときに、難易度を下げることもできるので、いろいろ試してみてはいかがだろうか。このアイテムは、タブの一番右側に用意されているアイコンをタッチして表示される「アイテムの切り替え」から選択可能だ。

画像 1面をクリアすると結果が表示されるが、前作が「直感力」、「集中力」、「認識力」、「安定力」、「判断力」での総合評価であったのに変わって、「爽解ポイント」と「右脳指数」のみの表示となっている
画像 同じ画面から「記録を見る」を選ぶと、右脳指数の変化を見ることも可能。書いた線の長さが記録されており、「不動産表示上の駅から1分の距離をこえました!」など、コメントも楽しい
画像 ゲットしていくと開いていくアイテム。どんな効果があるのかは自分の目で確かめてみよう

 このほか「爽解」で活用したいのは「おさらい」モードだ。面をクリアする、しないにかかわらず、最後に表示される画面からこのモードが選べるようになっている。ここでは、間違った問題をもう一度おさらいすることが可能で、おさらいしても分からない! という場合でも、最後にどこが違っていたのか教えてくれる。レベルが上がるに従って“微妙なまちがい”が表示されることも多く、かなり難しくなってくる。全部クリアするためには、アイテムと合わせて積極的にお世話になって、右脳指数を高めよう。

 また、各レベルごとに用意されているボス戦だが、先ほども述べたように、パネルを開けていって、最後に表示される絵に基づいた内容でのまちがい探しとなる。スクロールされる内容はストーリーになっているのだが、これが秀逸。時には恋愛物語であったり、RPGのような話が展開されたり、はたまた時代劇のような内容もあったりと、見ているだけで楽しい。

画像 左下の「おさらい」をタッチするとおさらい可能。「爽解」では同じような問題が表示されることもあるが、これを使って1万問以上の問題をすべて覚えきれば右脳指数も上がるはず、なんだが……
画像画像 ボス戦での横スクロール画面。右端を注視しているとまちがいに気づきやすいと思う

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

昨日の総合アクセスTOP10
  1. /nl/articles/2404/25/news016.jpg 「電車の中で見ちゃダメ」「笑ったww」 実家からLINE「子ヤギがすばしっこくて捕まらない」→送られてきた衝撃姿が320万表示!
  2. /nl/articles/2404/23/news090.jpg 誰も教えてくれなかった“裁縫の裏ワザ”が目からウロコ 200万再生のライフハックに「画期的」と称賛【海外】
  3. /nl/articles/2404/21/news011.jpg 小1娘、ペンギンの卵を楽しみに育ててみたら…… 期待を裏切る生き物の爆誕に「声出して笑ってしまったw」「反応がめちゃくちゃ可愛い」
  4. /nl/articles/2404/25/news043.jpg 娘の給食の献立表を見たら…… 正体不明の“謎の料理名”が「これはわからんw」と話題に その意外な正体に納得!
  5. /nl/articles/2404/25/news129.jpg プロ野球チップスでまた“不良品”流出 伊藤大海「176m」表記に続き…… カルビー謝罪「深くお詫び」
  6. /nl/articles/2404/24/news018.jpg 1年半ケージに引きこもっていたシャーシャー猫が、ある夜布団に入ってきて…… 感涙の行動に「まるで別猫」「こんな日が来るなんて」
  7. /nl/articles/2404/24/news017.jpg メルカリで300円の紙モノセットを買ってみたら…… 出品者のあたたかな心遣いに「利益は考えていないんでしょうね」「見ててわくわくします」
  8. /nl/articles/2404/23/news185.jpg 子どもに高級キーボードのパーツを捨てられた → 公式の“先読みしすぎた対応”が話題「そういうこともあろうかと」
  9. /nl/articles/2401/18/news015.jpg 巨大深海魚のぶっとい毒針に刺され5時間後、体がとんでもないことに…… 衝撃の経過報告に「死なないで」
  10. /nl/articles/2404/22/news124.jpg ダイソー「マルチ万能ほうき」が家事ラクの救世主 名前負け知らずの便利さに「これやばっ!!」「220円に驚き」の声
先週の総合アクセスTOP10
  1. 小1娘、ペンギンの卵を楽しみに育ててみたら…… 期待を裏切る生き物の爆誕に「声出して笑ってしまったw」「反応がめちゃくちゃ可愛い」
  2. 富山県警のX投稿に登場の女性白バイ隊員に過去一注目集まる「可愛い過ぎて、取締り情報が入ってこない」
  3. 2カ月赤ちゃん、おばあちゃんに少々強引な寝かしつけをされると…… コントのようなオチに「爆笑!」「可愛すぎて無事昇天」
  4. 異世界転生したローソン出現 ラスボスに挑む前のショップみたいで「合成かと思った」「日本にあるんだ」
  5. 【今日の計算】「8+9÷3−5」を計算せよ
  6. 21歳の無名アイドル、ビジュアル拡散で「あの頃の橋本環奈すぎる」とSNS騒然 「実物の方が可愛い」「見つかっちゃったなー」の声も
  7. 1歳赤ちゃん、寝る時間に現れないと思ったら…… 思わぬお仲間連れとご紹介が「めっちゃくちゃ可愛い」と220万再生
  8. 業務スーパーで買ったアサリに豆乳を与えて育てたら…… 数日後の摩訶不思議な変化に「面白い」「ちゃんと豆乳を食べてた?」
  9. 祖母から継いだ築80年の古家で「謎の箱」を発見→開けてみると…… 驚きの中身に「うわー!スゴッ」「かなり高価だと思いますよ!」
  10. 「妹が入学式に着るワンピース作ってみた!」 こだわり満載のクラシカルな一着に「すごすぎて意味わからない」「涙が出ました」
先月の総合アクセスTOP10
  1. フワちゃん、弟の結婚式で卑劣な行為に「席次見て名前覚えたからな」 めでたい場でのひんしゅく行為に「プライベート守ろうよ!」の声
  2. 親が「絶対たぬき」「賭けてもいい」と言い張る動物を、保護して育ててみた結果…… 驚愕の正体が230万表示「こんなん噴くわ!」
  3. 水道検針員から直筆の手紙、驚き確認すると…… メーターボックスで起きた珍事が300万再生「これはびっくり」「生命の逞しさ」
  4. フワちゃん、収録中に見えてはいけない“部位”が映る まさかの露出に「拡大しちゃったじゃん」「またか」の声
  5. スーパーで売れ残っていた半額のカニを水槽に入れてみたら…… 220万再生された涙の結末に「切なくなった」「凄く感動」
  6. 桐朋高等学校、78期卒業生の答辞に賛辞やまず 「只者ではない」「感動のあまり泣いて10回読み直した」
  7. 「これは悲劇」 ヤマザキ“春のパンまつり”シールを集めていたはずなのに…… 途中で気づいたまさかの現実
  8. 「ふざけんな」 宿泊施設に「キャンセル料金を払わなくする方法」が物議 宿泊施設「大目に見てきたが厳格化する」
  9. がん闘病中の見栄晴、20回以上の放射線治療を受け変化が…… 「痛がゆくなって来ました」
  10. 食べ終わったパイナップルの葉を土に植えたら…… 3年半後、目を疑う結果に「もう、ただただ感動です」「ちょっと泣きそう」