ゲームマーレ、2D横スクロール アクション「エコマジ!」のサービスを発表(1/2 ページ)

ゲームマーレは3月14日、都内の会場で発表会を開催。同社の事業を説明するとともに、オンライン2D横スクロール アクション「エコマジ!〜Ecole du magister〜」のサービスを6月から開始する予定であることを発表した。

» 2007年03月14日 16時15分 公開
[今藤弘一,ITmedia]

独自のゲーム評価システムでオンラインゲームをサービス

画像 ゲームマーレ代表取締役社長 光澤嘉一朗氏

 ゲームマーレは2006年11月に設立された会社。社名にある「マーレ」はラテン語で「海」を表すという。同社の代表取締役社長である光澤嘉一朗氏は「コンテンツでなく、サービスを売るのがオンラインゲームビジネス。顧客サービスの視点から何をサービスするのかを考えてきた。さまざまな顔を持つ海のように魅力的なコンテンツを提供し、何度も訪れたくなるような楽しい場所を作り、顧客サービスNo.1と言われる会社を目指したい」と抱負を語る。

 これから同社はオリジナリティとクオリティにこだわっていく、と光澤氏。ゲームをサービスするに当たっては、独自の評価システムを導入して検討していくそうだ。その評価システムとは市場性やゲーム性、技術制を考えたゲーム選定システムと、インタフェースやグラフィック、キャラクター、コミュニティなどを約30項目に渡って比較評価するゲーム評価システムで構成される。この評価を経たタイトルがローカライズされることになる。「それぞれのゲームについてデータベースを作り、SWOT分析により評価している」(光澤氏)。このような仮説検証型のマーケティングで成功確率を高めていくという。

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 同社がサービス開始を予定している「エコマジ!〜Ecole du magister〜」(以下、エコマジ!)は、韓国のBUDDYGAMESが開発した2D横スクロール アクション。上記のシステムに照らし合わせると、現在はほぼローカライズが終わった状態とのこと。4月中旬からのクローズドβテストを予定しており、オープンβテストは6月から。正式サービス後は基本料金無料のアイテム課金制で運営されることになっている。

 なお「エコマジ!」は、韓国では10代前半がターゲットになっているが、ローカライズに当たっては若干、想定年齢層を上げることにしている。また、日本向けにはアイテム数もかなり増やされる予定で、キャラクターの着せ替えファッションがより楽しめるようになるようだ。コミュニティ機能としては、ギルド専用掲示板やチャットシステム、スケジュールカレンダーといったツールが用意される予定となっている。

画像画像 3段階に成長するアバターだが、韓国では12歳→中学生→高校生といったように成長していくイメージなのだが、日本向けには10歳→18歳→20代前半のように、年齢層を上にしてターゲットイメージを上げていくとのこと

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