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2007年03月19日 16時09分 更新

ゲームを軸に多角展開していく――「エレメンタルモンスター」はエンタテインメントでのモンスターとなる!? (1/2)

ハドソンは3月18日、今年夏に発売/配信を予定しているトレーディングカードゲームの発表会をKDDIデザイニングスタジオで行い、各社共同でのメディアミックス展開の概要を公にした。
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 ハドソンは、今年夏に発売/配信を予定しているトレーディングカードゲーム「エレメンタルモンスター」(仮称)を、ニンテンドーDSとau携帯電話向けに同時展開する。それに伴い3月18日、KDDIと講談社、ユージンの協力の元、KDDIデザイニングスタジオで合同記者発表会を行った。


wk_070319er07.jpg 本作の主題歌を担当する「ハレンチ☆パンチ」の3人。左からラップ担当の奥菜真子さん、ボーカル担当の小笠原朋美さん、コーラスとギター担当の大空さやさん。心の強さを歌にこめた主題歌をぜひ聞いてほしいと3人

 発表会では、ハドソンより香月薫児氏、名人高橋利幸氏のほか、KDDIより竹之内剛氏、講談社の吉沢新一氏、漫画家の丸伝次郎氏、ユージンの依田智雄氏、そして本作主題歌を歌うガールズロックユニット「ハレンチ☆パンチ」の小笠原朋美さん、奥菜真子さん、大空さやさんの3人が登壇。ゲーム以外のWeb漫画やフィギュアの発売などメディアミックス展開について説明した。

 「エレメンタルモンスター」は、とかく初心者には敷居が高いトレーディングカードゲームのハードルを下げるべく、最低1枚から最大6枚までのカードを使用し、モンスターを召喚して対戦するというルールの単純化がなされている。160種類以上のカードを収集する楽しみのほかにも、一発逆転が可能な「リバースシステム」を搭載している。なお、ニンテンドーDS版ではニンテンドーWi-Fiコネクションに対応した対戦モードで2人対戦を実現。au版とは世界観などゲームの基本内容は同一ながら、主人公のキャラクターとストーリーが異なるという。

 発表会では各社代表者が挨拶。ゲームのほかにも、講談社のエンタメサイト「Michao!」において、丸伝次郎氏により「エレメンタルモンスター」をモチーフにした連載漫画を、7月から先行配信(漫画は6月配信予定の携帯電話とWebで閲覧可能で、後に電子書籍化や単行本化の予定)。また、ユージンよりキャラクターをモチーフにした、5種類のカプセル玩具を発売予定と発表された。

wk_070319er01.jpg 「大切なソフトに育てたい」と、各社に協力を求めるハドソン執行役員常務 CCカンパニープレジデント 香月薫児氏。メディアミックスを強調する
wk_070319er02.jpg 「エレメンタルモンスター」(仮称)について説明をするハドソン CCカンパニー 名人 高橋利幸氏。昨年、晴れて“名人”という要職についた
wk_070319er03.jpg 「着うた」など音楽コンテンツよりもゲームコンテンツを利用するユーザーのほうがずっと多いと明かす、KDDI コンテンツ・メディア事業本部 コンテンツ・EC本部 コンテンツ推進部長 竹之内剛氏。エンタテインメントの世界でのモンスターになりたいと意欲を見せる

wk_070319er04.jpg 登録会員数を3万5000人にまで伸ばし、今後も女性層の拡充を目指しながらコンテンツの内容充実を目指すと、講談社 デジタル事業局 MouRa部次長 MiChao!編集長 吉沢新一氏は語る。「MiChao!」会員には、DS版のシークレットカードパスワードをインセンティブでプレゼントするなどの施策のほか、連載作家陣などにカードイラストを書いてもらうなどの考えも明らかにした
wk_070319er05.jpg カードバトルの緊張感や心理戦などの面白さを漫画で描きたいと漫画家 丸伝次郎氏。まだ設定を構築している段階なので、詳細はこれからと丸氏は多くは語らなかったが、カードバトルを中心に、ゲームのファンタジー世界とは違う、現実世界でのオリジナルストーリーになるという
wk_070319er06.jpg ゲームが発売された後、フィギュアを展開していきたいとユージン ガチャ事業本部 第3チーム課長代理 依田智雄氏は、試作段階のフィギュアを公開する。「ティコ」、「リリアナ」、「レーネ」の3人が忠実に再現されている

「エレメンタルモンスター」ゲーム内容

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 前述したとおり、本作は最高6枚のカードをデッキに組み、シンプルなルールで戦える初心者でも楽しめるトレーディングカードゲームである。ストーリーモードで入手したカードは、表と裏がある3つの場所に配置することで、モンスターを召喚して相手と戦いストーリーを進めていく。召喚には20あるマナを消費するのだが、強力なカードほど多くのマナを使うことになる。つまり、強力なモンスターを召喚するためには、マナを大量に使うためにカード数は限られることになる。相手のカードを予測し、召喚したモンスターによって異なる攻撃方法を吟味し、バトルをしていくわけだ。


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 なお、モンスターにはそれぞれ属性がある。それは、「火」は「緑」に強く、「緑」は「水」に強く、「水」は「火」に強いというような“ジャンケン”の関係性となっている3つと、「光」と「闇」のように相対関係になっているものなど計5つだ。これら属性を考慮して相手に対する。属性で不利だと感じた際は、表と裏に配したカードを交換(フリップ)することができる。また、表にセットしたカードが敗れたあと、裏にセットしたカードが登場する一発逆転の「リバースシステム」では、この属性を巧みに利用することもできる。フリップすることで絶大な効果を発揮するカードも用意するとのこと。ニンテンドーWi-Fiコネクションでの2人対戦にも対応する予定だ。


wk_070319er31.jpg カード取得画面
wk_070319er32.jpgwk_070319er33.jpg ストーリーを進めてカードを入手していく

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[加藤亘,ITmedia]

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