「レッツ パーティー!」と声も枯れんとバサラってみる――「バサラ祭2007 春の陣」(2/2 ページ)

» 2007年03月26日 17時42分 公開
[加藤亘,ITmedia]
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声優たちによる「バサラ祭2007 春の陣」

左から中井和哉さん、能登麻美子さん、小林裕幸氏、石野竜三さん、森田成一さん

 新作発表会のあとは、参加声優陣によるトークショウやアフレコドラマで盛り上がる。話題もどうしても最新作「戦国BASARA2 英雄外伝(HEROES)」の話になってしまうのだが、すでに収録を終えておりいろいろ話したいところをぐっと我慢している様子。

 印象的だったのは、本作は声を張り上げテンション高く叫ぶセリフが多く、声優のノドにはとても危険な現場らしく「声優界では『BASARA』といえば、声が枯れるを意味する」と言われるほどなのだとか。参加した声優陣は、元々ボソボソと囁くお市役の能登さんを除いて全員が納得する意見で、やはり今回もかなりノドに負担をかけており「若干BASARAった」のだそうだ。イメージ的には1キロ先の相手に呼びかけるくらいがBASARA的には至近距離なのだそうだ。

 また、会場に駆けつけることができなかった片倉小十郎役の森川智之さんと真田幸村役の保志総一朗さんからのビデオメッセージにも黄色い声が飛ぶ。森川さんは緊張感あるやりとりと政宗との友情に注目してほしいとコメント。また保志さんは、今回はサポート的な位置づけで活躍したいと抱負を語った。


桜吹雪舞う中、ピンライトに照らされた声優陣によるセリフでイベントは幕となった。また次回の陣が張られることを約束して

 イベントでは、4人によるオリジナルアフレコドラマを前編、後編に分けて披露するコーナーも。ここでは前田慶次を中心に、その行く先々での運命に翻弄される激突を通して、男達の友情を演出していた。さらに、「慶次の部屋」と題したトークショウでは、前田慶次役の森田成一さんをメインパーソナリティとして、参加声優たちと寄せられた質問に答えながら楽しい会話が交わされていた。会場に集まった参加者の声援の大きさで勝負を決める「応援合戦」では、中井さんと能登さんチーム、森田さんと石野さんチームの2つに分かれて、勝ったら「キメセリフ」、負けたら「屈辱的なセリフ」を賭けて競うことに。結局、勝負では負けたはずの森田さんと石野さんの口車に乗せられ、勝ったはずの中井さんまで屈辱的な「ザビー教」と「一揆衆」のセリフを熱演していた。

 イベントは大いに盛り上がり、前回同様、次回の開催も約束されていた。


イベントは6人の虚無僧による尺八の演奏でスタート。そのうちの1人が前田慶次役の森田成一さんで、森田さんの威勢のいい開演の言葉で「春の陣」がはじまった
新作発表会では本邦初公開の新規プレーヤーキャラクター3人のアクションシーンが公開され、プロデューサーの小林氏が補足していく
遮幕の後ろから登場する声優陣に黄色い声援が飛ぶ。伊達政宗役の中井和哉さんが「まさに音に押される感じ」とその迫力を表現する

生アフレコでは、オリジナルストーリーを堪能。今回参加した声優がからむ夢の共演も果たされた
某長寿番組そのままの「慶次の部屋」では、森田さんを司会に2回に分けてトークを展開。リラックスした雰囲気の中、寄せられた質問に答えていく。ゲームの中のテンションでどれくらい維持できるか? との質問に中井さんは最近「バサラっちゃう」のにも順応してきたと物議を醸す。また、3Dを“立体”と表現するほどゲームには縁遠い能登さんは、コワカッコイイお市の不気味な笑いを披露する

「応援合戦」ではわずか2db差で中井さんと能登さんチームが勝利。しかし、なぜか勝ったはずの中井さんまで屈辱的なセリフを演じるはめに
抽選会では7名に声優陣のサインが贈られる。また、全員に特製湯のみがプレゼントされた
最後は桜吹雪舞う中、かっこいい締めのセリフで幕となった

会場脇では原画展も開設。パンフレットやグッズの販売も行われ、イベント終了後も買い求めようと多くのファンが列をなしていた
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※画面は開発中のものです。


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