連載
2007年04月12日 00時00分 更新

ヴァナ・ディールをもう一度:

2度の挫折を経て「FFXI」にハマりつつある独身男性の物語(その4) (1/2)

少し遅れた冒険者がお届けするヴァナ・ディール奮闘記。ついにEXジョブを取得してウハウハのガルカ君。ミッションも難なくこなして順風満帆なヴァナ・ライフを満喫中ですが、またしても異文化コミュニケーションの難しさを知る……。
wk_070411ffxi01.jpg バトルフィールド(BF)内での戦いをほとんど経験したことがないので、何をどうしていいやらチンプンカンプン……。ホント頼りになるメンバーでよかった!!

 どのエクストラ(EX)ジョブを取得しようかと悩む日々が続いていたある日、運命の一言が優柔不断な僕を突き動かした。リンクシェル(LS)のメンバーの何人かが「取得したいEXジョブがあったら手伝おうか?」と言ってくれたのだ。EXジョブ取得のクエストはソロでもクリアできる難易度のものもあるが(過去にソロでのクリア実績アリ)、追加拡張ディスク「ジラートの幻影」で追加された侍、忍者、竜騎士などのEXジョブはノートリアスモンスター(NM)と呼ばれる強い敵を倒す必要があるクエストが多く、レベル30になりたての僕にとっては、どれも荷が重い内容のものばかり。(LSの人たちに手伝ってもらいたいけど、まだ入ったばかりで頼みにくいなぁ……)と思っていた矢先の出来事だったので、これはまさに神様が与えてくれた絶好のチャンスなのだと考え、即答でお願いした。

飛竜目当てに目指すは竜騎士!!

 最初のEXジョブ取得に選んだのは、飛竜がカワイイ竜騎士だ。クエストの内容を攻略本やネットで調べてみると、最後にワイバーン族のNMを倒さなければならない点から、ソロでのクリアは困難を極めると判断してのことだった。まずはクエストが発生するサンドリアへ向かい、そのあとシャクラミの地下迷宮やメリファト大地を経由し、再びサンドリアに戻ったりと、いろいろな場所を巡りながらイベントをこなしていく。このイベント内容がなかなかショッキングで目が離せず、仲間との会話の返信もつい遅れがちになってしまった。

 通常だと移動するだけでかなりの時間を費やしてしまいそうだが、手伝ってくれたメンバー2人のうち1人がテレポという便利な移動魔法が使える白魔道士だったので、スピーディに移動できたのは大変ありがたかった。そしていよいよ竜騎士取得クエストも終盤。ゲルスバ野営陣でワイバーン族のNMと戦うことになったのである。

 バトルフィールド(BF)に入ってイベントが発生し、突如として現れたワイバーン族のNM。その姿はイメージしていたのよりは幾分小さかったが、自分が今まで遭遇したことのない敵の姿と、雰囲気を盛り上げるBGMに大興奮した。そのあと我に返ってみると自分が何をしたらいいのかわからず、メンバーにどうしたらいいかを尋ねてみたが、とくにこれと言った指示はない。というか僕がいなくてもメンバー2人の力で余裕で勝ててしまいそうな勢いだ。流石にレベルが高いと違うなぁ……と感心したが、せっかくのワイバーン族のNMとのバトルに参加しない手はない。多少バトルに乗り遅れた感は否めないが、素早く武器を抜刀して敵に斬りかかっていった。

 ほどなくしてワイバーン族の撃破に成功し、飛竜の名前を選択する画面に突入。あとで後悔しないようにじっくり吟味して決めたかったのだが、手伝ってくれたメンバーを待たせるのも悪いと思い(ちょっとした気づかい)、とりあえず短くて読みやすい名前を選ぶことにした。その名は「Hien」。手伝ってくれたメンバーにしつこいくらい「ありがとう!」とお礼を言い、僕は早速モグハウスへ急いだ。もちろん新しいジョブの力を見たかったからだ!

wk_070411ffxi02.jpg 普段はソロプレイが多いので、飛竜がバトルに参加してくれるだけで単純にうれしいし、ブレスが強力で格上の敵も倒せる安心感がある。飛竜さまさまだ

 竜騎士にジョブチェンジをして、ひと通りの装備を揃えてから外へ飛び出す。そして待ちに待った「コールワイバーン」で新しいお友達のHienを呼び出した。飛竜は今まで何度もほかのプレーヤーのを見たことがあるので珍しくないはずなのに、自分が呼び出した飛竜は何とも言えない愛着があり、ものすごく新鮮だ。僕が移動すると飛竜も主人に遅れを取らないように付いて来るし、一緒に攻撃することはもちろん、ヒーリングまで一緒に行う。とくにヒーリング中は地面に伏せて寝ているような仕草を見せるのがいい。その従順な姿に僕の心は一瞬にして飛竜の虜になった。

 しばらくは竜騎士のレベルを上げることに夢中になり、ソロで経験値を稼ぐ日々が続いた。その結果、いつの間にか竜騎士のレベルが15にまで成長し、LSのメンバーも「よっぽど竜騎士が気に入ったんだね〜」と、僕の成長速度に驚いた様子だ。僕もついうれしくなって「いや〜、飛竜がとにかく可愛くて! とりあえず竜騎士をサポートジョブにして、いろんなジョブで飛竜を呼んでみたいですね〜」と冗舌に話していたら、メンバーの1人が――

「飛竜が呼べるのは、竜騎士がメインジョブのときだけだよ……」

 とバツが悪そうに教えてくれた。頭の中で鳴り響いた絶望の鐘の音……。僕はとんでもない勘違いをしていたようだ。飛竜は確かにカワイイ。ものすごくカワイイ。しかし! だからと言って、今の僕には竜騎士をメインジョブにするつもりは、残念ながらなかったのだ。クエストを手伝ってくれたメンバーには申し訳ないが、パーティープレイも楽しんだし、とりあえず竜騎士を封印することにした。さらばHien……。

他力本願で次々とミッションを制覇

 とりあえず竜騎士取得に満足した僕は、いったんEXジョブの旅を中断して、そろそろミッションを進めることにした。ミッションとは、自分が所属する国から与えられる任務のようなもので、クリアするとミッションランクというものが上がっていく。ランクが上がれば報酬がもらえるだけでなく、国の核心に関わるような任務も受けられるようになるのだ。このときはすでにミッション2-3まで進めていて、あとはギデアスのBF「バルガの舞台」でドラゴン族のNMを倒すのみ。1人で行くのは心もとないので、ここはひとつ久しぶりにリアルフレンドに頼もうと思い、若干4名の少数精鋭でドラゴン退治に挑むことになった。

wk_070411ffxi03.jpg ドラゴン族やワイバーン族など、大きめの敵を見るとテンションが上がるのは僕だけではないはず。舞い上がり過ぎてやるべきことを忘れないように注意しよう!!(自分へのメッセージ)

 このミッションは過去のプレイでも体験したことがあり、初めてヴァナ・ディールで見た巨大なドラゴンの姿がとても印象に残っている。しかしながら戦術などはまったく覚えていないので、古豪たちのアドバイスを聞いていざBFに突入。アタッカー役2名のモンクがバトル開始と同時に百烈拳でドラゴン族を攻撃し、どんどんダメージを与えていった。その姿にウットリと見とれてしまった僕は、竜騎士取得クエストと同じくまたもや攻撃に参加するのが遅れてしまい、しかも戦士の重要課題である挑発で敵のターゲットを取るのを忘れてしまう始末。何とも頼りにならない戦士ぶりを発揮するという残念な結果になってしまった。それでもモンクの百烈拳の驚異的なダメージ値と、魔道士のサポートのおかげで労することなくドラゴンを撃破し、ミッションランクが3にアップ。そのあとも3人は継続してミッションを手伝ってくれた。

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[山本博幸,ITmedia]

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