二大人気シリーズのオールスター豪華共演! 無双祭り、ここに開催?:「無双OROCHI」レビュー(1/3 ページ)
無双系アクションという3Dアクションゲームの一大ジャンルを築き上げたコーエーの「真・三國無双」と「戦国無双」の両シリーズ。その2つのシリーズが合体するという夢のようなゲーム「無双OROCHI」がついに登場。どんな楽しさを提供してくれるのか?
3月の無双サイプライズ第2弾
2007年の3月は、振り返ってみれば、無双づくしの月だったように思う。1日にはプレイステーション 3用ソフト「ガンダム無双」が発売され、21日には「無双OROCHI」(以下、OROCHI)が発売されたからだ。初代「真・三國無双」からの無双ファンであった筆者にとっては、うれしくも悩ましいひと月だった。どちらも既存の無双シリーズからは考えられないビッグサプライズの作品なので、無双ファンとしてもゲーム好きとしても見逃せなかった。
無双ファンならば、誰しもが一度は必ず「既存の作品を無双にしたら、きっとおもしろいだろう」なんて友達と語り合ったことがあるだろう。映画「スター・ウォーズ」や「ロード・オブ・ザ・リング」などは、“無双化しやすい作品”としてよく話題にのぼるが、その話の流れで、「真・三國無双」(以下、三國)と「戦国無双」(以下、戦国)の武将を同じ戦場で戦わせたいという意見は、必ずと言っていいほど出た。曹操と織田信長、諸葛亮と武田信玄の対決などは、無双ファンのみならず、歴史好きにとってもたまらないシチュエーションだろう。そんなワケで、筆者も「OROCHI」の発売を待ち焦がれていた。
ただし、期待が高まるいっぽうで、タイトルを聞いた段階では、「三國」、「戦国」の領土争いをイメージしてしまい、不安も少なからずあった。「三國」は、中国の三国志の世界が舞台。対する「戦国」は、日本の戦国時代が戦いの場。時代が違うため、違和感を感じてしまうのではないかと思ったのだ。
もう1つの不安は、両シリーズの武将を登場させるとなると、操作できる武将の数が半分に減ってしまうのではないか、ということ。すでに多数のシリーズ作品が登場している「三國」、「戦国」ともに、登場キャラクターは増加傾向にあるため、どちらか片方の作品だけ見ても非常に多くのキャラクターが登場するからだ。果たして、これらの不安は杞憂に終わるのだろうか。夢のコラボレーションによって、無双シリーズはどう進化したのか、さっそく迫っていきたいと思う。
完全なifの世界に没頭
「三國」と「戦国」では、舞台背景となる時代も場所も、まったく異なる。そこで気になるのは、両者がどのようにからむかというストーリーだろう。筆者はとりあえずドキドキしつつ、無双シリーズの基本であるストーリーモードの蜀でスタート。ゲーム本編が始まる前の、ステージ開始前に挿入されるムービーで、いきなり衝撃を受けた!
本作の世界観はこうだ。「三國」、「戦国」のそれぞれの世界に、魔王・遠呂智(おろち)が降臨した。遠呂智は時空を歪ませ、「三國」と「戦国」の武将たちがいた城や本陣もろとも、異世界へと連れ去ったのだ。時空の狭間にて、「三國」と「戦国」の2つの世界が融合し、まったく新しい世界が誕生した。その異世界に猛攻を仕掛ける遠呂智軍、次々と倒されていく歴戦の猛将たち。各地で遠呂智軍に抵抗する勢力は残ってはいたが、すでに風前の灯火。ある者は捕らわれの身となり、ある者は遠呂智に従属し、遠呂智は異世界をほぼ手中に収めた。
本作は、この異世界を舞台に、「三國」、「戦国」のキャラクターとなり、遠呂智に立ち向かうのだ。
ストーリーモードでは、魏、蜀、呉、そして戦国という、4勢力のシナリオが用意されている。各シナリオの根幹となるストーリーは、上記のとおりだ。過去作、たとえば「三國」では、その作品に登場する勢力の魏と蜀が争うという、史実に基づいた物語が繰り広げられたが、本作ではすべてのキャラクターが、打倒遠呂智を目指して手を組むのだ。当たり前だが、史実とは完全に異なる世界で、ifのストーリーが繰り広げられる。時代も国も違う武将が一堂に会しているという不自然さも、これならば納得できるであろう。
史実を元にした作品は、実際にあった名勝負や名合戦に参加できるという魅力はあるものの、元となる戦いを小説ほか別のメディアで知っていたり、さらに過去のシリーズで登場していることが多いため、先のストーリー容易に想像できるという欠点があった。歴史を題材としたゲームの根本的な問題とも言えるが、新作でも目新しさや驚きが少ないのだ。
だが本作は、歴史上の人物が登場するとはいえ、世界観やストーリーは完全にオリジナル。先の展開が読めないため、古参ファンでも新鮮な気持ちでプレイできるのは非常にうれしい。予想を裏切るシチュエーションが多いため、筆者も先の展開が気になって、ついついプレイを続けてしまうことが多かった。三国志の2大軍師として知られる諸葛亮と司馬懿が手を組み、敵として立ちはだかったり、戦国時代の好敵手である武田信玄と上杉謙信が友軍として協力してくれるなど、敵味方ともに豪華な顔ぶれに、興奮しっぱなしでした。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
-
【追記あり】夫に「油買ってきて」と頼んだのに、手ぶらで帰宅した理由はまさかの…… とんでもないオチに「やめてww」「久しぶりに大爆笑」
-
1歳息子の“はじめての寝落ち”が140万再生 10歳兄のやさしい行動に「なにこの平和でかわいい世界」「最高に癒やされる」と絶賛の声
-
「予言者いた」「先見の明」 大谷翔平選手&真美子さんの結婚を2021年時点で予言(?)している投稿が発掘され話題に
-
北海道内の移動距離を本州と比較したら…… 感覚がバグるマップ画像に「これが北海道」「大きすぎる」
-
生後1カ月の赤ちゃん「ぼく泣かないもんねっ」 うるうるおめめとへの字口が「はぁ〜たまらん!」「ぐぁぁああああっっ」取り乱すほどかわいい
-
「一番イチャイチャしているように見える」 大谷選手が公開した写真でドジャース山本由伸選手の“手つなぎ”?が話題に 「そっちに目が行く」
-
「妻の服を勝手に着て脱げなくなったムキムキ夫とデカワンコ」に爆笑の嵐 シュールすぎる状況が500万表示突破
-
“おしりが5日で変わる”トレーニング! 「明日からやるか」「1日1回だけなら続けられる」と累計3000万再生突破
-
大好きなボールを100個プレゼントされたときのワンコの表情に「放心ww」「引いてない?」 直視できない姿がSNSで話題
-
赤ちゃんが妙に静かだと思ったら…… 思わぬものへの“真剣モード”に笑顔になる人続出「たれたもちもちほっぺたまらん!」
- 水道検針員から直筆の手紙、驚き確認すると…… メーターボックスで起きた珍事が300万再生「これはびっくり」「生命の逞しさ」
- 昭和時代に“無かった物”が写っている……? 細かすぎて伝わらない「未来から来たことがバレた写真」に6万いいね
- 「マジで汚い」「こんなもんです」 辻希美、“大散乱”のリビングと“新”キッチンの差を公開し共感の声集まる
- 双子の赤ちゃん、姉が全力でくしゃみして…… 被害にあった妹の反応に「生後3ヶ月でドリフのコントw」「めちゃどっちもカワイイ」と絶賛の声
- 「よくも病院に連れてきたな……」とにらむ猫、先生が来た瞬間 驚きの変貌に爆笑の声「これがほんとの猫かぶり」
- 急に片耳がたれたワンコ、慌てて病院にいった結果…… 「こんな可愛い診断結果初めて見たよw」「笑っちゃった」と反響
- 「何羽いる?」一見普通の“草むら”、よく見ると……? 思わず絶叫まちがいなしの1枚に「どっさりいるw」「まさに迷彩!」
- 店員に「この子は懐きませんよ」と言われたチンチラ、家に来て3日後…… 人を信じる姿に「愛が伝わったんですね」
- 元SDN48光上せあら、目を離した隙に……子どもが商品を触り“全買取” 「子連れママに厳しすぎないか?」
- 柴犬を子どものように育てた結果、人間みたいな行動をするようになった 何気ない幸せな日常に「完全に家族の一員」「全部が愛くるしい」
- 釣れたキジハタを1年飼ってみると…… 飼い主も驚きの姿に「もはや、魚じゃない」「もう家族やね」と反響
- パーカーをガバッとまくり上げて…… 女性インフルエンサー、台湾でボディーライン晒す 上半身露出で物議 「羞恥心どこに置いてきたん?」
- “TikTokはエロの宝庫だ” 女性インフルエンサー、水着姿晒した雑誌表紙に苦言 「なんですか? これ?」
- 1歳妹を溺愛する18歳兄、しかし妹のひと言に表情が一変「ちがうなぁ!?」 ママも笑っちゃうオチに「かわいいし天才笑」「何度も見ちゃう」
- 8歳兄が0歳赤ちゃんを寝かしつけ→2年後の現在は…… 尊く涙が出そうな光景に「可愛すぎる兄妹」「本当に優しい」
- 1人遊びに夢中な0歳赤ちゃん、ママの視線に気付いた瞬間…… 100点満点のリアクションにキュン「かわいすぎて鼻血出そう!」
- 67歳マダムの「ユニクロ・緑のヒートテック重ね着術」に「色の合わせ方が神すぎる」と称賛 センス抜群の着こなしが参考になる
- “双子モデル”りんか&あんな、成長した姿に驚きの声 近影に「こんなにおっきくなって」「ちょっと見ないうちに」
- 犬が同じ場所で2年間、トイレをし続けた結果…… 笑っちゃうほど様変わりした光景が379万表示「そこだけボッ!ってw」
- 新幹線で「高級ウイスキー」を注文→“予想外のサイズ”に仰天 「むしろすげえ」「家に飾りたい」