連載
2007年04月17日 00時00分 更新

くねくねハニィの「最近どうよ?」(その9):

北米のレーティング――ESRBについて語るってのはどうよ? (1/3)

太りすぎて「くねくね」しにくい体型になってきた、くねくねハニィが語る「最近どうよ?」9回目ですねん。日本のCEROレーティングがかなり参考にしたと言われる北米のレーティングシステムESRBについて語ってるのでよろしこよろしこよろしこ〜。

春眠暁を覚えず……

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 Game Developers Conference(GDC)取材の時差ボケが続き、再起不能ではないかと思われた眠り姫(?)くねくねハニィが送る「最近どうよ?」。おかげさまで第9回目をお送りしますです。前回も締切を守れず反省したはずなのに、今回もまた……なぜなぜ?(編注:「なぜ?」ではない……。自重しましょう)

 いよいよ3月23日(金)に、プレイステーション 3(以下、PS3)がヨーロッパとオーストラリアで発売されました! どうやら、英国ロンドン市内のヴァージンメガストアで夜通し並んでいた120人くらいの人たちに対して大きなプレゼントがあった模様。なんと! そのときPS3の購入者全員に、46インチのHDテレビ(もちろんBRAVIA) がおまけでついてきたそうですぜ。

 これはすごい。HDTV付きで7万円(実は英国では10万円位するんだけどね)のPS3なんておいしすぎる! さらに「タクシー」付だったそうで。まぁ、タクシーはハニィからするとたいしたことないなと。だって、初乗運賃4ポンド(なんと800円以上)のロンドンの地下鉄(愛称:チューブ)よりタクシーのほうが断然安いんでないかい? と思ってしまうから(笑)。ソニーブランドが非常に強いと言われているヨーロッパでの発売。期待ができそうです。

 欧州版PS3は、他地域よりも遅れて発売してることや、実はエモーションエンジンを積んでいないため下位互換に問題が発生する可能性が……なんて言われてて、スペックダウンでは? なんてささやかれるディスアドバンテージはあるものの、ローンチ時に潤沢なタイトル数(30タイトル以上)がそろえられたというアドバンテージがあるわけで、ゲーマーたちにはワクワクだったのかね〜と推測。今後、売れ行きを見つめたいところですな。

 さてさて、2007年も第一四半期が終わったけど、アメリカ市場ではどうやら異変が見られますぜ。毎週のソフト週販速報を見ていると、トップ10中、7〜8タイトルがXbox 360のタイトルなんですよ! ニンテンドーDS、Wii、プレイステーション 2(PS3ではないのが寂しいけど)のタイトルがちらちらと出てくるけど、ソフト市場ではますますXbox 360向けがにぎわっている感じですなぁ。

 日本勢で行くとカプコンさんの「ロスト プラネット」が売れている。さらにこれにぜんぜん比例していないハードの売れ方が顕著。2月の北米ハード販売台数を伝えておくと、Wiiは33.5万台、PS2が29.5万台、Xbox 360が22.8万台、そしてPS3が12.7万台。

 ハードの伸び以上にソフトの伸びが見られるXbxo 360に関しては、ハードをすでに持ってる人が新しいソフトを数本買ってるってことの証明だし、PS2は今までのソフト資産に対してのハードの安価がユーザーの裾野を広げてるってことだし、Wiiは相変わらず独走中なんですね〜。

 どうした? PS3! 「Home」もいいけど、やっぱキラーソフトの発売が待たれます。WiiとニンテンドーDSが売れてるのは納得だけど、Xbox 360よりも売れているのはなんとPS2なのだ。こりゃ、まだまだ行きますね、PS2は。1万5000円もあれば、あの薄いクールなマシンが手に入るんだから、フツーに考えれば当たり前の話なんですけどね。

 さらに、マイクロソフトが、HDMI端子と120GBハードディスク付きのXbox 360の上位機「エリート」を479.99ドル(約5万7000円)で発売するって発表したかと思えば、ソニーコンピュータエンタテインメント(以下、SCE)がプレイステーション・ポータブル(PSP)のCorePackを199.99ドルから30ドル値下げして169.99ドルにするって発表して、ますます業界は活性化かなと。

さて、本題です

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 さて、9回目の「最近どうよ?」のお題は「北米のゲームソフトのレーティング〜ESRB」をお送りしますねん。前置きのニュースとはまったく関係ない内容で申し訳ない。

 日本でもいつの間にか当たり前になったソフトのレーティングだけど、要はゲームソフトがどの年齢に適合したものか認定して表示することなわけ。ただ、それぞれのメーカーが独自のレーティングをしてもあまりにも統一性も信頼性もないため、業界として第三者に統一されたガイドラインの下審査してもらい、認定された推奨年齢レンジ表示をパッケージに載せてユーザーがソフトを購入する際の参考にしてもらおうというものなの。

 日本ではコンピュータエンターテインメントレーティング機構(CERO)がこの機能を司どってるわけで、アメリカではESRBという団体が、ヨーロッパではPEGI(Pan-European Game Information)が、我が日本よりだいぶ前にやっているのよ。海外版を作ったことがあるデベロッパーであればある程度の知識はあるかな?

 日本の感覚でいうと、アメリカは暴力や身体または身体の一部の切断とかグロッキーなことに甘いと思われるけど、逆に性描写などのエロ系にとても厳しいのだね。欧米人からすると、日本は暴力だけに異常に厳しいと思われてるみたいですな。

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