レビュー
2007年04月19日 13時00分 更新

ファーレン王国に勇者は帰るのか!?――「コンチェルトゲート」βテストリポート (1/2)

スクウェア・エニックスがサービスする「クロスゲート」の続編となる本作。4月23日から開始されるオープンβサービスを前にした“予習”ということで、2回にわたるクローズドβテスト体験記をお届けしましょう。
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 3月19日から3月21日までの3日間と、4月2日から4月9日までの1週間、新作MMORPG「コンチェルトゲート」のクローズドβテストが実施された。本タイトルは「クロスゲート」の正式な続編として開発されたタイトルである。「クロスゲート」のテーマでもあったほのぼのとした生活感、そして一方ではフィールドやダンジョン内部の、緊張感ある戦闘と駆け引きを味わえる世界観はそのままに、「コンチェルトゲート」では楽しさとかわいらしさを、より一層パワーアップさせた作品になっている。この2回にわたるクローズドβテストについては、残念ながら体験できなかった読者も数多くいることだろう。4月23日からはオープンβサービスが予定されているので、その前にちょっとだけ「コンチェルトゲート」の基礎知識を予習してみてはいかがだろう?

魅力あふれるキャラクターデザイン

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 まずはお約束どおりにキャラクターメイキングからスタートするのだが、選べる基本キャラクターは男女合わせて34種類も用意されている。耳の長いエルフ、セクシーな衣装の踊り子風や、お姫様のごときティアラをつけた女の子などバリエーションはかなり豊富。もちろん、“おやじキャラ”を好むプレーヤーであれば、バイキング姿の男性キャラという選択肢もあるなどぬかりない。さらに目と口の形、肌と髪の色、利き手の変更といった細かなカスタマイズが6カ所可能だ。

 また、既存のMMORPGでは選んだ種族によって初期ステータス値が固定だったり、各職業への適正が設定されていることも多い。「コンチェルトゲート」では、キャラクターメイキングの時点で、任意のステータスにポイントを割り振るシステムなので、見た目とプレイしたい職業のギャップに悩むことはないだろう。好きなキャラクターで始められるというのは意外にうれしいことだ。


画像画像 テンプレートの種類はそんなに多くはないが、体形や左右の利き手を含めると、自分と全く同じキャラクターに出会う可能性は低いだろう。女の子はちょっと内股で歩くのが可愛い

え、勇者じゃないの?――挫折から始まる冒険

 いよいよ冒険の始まり……と思いきや、プレーヤーは下着1枚の姿で突然空から見知らぬ土地へほうりだされてしまう。王宮の召喚士によって呼び出されたプレーヤーは、この地に襲いかかる「大災厄」からファーレン王国を救う“勇者候補”なのだ。あくまで候補の1人であって、勇者ではないのが気になるが……。

 本タイトルでは、アイテムの使い方や装備品の装着といった最低限必要な知識をここで授けてくれる。また、この時点ではしがない勇者候補のため、職業なども特に決まっておらず、NPC「アーメイ」から防具と7種類の武器、さらに攻撃スキルをまずはレンタルされる。攻撃力は高いが命中率は低め、カウンター攻撃発生率が高いなど武器ごとに特徴があるので、転職するまでに一通り試して、自分のプレイスタイルに合ったものを見つけたほうがよいだろう。

 「リセリア城 召喚の間」から「試練の回廊」へ抜けると、そこには一人の少女「トカマク」が立っている。同じ勇者候補とは思えないほど怖がりなトカマクだが、彼女はまだプレーヤーが不慣れな戦闘システムを補佐してくれるNPCだ。強力な魔法攻撃に加え、回復魔法を使える上に、体のほうもだいぶ頑丈にできている。気弱は発言とは反対にLv1のプレーヤーよりはるかに強い子なので、彼女を前衛に設定しておけば、アーメイに借りたスキルの効果や戦闘システムについてゆっくり学べるだろう。

画像画像 一体どんなタイミングで召喚されてしまったのか、いきなり下着姿で人前はちょっぴり恥ずかしい。召喚士もこっちの都合をもう少し考えて欲しいものですよ、まったく

画像 「一緒についてきて!」という少女トカマクとともに戦闘へ。スキルには近接、体術、魔法攻撃と種類が分かれているが、お試しスキルなのでどの武器を装備していても使用できる
画像 試練の回廊を通過できれば、トカマクとはお別れだが代わりにアーメイからは1匹のペットをもらえる。戦闘にも参加してくれる心強い最初の仲間となるだろう

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 ここでようやく勇者候補としての試験は終了。あとは勇者としてファーレン王国のために尽くす、と思いきや王様からは「勇者じゃないようだ」のお言葉を賜った……。なかなか厳しいスタートだが、これからどのような展開が待ち受けているのだろう。

パーティプレイが望ましい戦闘システム

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 キャラクターの成長はレベル制度を採用。基本的にはモンスターとの戦闘で経験値を得て、レベルアップするとステータス値に割り振れるボーナスポイント(BP)を入手する。戦闘はモンスターに遭遇すると画面が切り替わるエンカウント制で、使用スキルを選択してからターゲットを指定するスタイルだ。ただし完全なターン制ではなく、各キャラクターの素早さや詠唱時間に応じて戦闘の順番が決まる半リアルタイムになっている。このあたりは家庭用ゲーム機のRPGに慣れている人ならば、違和感は全くないだろう。

 序盤は「フレイア大陸中央部」をうろついて、お金と経験値稼ぎに励むわけだが、1回の戦闘で出現するモンスターの数がとにかくやたらと多い。難易度の高いエリアやダンジョンになれば、さらにソロでの戦闘は厳しいものがあり、仲間を募ってのパーティプレイが望ましいと思う。

 さて、戦闘中に攻撃を受ければ当然HPは減少していく。レベル10までなら、街中の病院では無料の治療が受けられるし、回復スキルを自分で覚える手もある。ただし「コンチェルトゲート」ではHP/MPとは別にもう一つ「Health」というステータスが設定されており、これが少しやっかいだ。戦闘中に大ダメージを受けたり、倒れてしまったりということを繰り返すと、HPが減るだけでなく、Healthが健康から軽傷、中傷、重傷、瀕死と悪化してしまうのだ。怪我の治療にはお金がかかるだけでなく、瀕死のまま戦闘を続けても取得経験値が制限されてしまう(時には全く入らない!)というデメリットもある。なるべく軽傷のうちに病院へ行っておこう。

画像 ファンブルグの街東地区は、病院に銀行、武器と防具屋もある便利な場所のため、いつも大勢のプレーヤーで混雑している。ちなみに、病院前の洗濯物は夕方になるとちゃんと取り込まれる
画像 HPの治療は「看護師」が担当し、怪我の治癒は医者にお願いする。重傷になってからの治療ではとんでもない金額を請求されてしまうので、早めの手当てが必要だ
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[麻生ちはや,ITmedia]

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