レビュー
2007年04月24日 15時58分 更新

「ロード・オブ・ザ・リングス オンライン アングマールの影」プレビュー:

長く続く旅の仲間が見つかりますように――クローズドβテスト前に遊んでみた (1/2)

今春サービスが開始される「ロード・オブ・ザ・リングス オンライン アングマールの影」のクローズドβテストが4月24日から5月9日の期間行われる。それに先立ち、特別に体験した。
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 既報のとおり、さくらインターネットはTurbine開発のMMORPG「ロード・オブ・ザ・リングス オンライン アングマールの影」(以下、LotRO)のクローズドβテストを本日4月24日より開始した。同社は本タイトルのサービス決定を、東京ゲームショウ2006において初アナウンス。当時に米国ではすでにクローズドβテストが実施されていたが、ようやく日本語版がお目見えするわけだ。

 言うまでもなく本タイトルは、西洋ファンタジーの原典とも言われるJ・R・R・トールキン原作の小説「指輪物語」をかなり忠実に再現している。映画化によって初めてその世界観に親しんだ読者もいると思われるが、指輪物語はエルフやドワーフ、ホビットなど個性溢れるキャラクターが織り成す、ひとつの指輪を巡る冒険が描かれる。その世界観は読者を魅了するだけでなく、舞台となる「中つ国」だけには収まりきらない、トールキンが生み出した壮大な歴史が秘められている……という解説はもはや不必要だろうか。

 今回はクローズドβテスト直前に、特別にオープンされたサーバでテストプレイを行ってきた。ごく一部に表現のおかしな翻訳も見られたが、全体的に完成度は高い。βテスターに当選した人はもちろん、指輪物語のファンとして本タイトルに期待を寄せている読者に、この魅力を伝えられればと思う。

キャラクター&クラス紹介

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 今回選べるプレーヤーキャラクターは、人間・ホビット・エルフ・ドワーフの4種類で、ドワーフのみ男性しか存在しない。各種族はかなり異なる身体的特徴を持っており、それらはやはり、トールキンの原作に基づいて忠実に再現されているようだ。例えば小さくも勇敢なホビットは、ゲーム内でも最初から恐怖への抵抗が高い「ホビット・カレッジ」というスキルを備えている反面、「体が小さい」というデメリットのスキルも持っており、これは多種族に比べて腕力が低くなる設定だ。なお、男女の性別で能力値に差はない。

 容姿のカスタマイズも顔立ち、髪型、目や眉毛、口の形、肌の色、体形など10カ所をテンプレートから選んで組み合せる。ドワーフならば他種族にはないヒゲのスタイルも用意されているのだ。また、左下には「国籍」が用意されており、同じ種族でも国籍を変えると目や髪色のバリエーションが多少増えるといった違いもある。ゲームのスタート地点には影響しないが、「ロリアン」のエルフになるか、それとも「裂け谷」出身にするか、原作を読み込んでいる熱心なファンほどきっと悩んでしまうだろう。

 職業はキャラクターメイキングの時点で、「ガーディアン」、「キャプテン」、「チャンピオン」、「ハンター」、「バーグラー」、「ミンストレル」、「ロアマスター」の7つから選ぶ。ただしこれも、種族によって多少制限がある。以下は、各種族とクラスについて簡単に紹介しておこう。

ガーディアン

 防御力に優れ、敵の注意を自分にひきつけるスキルを習得できるため、最前線に立つタンカーが主な役目となる。派手さはないが、連携が必要なパーティプレイでは重要な存在となるだろう。

キャプテン

 パーティプレイでは中心的役割をはたすクラスで、味方の士気を高め、敵を怯えさせる高い能力を持つ。レベルを上げればペット召喚スキルをも習得できる。

チャンピオン

 重装備も着用可能な戦士で、高い攻撃力を誇る前衛クラス。自らの生命力と引き換えに複数の敵に大ダメージを与えるスキルを習得できる。

ハンター

 遠距離攻撃と罠の使用に長けているクラス。接近戦のための攻撃スキルも持ち合わせているが、基本的に1対1の戦いにおいて能力を発揮するため、ダメージディーラではないが優秀な後衛となる。

バーグラー

 巧みに敵の目をあざむき、混乱に陥れることで相手の攻撃能力や対応力などを落とすデバフが得意なクラス。パーティプレイやレイドにおいて貴重な存在だが、攻撃力は高くなくソロプレイは厳しい部分も。

ミンストレル

 楽器をかなでて味方を鼓舞し、一時的にその能力を上昇させるスキルなどを使いこなす。同時に治癒能力も持つヒーラーだ。支援だけではなく光を用いた、遠距離攻撃も可能なクラスだ。

ロアマスター

 LotROでは唯一の詠唱系クラスで、魔法使いのようなものと思ってもらえば良い。相手の意志をコントロールする力を持つが、技の試用には負担が大きいため、ペットを使って補助するのが特徴。

人間

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特徴:特別に秀でた能力はないが、バランスの取れた種族というMMORPGではもっともよくありがちな設定。士気(HP)の回復力が早いのが数少ない特徴かもしれない。面白みには欠けるが、職業制限がないというメリットはある。

  • 職業:ガーディアン、キャプテン、チャンピオン、ハンター、バーグラー、ミンストレル、ロアマスター
  • 国籍:ブリー郷、谷間の国、ゴンドール、ローハン
  • 出発地点:アーチェト村

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ホビット

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特徴:背は小さく足は大きく、男女ともにずんぐりした体形。本来は変化を嫌い穏やかな生活を好む種族だが、ひとたびプレイヤーがホビットを選んだならば、メアリーやピピンのように好奇心旺盛に。時にフロドのように勇敢に戦わねばならない。

  • 職業:ガーディアン、ハンター、バーグラー、ミンストレル
  • 国籍:ファロハイド、ハーフフット、ストゥア族
  • 出発地点:緑山丘陵

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ドワーフ

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特徴:西洋ファンタジーファンならば説明無用の種族だろう。背はホビット同様に小さいが、がっしりとした体形で、屈強な戦士でもあり、繊細優美な工芸品・建築物を作り出す匠でもある。俊敏なバーグラー、叡智を誇るロアマスターになれないのは見た目どおり?

  • 職業:ガーディアン、チャンピオン、ハンター、ミンストレル
  • 国籍:白の山脈、青の山脈、くろがね連山、
  • 出発地点:銀の峡谷鉱山

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エルフ

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特徴:永遠の生命を持ち、自然界と交流可能な気高くも美しい種族。ドワーフのごときタフさはないが、戦士としても優秀だ。高い知性の持ち主ゆえに、人間以外でロアマスターを職業に選べるのは、エルフだけとなっている。

  • 職業:ガーディアン、チャンピオン、ハンター、ミンストレル、ロアマスター
  • 国籍:リンドン、ロリアン、闇の森、裂け谷、エゼルロンド
  • 出発地点:エゼリオン

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