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2007年05月17日 22時18分 更新

プライドと豪華賞品を賭けた熱いバトルが展開! 「Forza Motorsport 2」メディア対抗トーナメント開催

マイクロソフトより登場するリアルドライビングシミュレータ「Forza Motorsport 2」の発売を記念し、メディア対抗のトーナメント戦が開催された。果たして我が編集部の戦いぶりはいかに!?

実力もなければ組み合わせのクジ運もなし!?

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 マイクロソフトより5月24日に発売が予定されているXbox 360用リアルドライビングシミュレータ「Forza Motorsport 2」。その発売を記念し、5月17日にメディア対抗トーナメント戦が開催された。

 トーナメントに参加したのは、ゲームやクルマ関係のメディア代表が計15名。まずクジ引きで4組に分けて予選1回戦を行い、各組上位2名の計8名が予選2回戦を競い合う。その上位4名にて決勝戦を行う、という流れだ。各レースのコースおよび周回数は下記の通り。

  • 予選1回戦:筑波サーキット 4周
  • 予選2回戦:Sunset Infield 4周
  • 決勝戦:鈴鹿サーキット 7周

 ご存じのように、筑波と鈴鹿は実在のサーキットだが、“Sunset Infield”は本作のオリジナルサーキットとなっている。

wk_070517fms02.jpg 実に壮観なプレイ環境である

 プレイ環境は、Xbox 360 ワイヤレスレーシングホイール+液晶テレビ3台(Xbox 360も3台)+ファンソニッククッション(音響振動を伝えるクッション)+プレイシート エボリューション(バケットシート)という豪華システム。これが4セット用意され、各セットをシステムリンクプレイで接続しての対戦となる。車種は、パフォーマンスインデックス(車種をクラス分けする数値。チューニングによって変化)を一律850に設定した12台の中から、自分が好きな車種をセレクト。アシスト機能は自由に設定可能というルールだ。

 トーナメント出場者には、まず10分弱の練習時間が与えられた。記者は、事前に配られた車種のスペック表を見ながら「車重の軽さでエリーゼかなあ」とか「安定して走れそうな4駆のランエボかなあ」とか考えつつも、結局、スタイリングの好みだけでフェアレディZをチョイス。とりあえずコースアウトしないことを念頭に5、6周走り、1分フラットというタイムを出した。

wk_070517fms03.jpg 練習時のクルマ選びから間違ってしまっていたようで

 他の参加者はどんな感じ? と、コソっとのぞいて見ると、軽く1分を切っている参加者もいるようだ。編集担当さんからは「今回の取材のギャラは、トーナメントの順位によって決まります!」なんてことを真顔で言われていたりして(編集部注:ジョークですよ)、とりあえず恥さらしだけは避けようと思っていたのだが、ますます不安になってくる。

 練習が終わり、いよいよトーナメントの開始時間となる。「究極のレーシングシミュレータです。今回、その凄さを存分に味わっていってください」という、本作のマーケティング担当であるマイクロソフト 函館太郎氏の挨拶後、予選1回戦が始まった。記者の出番は、最終となる4組目で、対戦相手は週刊アスキー、GAME Watch、ASCll.jpという有名メディア代表のお3方である。同行していた+D Gamesの編集さん曰く「最悪のところ(=上手い人ばかり)に入っちゃいましたねえ」とのこと。「まあいいかー」と完全に開き直り、順位は気にせずにレースを楽しむことを決意する。

 というわけで、ついに記者の順番が回ってきた。函館氏のおススメで多くの選手がそうしていたように、靴を脱いで靴下でプレイすることにしてみた。このほうが、微妙なアクセル&ブレーキワークがやりやすい、とのことなのだ。クルマについてはいろいろ考えたが、選択に失敗してぎこちない走りになるのは避けたいため、結局練習で使ったZを選んだ。

 シグナルが点灯しスタート! 先に行われた3レースでは、スタート直後の第一コーナーで多重クラッシュが多発していたので、記者は「仮に追突されてもすぐに立て直せるように、1コーナーは慎重に行こう」と考えていた。必要以上にブレーキングしてコーナーへ飛び込み、アクシデントもなく先行2台から差のない3番手でヘアピンへ突入。しかし、ここで順位は4番になってしまった。以後は先行する選手について行くのが精一杯。自分としてはコースアウトもほとんどなく、安定して走れたと思うのだが、そんな無難な走りではダメなようで……。前のレースではコースアウトのシーンが頻繁に見られたのに、この組のライバルたちはまったくコースアウトしません! 結局、その後は1台も抜くことができず、辛うじて3位のクルマを視界に入れながらのフィニッシュ。記者は順当に(?)予選敗退となった。

wk_070517fms04.jpg イベント冒頭、挨拶に立つ函館氏は、その後解説もこなす
wk_070517fms05.jpg アドバイスどおり、ちゃんとクツを脱いで勝負に挑んだのだが……
wk_070517fms06.jpg あぁ……追いつかない……しかもなんだか引き離されつつもある……

GTドライバーたちの戦いは意外な展開に

wk_070517fms07.jpg 左から土屋武士選手、織戸学選手、服部尚貴選手、谷口信輝選手が並ぶ

 その後、予選2回戦が行われ、決勝進出の4名が決定。そして鈴鹿決戦を前に、本日のスペシャルゲストであるSUPER GTの現役トップドライバー4人、土屋武士選手、織戸学選手、服部尚貴選手、谷口信輝選手が、実際にレースで使用しているレーシングスーツを身につけ登壇。4名のファイナリストにお手本(?)を見せるべく、鈴鹿でのバトルを披露することになった。

 「セパンサーキット(マレーシア)でのレースを迎える前に、ゲームでコースを覚えたりもしました」(土屋選手選手)、「小さい頃からゲーム好きで、実際のレースの10分前くらいまでゲームをやってることもあります」(織戸選手)、「レースゲームはやりますよ。ここ数年でF1に行った日本人はみんなゲームでコースを覚えたんじゃないかな」(服部選手)、「こういう場でプレイする機会が多くて、負けて悔しいから『こんなのリアルじゃねえ』なんて言ってますが、ホントはすごくリアルなんですよね」(谷口選手)と、まずはゲームについて語った4選手。

 この後のバトルについては、織戸選手が「思いっきりぶつけていきます」や、服部選手が「1コーナーで誰に追突して減速し、うまくコーナリングできるかを考えています」など、実際のレース前には絶対に聞けないようなコメントが飛び出した。

wk_070517fms08.jpg 服部選手が独走状態に。よく見えないが服部選手以外、3人ともクツを脱いで運転している。解説も交えて、選手にインタビューしながらのレースとなった

 メディア代表と同じように、靴を脱いでシートにおさまるトップドライバーたち。そんな中、服部選手だけはレーシングシューズ着用である。そのやる気が表れたのか、2周目のホームストレートで前を行く谷口選手に“宣言どおり”追突してトップを奪った服部選手は、その後ほぼ一人旅。

 一方、手違いで練習のときとは違うクルマになってしまった織戸選手は本領を発揮できず、前の3台から大きく後退していく。そこで、連続のS字コーナーで待ち伏せし、独走する服部選手の邪魔をするという禁じ手に打って出たが、服部選手はこれを華麗にパス! 続く谷口選手、土屋選手にもあっさりかわされてしまっていた。だが、織戸選手のパフォーマンスはこれで終わらなかった。今度は逆走し(笑)、鈴鹿でもっとも高速なコーナー、130Rの出口でファイナルラップに入った3選手を待つことに。服部選手は今度も間一髪でパスしたが、熾烈な2位争いを続けていた土屋選手と谷口選手はあえなく餌食となってしまい大クラッシュ! うまく立て直した谷口選手が2位に上がり、そのままフィニッシュとなった。

 この日、もっとも歓声が上がったバトルを終えた4選手。優勝した服部選手は「(織戸選手の待ち伏せについて)1回目はかなりビックリしたけど、2回目は絶対来ると思ってたしうまくかわせました」と余裕のコメント。これに対し、SUPER GTのチームメイトである土屋選手と織戸選手は、チームワークで服部選手の独走を食い止めることができなかったばかりか、チームメイト同士で正面衝突する結果に。それでも織戸選手は「鈴鹿を逆走したことなんてなかったので、ホームストレートの坂の勾配が結構キツイことがよく分かったし、貴重な体験をさせてもらいました。逆走でもリアルでしたよ」と、最後まで会場を沸かせてくれた。

 この後、トーナメントの決勝が行われ、筆者が予選で戦った週刊アスキーの伊藤氏が1周目からトップを奪い、その後も安定した走りで完勝。1位の賞品であるXbox 360本体+ワイヤレスレーシングホイール+ソフトをゲットした。

 記者にとっては残念な結果に終わったが、改めて本作のクオリティの高さ、そして対人戦の面白さを実感できたイベントであった。この雪辱はXbox LIVEで晴らすしかない!

「Forza Motorsport 2」
対応機種Xbxo 360
メーカーマイクロソフト
ジャンルレーシング シミュレーター
発売予定日2007年5月24日
価格(税込み)7140円
プレイ人数1〜2人
(C)2007 Microsoft Corporation. All rights reserved.


[千早秀生,ITmedia]

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