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2008年01月11日 23時59分 更新

2008 International CES:

ついにXbox 360が“ミニタワー”に収まった――Sands Convention Centerで見つけたおバカなグッズたち (1/2)

Sands Convention Centerでの展示は、アメリカだけでなく中国や台湾などの中小メーカーが集まり、毎年怪しいグッズが目白押しとなっている。もちろん今年もいろいろな“ヤバイ”グッズを見つけたので、いくつか紹介していこう。

Guitar Heroブランドのエアギター用グッズ

 Jada Toysというおもちゃメーカーが発売を予定している、エアギター用トイグッズ「Guitar Hero Air Guitar Rocker」。アメリカでは、数年前からギタープレイをモチーフとしたミュージックゲーム「Guitar Hero」シリーズが大人気で、シリーズを追うごとに売り上げを伸ばしているが、これはそれにあやかったグッズだ。とはいえ、いわゆる“パチもの”ではなく、きちんと許諾を取って製造された正式なライセンスグッズである。

 この製品には、ベルトのバックル型センサーと、ギターアンプ型スピーカーがセットになっている。遊ぶときにはバックル型センサーを、まさにベルトのバックルの位置に取り付ける。あとは、そのバックル型センサーの前で弦を弾くように手を上下に動かせば、手の動きが関知され、そのスピードに合わせて曲が流れるという仕組みとなっている。

 ちなみに、「Guitar Hero」のように、指示されたコードのボタンを押すというようなゲーム性は一切なく、ただ単に収録されている曲が手の動きに合わせて流れるだけだ。もちろんそれでも、自分がギターを演奏しているという気分が味わえるのは間違いなく、ブースでもかなりノリノリでエアギターを楽しんでいる姿が多数見られた。しかし、手の動きで演奏スピードが変わるということは、曲に合わせてギターを弾いているふりをするというエアギターの定義から外れる気がしないでもないのだが……、細かいことは気にしないほうがいいのかもしれない。まあ何にしても、アメリカ人の「Guitar Hero」好きは、日本人にはちょっと理解しづらいものだ。

 標準セットでは、Deep Purpleの「Smoke on the Water」やVan Halenの「You Really Got Me」をはじめ全10曲が収録されており、オプションの「Air Cartridge」を利用して曲を増やすことも可能となっている。発売時期は北米で3月、価格は29.99ドルだ。

画像 「Guitar Hero Air Guitar Rocker」。Guitar Heroをモチーフとしたトイグッズだ
画像 遊ぶときの様子はこんな感じ。この場合、右手の動きに合わせて収録された音楽が鳴る。エアギターなので、左手は一切関係ない(笑)

Xbox 360用“ミニタワーケース”?

 自作PC向けのケースメーカーとして自作ユーザーの間ではおなじみの、台湾のLIAN LI。そのLIAN LIブースは、もちろんタワー型やデスクトップ型のPC用ケースがたくさん展示されていたのだが、その中で1つだけなんだかちょっと様子のおかしいケースを見つけた。

 そのケースは、いわゆるブック型ケースというような、PC用ケースとしてはかなり小型の部類に入るようなサイズだったのだが、正面に「Xbox 360」のロゴを印刷した紙が貼られているほか、Xbox 360のワイヤードコントローラが接続され、接続されたモニターにはXbox 360のゲームが表示されていた。それは、なんとXbox 360用のミニタワーケースだったのだ。

 Xbox 360用のケースとはいっても、Xbox 360本体をそのまま中に入れて利用する、いわゆるドレスアップ用のケースではない。Xbox 360からマザーボードとDVDドライブを取り出し、それらを内部に取り付けて利用するものだ。サイドパネルがアクリル仕様になっていて中が丸見えなのだが、そこからはDVDドライブとXbox 360の基板が見えていた。HDDユニットは外からは見えなかったが、おそらくHDDユニットを分解してHDDも直接ケース内に取り付けているものと思われる。

 このケースの目的は、冷却能力を高めてXbox 360を安定して利用するというものだそうだ。本体後部に12センチファンが取り付けられており、係員は「オリジナルよりも冷却能力は段違いだ!」と熱く語っていた。確かにケースを交換して12センチのファンをブン回したらよく冷えるだろうし、まさにケースメーカーらしい発想の製品だ。

 ただ、現在発売されているXbox 360では、消費電力が低減されたシュリンク版チップ「Falcon」が搭載されており、以前より発熱に対する問題は少なくなっていると思われるのだが……。まあ、初代Xbox 360を持っていて、熱暴走に悩んでいる人なら意味のあるものかもしれないが、今の時点でわざわざマザーボードとDVDドライブを取り出してこのケースに入れ替えようと考える人がどれだけいるのか、かなり疑問に感じるのも事実。なぜなら、そういう悩みを持つヘビーユーザーだったら、さっさとFalcon搭載モデルに買い換えているだろうし。もちろん、このケースがあと1年早く登場していたら、ヘビーユーザーから注目されていた可能性は高いが……。

 これまでにも多数のXbox 360用冷却グッズが登場してきたが、このケースは、2006年のCESで見つけたXbox 360用水冷グッズに次ぐおバカさ加減と言っていいだろう。

 ちなみに、展示されていたのはエンジニアリングサンプルで、まだ商品化は確定していないそうだが、年内には発売したいと考えているそうだ。

画像 Xbox 360用“ミニタワーケース”……って何だ
画像 背面には12センチファンが取り付けられており、放熱能力はかなり高い。それでいて騒音は気にならないレベルだった
画像 内部の様子。基板とDVDドライブを取り出して利用するとは、ケースメーカーらしい発想だが、そこまでやるかって感じだ
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[平澤寿康,ITmedia]

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