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2008年04月18日 18時31分 更新

ハッピーな将来設計のために――「SBIグループ監修 はじめよう! 資産運用DS」発売記念セミナー

ブロードメディアは、資産運用をテーマとしたニンテンドーDS用ソフトの発売を記念して4月18日、SBIホールディング代表取締役執行役員 CEOの北尾氏などをゲストに迎えたセミナーを帝国ホテルで開催した。
wk_080418sbi01.jpg 3日と経たないうちに募集枠いっぱいまで応募があったというだけあり、あいにくの雨にもかかわらず多くの聴講者が集まった

 4月17日に発売されたブロードメディアの「SBI グループ監修 はじめよう! 資産運用DS」は、資産運用をテーマとしたニンテンドーDS用ソフトだ。本作は、SBI ホールディングスとSBI イー・トレード証券との共同で開発され、株だけではない幅広い資産運用をマスターできる資産運用初心者向けの内容となっている。

 発売翌日の4月18日、ソフト発売記念で行われることになったセミナーには、多くの幅広い年齢層の人々が集っていた。今回のセミナーでは、講師としてSBI ホールディングス代表取締役執行役員CEOの北尾吉孝氏のほかに、SBI イー・トレード証券代表取締役執行役員専務の佐藤義仁氏、モーニングスター代表取締役COOの朝倉智也氏が登壇。ブロードメディア代表取締役社長の橋本太郎氏と、本作プロデューサーの中里英剛氏による本作の説明とデモンストレーションが行われた。

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 本作は、資産を運用することによって、家族をハッピーにしていくことを主眼としている。ただ、投機していけばいいというマネーゲームではなく、人生設計の助けとなる知恵を与えてくれるハードルの低い構成となっているのも特徴だ。とはいえ、SBIグループが監修を担当していることもあり、本格的な資産運用を学べる。株式投資だけでなく、投資信託、外貨投資、債券、不動産投資(REIT)の取引やローンの繰上返済を体験でき、ゲーム内の取引画面で実際の取引と同じように体験(SBI イー・トレード証券や住信SBI ネット銀行の画面に準拠)できるようになっている。

 30年という期間内に結婚した2人の家庭をよりハッピーにしていくことで、自らの30年後を想像する助けになることだろう。「ストーリーモード」では、プレイするごとに家族のキャラクターが成長していき、継続して進めていくと娘が誕生したり、さまざまなイベントが起きることで、さまざまなエンディングを迎えることができるとのこと。いかに人生を有意義に過ごせるかを体感できるわけだ。


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 なお、「スタディーモード」では初心者から上級者まで資産運用を幅広く学べる。SBIグループ代表の北尾吉孝氏による講座やクイズや、用語辞典などによる充実した学習機能を搭載。プレイヤーに合った資産運用スタイルも診断することができる。

 ブロードメディア代表取締役社長の橋本太郎氏は、本作の狙いを自分自身のライフサイクルとそれに適した投資を考えられ、かつ投資をゲーム形式で疑似体験できることで、“きっかけ”を提供したいと説明する。金利の低い現在において、貯蓄だけでは先行きが不安であり、貯蓄から投資への流れは止めることはできず、資産運用を自分の人生の一部としてとらえる時代であると位置づけている。こうした時代背景の中、本作で幸せになることのヒントを得、幅広い資産運用の知識を学んで欲しいという思いから開発にいたったのだそうだ。


wk_080418sbi02.jpgwk_080418sbi03.jpg 幅広い世代向けのソフトともいえるが、特に20代後半から30代後半の男女で、就職や結婚、子供の成長などのライフイベントを節目に、将来設計を考えるべき年齢の人々にオススメしたいと橋本氏とデモンストレーションを行う中里氏

「資産運用初心者に伝えたいこと」――SBI ホールディングス代表取締役執行役員CEO 北尾吉孝氏

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 セミナーでは特に、SBI ホールディングス代表取締役執行役員CEOの北尾吉孝氏の講演に注目が集まる。「資産運用初心者に伝えたいこと」と題した講演では、まず日本が抱える金融周辺の問題点について紹介した。第1点は、2050年には65歳以上の人口割合が35%を超えるとする少子高齢化問題を引き合いに出し、確定「給付型」年金から確定「拠出型」年金へと移行したことで、自分の老後は自分で支えていかないといけない世の中になったこと。第2点は、クレジットカードの使用数の増加と自己破産件数が3倍になったこと。第3点に、超低金利時代が続く日本は、いまだデフレを脱却できておらず、他の欧米諸国よりも低い金利であることを挙げ、金融教育が急務であると説明する。

 そうした低金利の日本だが、日本と欧米諸国の個人金融資産の比較を行うと、50.8%もが現金・預金にとどまっているのが現状だ。北尾氏は、本当に銀行に預けておくだけでいいのかと、財政赤字の深刻化や円暴落の危険性を説き、貯蓄から投資の流れが将来設計のためにもスタンダードとなってきていると、2002年から2007年の5年で個人金融資産の預金や現金の割合が7%も下がっていることを挙げる。

 しかし、北尾氏は「投資」と「投機」は異なると苦言も呈する。将来に向けた資産形成の助けとなる「投資」では、“欲をかきすぎないこと”が重要なのだ。ある程度リスクがあるので資金的余裕も必要なので、退職金全額投資などはやるべきではないのは当然だ。リスクとコストを見極めることも必要だし、情報収集をし精緻な分析を行い現実世界のことをよく見る目を養うべきと例を挙げて解説する。

 外国人投資家への依存率が高い昨今、サブプライムローン問題などが関係して売りが続いているのが現状と北尾氏は、まだまだ日経ダウは下がり続けると予測する。1人当たりのGDPもいまや18位にまで落ち、発展めざましい中国やインドが上昇する中、日本は2050年にはわずか6.7%にまで落ちこむという予想もある。日本の成長が見込めないのであれば、積極的に成長率のいいところへ投資することも選択肢として持っておくことが必要と初心者にも分かるようにていねいな説明が行われた。

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[加藤亘,ITmedia]

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