まずはおはらい――映画「トワイライトシンドローム」製作発表会
ホラーアドベンチャーゲーム「トワイライトシンドローム」の新作発売に合わせて映画化が決定。本日、「羞恥心」でブレーク中の野久保さんら出演者が製作発表を前に神社でおはらいをした。
ホラーアドベンチャーゲーム「トワイライトシンドローム」シリーズの最新作DS「トワイライトシンドローム 禁じられた都市伝説」が、スパイクより7月24日に発売するのに合わせ、「トワイライトシンドローム プロジェクト」が発動。その一環として、映画化が決定した(ゲームについてはこちらを参照)。
心霊ホラーとは一線を画すスピード感あふれる日本発のティーンホラームービーとして今回、同時に2作品が製作される。「トワイライトシンドローム デッドクルーズ」と「トワイライトシンドローム デッドゴーランド」と題された2作品は、「トワイライトシンドローム」と同じタイトルでありながら、ゲームとは異なる映像ならではの恐怖を表現するとのこと。「リアル鬼ごっこ」監督の柴田一成氏がプロデュースを担当し、古澤健氏と安里麻里氏が監督を務め、「トワイライトシンドローム デッドクルーズ」が8月2日から、「トワイライトシンドローム デッドゴーランド」が8月16日からシアターN渋谷ほか全国順次公開となる。
本日、その映画製作発表記者会見が新宿・熊野神社で催された。ホラー作品ということもあり、会見の前にまず関係者や出演者らがおはらいを済ませる。おはらいに立ち会ったのは、「トワイライトシンドローム デッドクルーズ」に出演する関めぐみさんと野久保直樹さん、「トワイライトシンドローム デッドゴーランド」に出演する荒井萌さんと星井七瀬さんの4人。
公開は8月と迫っているものの、いまだ撮影が終わっていないということもあり、会見では特に内容について触れることはなかったが、4人ともホラー作品へ対する真摯な取り組み方が感じられた。最近、おバカキャラが定着し、「羞恥心」としても活躍する野久保さんは、霊を連れてきてしまう体質とのことで、実に57人も後ろについて来ていたことがあると告白。現在はおはらいをしてもらい「すっきりしているので大丈夫です」と取材陣を驚かせると、負けじと(?)星井さんも霊感があって見ることがあると発言した。どうやら「時々、いじわるされることもある」とのこと。そんな中、13歳にして高校生の役を演じた荒井さんは、「(霊感とか)ないです」とさわやかに答え、場を“落とし”、笑いを誘っていた。
「トワイライトシンドローム デッドクルーズ」
舞台は海の上の船。楽しい船旅に6人の若者たちを襲った突然の恐怖! リセットするたびに違う死が訪れる……。
不条理な世界に投げ込まれ、崩れてゆく人間関係を「オトシモノ」(監督・共同脚本)、「ドッペルゲンガー」(共同脚本)の古澤健監督が描く。主人公・春香役に「アヒルと鴨のコインロッカー」、「ネガティブハッピー・チェーンソーエッヂ」などに出演する関めぐみさん。崩れてゆく人間関係の中で最後まで春香を支える吾郎役には、最近では「羞恥心」のメンバーとして活躍する野久保直樹さん。他にも第5回モナコ国際映画祭・最優秀女優賞の寺島咲さんらが出演する。
高校時代、優等生だった春香の計画で、6人は楽しい船旅に出発する。しかし、その船上で、いじめられっこの絵里が手に入れたのは、現実を変える悪夢のようなゲームだった。絵里は、何気ない悪戯心から、いじめっこだった優子を殺してしまう。リセットを押すとすべてが巻き戻るが、ゲームスタート時からはじまった異常な事態は消え去らない。殺されたことを恨みに思い、絵里をリンチする優子。春香と彼女に想いを寄せる吾郎はみんなでゲームをクリアすることを提案するが、優子に恨みのあった絵里はゲームを再びリセットし、復讐を始める。春香は絵里を止めようとするが、美知、一平、優子は殺されてしまう。吾郎はクリア条件を見つけ、春香に託して死ぬ。はたして春香は、ゲームをクリアできるのだろうか? クリアした先には、何が待っているのだろうか? |
「トワイライトシンドローム デッドゴーランド」
舞台は遊園地。ゲームイベントに招待された互いに知り合いではない若者たちが体験するゲームは死のシナリオだった。シナリオを進めてゆくうちに芽生える友情、突然訪れる死、そしてエンディングに待つのは……。
スピーディーに展開する死のシナリオを「独立少女愚連隊」(監督)、「地獄小僧」(監督)、「学校の階段」(アクション監督)の安里麻里監督が描く。主人公・メイ役にはドラマ、CM、モデルとしても活躍する荒井萌さんを抜擢。メイをいつも支えるチカコ役には星井七瀬さんが務める。他にも馬場徹さんや金井勇太さんらが出演する。
田舎町にある辺鄙な遊園地に集まった若者たち。社会学を専攻する大学生のショウ、お嬢様女子大生のコトミ、フリーターのケンタロウ、ニートのユキヒコ、ゲーム好きの高校生タイチ、ファッションにしか興味のない専門学校生のチカコ、対人恐怖症で引きこもりの女子高生メイ――の7人。互いのこともまったく知らない7人の共通の目的は、ホラーゲーム「トワイライトシンドローム」のイベントに参加する事。遊園地はそのイベント会場だった。そんな7人の前にピエロのマスクをした男が登場する。ピエロは開発中の新作ゲームの体験プレイを行うと案内するが、用意されたゲームとはコンピュータゲームではなく、知力・体力・精神力などが試される体験型のゲームだった。怪しく感じながらも、無人となった遊園地でゲームをはじめた7人に待ち受けていたのは、死という罰ゲーム。ゲームオーバーとなった者は即刻、残虐な方法で殺されてしまう。さらに遊園地の周囲は殺人トラップが仕掛けられ、脱出は不可能。閉ざされた空間で強制的に殺人ゲームは続行されてゆく。ピエロとは一体何者なのか? イベントの目的とは? 1人、また1人とゲームオーバーとなって殺されてゆく7人のなかで果たして生き残るのは誰なのか? |
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スパイクは「トワイライトシンドローム」シリーズ最新作としてニンテンドーDSの機能で操作するマルチエンディングホラーアドベンチャーを発売する。
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