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2008年06月23日 14時52分 更新

ハゲのマッチョが戦います――「ゴッド・オブ・ウォー 落日の悲愴曲 先行体験会」

6月20日、CAPCOM洋ゲー解放区スペシャル「ゴッド・オブ・ウォー 落日の悲愴曲 先行体験会」が催された。会場ではゲストを招いてのトークショウも実施。

とにかく「やべぇ」らしい

wk_080623gow01.jpg 本作の説明をする大原晋作プロデューサー(左)と対談相手のマスク・ド・UH氏(右)。本作のローカライズ作業には、3カ月の時間を要したと大原氏。時間差なく洋ゲーを発売できるようにしていきたいと豊富を述べた

 6月20日、渋谷ブルームホールにはPSP対応「ゴッド・オブ・ウォー 落日の悲愴曲」の日本発売を心待ちにしているファンのための先行体験会が催された。

 イベントには本作プロデューサーの大原晋作氏と謎の洋ゲー伝道師、マスク・ド・UH氏が登壇。イベント参加への感謝とともに、最新作の概要について説明した。大原氏によると、このシリーズを簡単に説明すると「ハゲのマッチョが戦うゲーム」とのこと。この大雑把な紹介に、UH氏も「ざっくりしすぎ」とつっこむものの、おおまかなところは当たっているのだとか。

 「ゴッド・オブ・ウォー 落日の悲愴曲」は、単なる移植版であったり、マルチプラットフォーム戦略の一端というわけではなく、PSPのみでの展開。PSPを熟知したSCEの技術があますところなく注がれている自信作になっていると大原氏。本作は、シリーズでは描かれなかった主人公の“クレイトス”が“アレス”の下で働くことになったきっかけが描かれる。クレイトスといえば、“悲しみ”や“慟哭”がついてまわるが、本作ではそれ以外の感情も見て取れると注目の発言もあった。

 PSPといえどもシリーズの世界観は崩すことなく、モンスターとの戦いではそのダイナミズムを表現できているし、マップを見るという概念をなくしていることで、カメラワーク演出を特化させたことが功を奏しているとのこと。特にカメラワークでは、ゲームが途切れてしまう感覚を排除することに成功させたことが大きいとUH氏。CSアタックはその極みで、カメラワークあってのかっこよさを実現しているのだそうだ。

wk_080623gow08.jpgwk_080623gow09.jpgwk_080623gow10.jpg 本作のイベントシーンは完全日本語吹き替えを行うと同時に、日本語字幕の表示が可能となった。英語でのクレイトスはどんな感じなのかも分かる

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 ここで、シリーズ作としては初となる2種類のテレビCMが全国放送に先駆けて公開された。内容は、元ハリウッドのアクション俳優がクレイトスの超絶アクションに驚愕するというもの。このナレーションを務めているのは、クレイトスの日本語音声を担当している声優の玄田哲章氏なのだが、玄田氏はアーノルド・シュワルツェネッガーの吹き替えを担当していることから“お願いして特別にやってもらえた”とのこと。大原氏も個人的にうれしかった夢のコラボレーションが実現したわけだ。


wk_080623gow03.jpg PSPの入ったバックルで登場したYOU THE ROCK★氏。「旧型のPSPなので、重いです」とのこと

 先行体験会の後半にはスペシャルゲストとしてアーティストのYOU THE ROCK★氏も加わり、トークショウが展開された。幼少の頃に「ATARI」のTシャツを探していたほどの洋ゲー好きなYOU THE ROCK★氏は、カプコンが面白い洋ゲーを移植するのがうまく、自身もエクストリーム系やストリートカルチャー系のゲームが好きなことから、こよなくカプコンのゲームにはお世話になっているとテンション高く挨拶。「グランド・セフト・オート」や「ゴッド・オブ・ウォー」のような作品をローカライズすることに対する苦労について大原氏にたずねた。

 大原氏は、「原作を尊重していますが、倫理的な問題などで苦労もありますね」と、CEROの承認について気を使っているとのこと。翻訳にしても、ニュアンスの違いでグッと意味合いが変わってくるので、あえて日本語で説明せずに元のままにすることもあると説明した。

 YOU THE ROCK★氏は矢継ぎ早に、「ゴッド・オブ・ウォー」シリーズの世界観を絶賛し、システムについてもマンネリにならない工夫を褒め称える。そこで以前から疑問に思っていたというクレイトスのタトゥーについて触れると、大原氏は「まだタトゥーがなぜあるのかはシリーズ通して触れられていないが、次回作あたりでは明かされるんじゃないか」と気になる発言が飛び出した。本作がいうなればナンバリングタイトルならば「0」に当たると大原氏。さらにタトゥーのことが語られるのであれば、時代はさらにさかのぼることになるのだろうか?

wk_080623gow04.jpg この次の瞬間、連打ミスで「YOU ARE DEAD」となる。会場がもっとも大爆笑に包まれた瞬間だった

 イベントのラストには先行体験会ということで、YOU THE ROCK★氏にもいち早く遊んでもらおうと、冒頭のチュートリアル部分をプレイしてもらうことになった。YOU THE ROCK★氏は「あまり遊んでいないから不安」ともらすとおり、序盤慌ててボタンの押し間違いなどや、連打に失敗しゲームオーバーになってしまうなどのハプニングもあったが、2回目は落ち着いて対処し、CSアタックも難なくこなし、ボスの“バジリスク”を倒してみせた。


wk_080623gow06.jpgwk_080623gow05.jpgwk_080623gow07.jpg 先行体験会参加者には、某ビッ○○マンシールのような「神戦士クレイトス」シールと、特製キーホルダーが配布された。また、会場ではドクターペッパーとスイートベルモットをシェイキングしたスペシャルカクテル「アテナの血」と、グレープフルーツにトニックウォーターを配合した「エオスの涙」がふるまわれた

「ゴッド・オブ・ウォー 落日の悲愴曲」
対応機種PSP
ジャンルアクション
発売予定日2008年7月10日
価格(税込)5240円

関連キーワード

PSP | カプコン | ローカライズ | 声優 | ハリウッド


(C)2008 Sony Computer Entertainment America Inc. God of War is a registered trademark of Sony Computer Entertainment America Inc. Developed by Ready At Dawn Studios, LLC.


[加藤亘,ITmedia]

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